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【高速読書】1冊30分で本を読む方法とは?
こんにちは、けんちゃんです!
皆さんは1冊の本を読むのに
どのくらいの時間を使っていますか?
本の分厚さにもよると思いますが
1冊の本を1週間もかけて読むことは
なんだか非効率な気がしますよね。
今回はその悩みを解決するために
「高速読書」について解説します。
参考文献はコチラです。
この本はこんな方にオススメです。
①本を読んでも内容を忘れてしまう方
②時間がなくて本が読めていない方
③面倒なトレーニングをしたくない方
一つでも当てはまった方は
ぜひこの本を読んでみてください。
1.はじめに
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/72163800/picture_pc_c453053424ecd28238fcbaef531bc6de.png?width=800)
今回ご紹介する「高速読書」は
従来の全く速読とは異なります。
従来の速読は早く読むことを目的にしているため
読んだ後、本の内容が記憶に残りません。
それでは意味がないですよね?
「高速読書」は脳科学に基づいています。
なので、読書後しっかり記憶に定着しているのです。
さらに、アウトプットを前提としているので
本の内容を即アクションに起こすこともできます。
何か問題を解決したいなら本を読みましょう。
大量に時間を確保できなくでも問題ありません。
時間がない中でも本が読める!
それが「高速読書」の最大メリットです。
2.「高速読書」の方法
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/72163879/picture_pc_3541c780ceec79d9b035b1cbb32477a4.png?width=800)
「高速読書」を簡単に言うと
1冊を30分で3回読む方法です。
これは脳科学における
分散効果を活用しています
読書時間を分散するほうが
脳に定着しやすいということです
しかも
3回とも読む場所を変えると
定着率はさらにUPします。
具体的な時間配分は
・1回目15分
・2回目10分
・3回目5分
となっています。
人間の集中力は15分が限界です。
一気には読まず、しっかり時間を空けましょう。
200ページ程度の本なら
1ページ5秒で読むペースですね。
「えーそんなの無理」
って思うかもしれません。
でも大丈夫です。安心してください。
この後紹介する方法を実践すれば
ちゃんと読み切ることができます。
2-1.本を読む前の準備を怠らない
読書は本を読む前から始まっています。
まず準備が必要です。
この段階を疎かにしてしまうと
せっかくの読書の効果が半減してしまいます。
まずは目的・願望・欲しいスキルを
ノートに書き記してください。
後述するアウトプットノートに書くと良いです。
常に目的意識を持って本を読みましょう。
これらが決まっていると
読むべき本が見えてきます。
本選びで迷うことがなくなるのです。
2-2.着席と同時に読書スタート
1回目の読書は15分です。
これ以上時間をかけて
だらだら読んではいけません。
そこで活用するのが
ロケットスタートリーディングです。
席に着いたら即タイマーを15分にセットして
時間内に本を読み切りましょう。
人間は時間制限があると脳が活性化します。
途中で集中力が途切れなくなるのです。
本の読む箇所に関してですが
目次・あとがき・イラスト・図表
これらは読まなくていいです。
なぜなら全部本の文中に書いてあるからです。
目的意識を持って読んでいれば
読むべき箇所が見えてきます。
それ以外の補足的な情報は
読み飛ばしても問題ないでしょう。
それでも15分で読み切る自信がない方のために
いくつかの速読テクニックをご紹介します。
①漢字だけリーディング
漢字には情報が多く含まれています。
逆にひらがなには情報が少ないです。
読むのは漢字中心で
ひらがなは補佐として読みましょう。
ただし
次の接続詞には注意が必要です。
・逆説接続詞(ところが、しかし、だが、けれども)
この接続詞が使われた後は
今までの内容と真逆の
説明をされることが多いです。
・理由接続詞(つまり、なぜなら、要するに)
これらの接続詞が使われた後は
著者が伝えたいことが要約されて
説明をされることが多いです。
これらが出てきたら
しっかりと内容を読みましょう。
②つまり読み
本を読んでいるとき
「つまり何?」
と言いながら読む方法です。
これによって
結論を述べている文章なのか
説明している文章なのか
読み分けることができます。
結論を述べているなら
時間をかけて読む価値があるでしょう。
説明だけならサッと読み飛ばしても
その後に支障はないと思います。
③ドッグイヤー
自分が重要だと思ったページや
目的に沿っている内容のページには
ドッグイヤーをつけましょう。
本の端っこを折るということです。
付箋でもよいのですが
劣化によって取れてしまう可能性があります。
ドッグイヤーが多い本ほど
自分にとって重要度の高い本です。
重要な本とそうでない本を
一目で分けることができるでしょう。
2-3.青ペンで感情を殴り書き
2回目の読書は10分です。
基本的にドッグイヤーを付けた
ページだけ読みましょう。
読むべき場所がわかっているので
非常に読みやすくなっています。
この時オススメのテクニックは
青ペン殴り書きリーディングです。
脳科学のエピソード記憶を
活用した方法になります。
本を読んだときに感じた感情を
そのまま殴り書きで書き込むのです。
人間は感情が表面化したとき
脳に記憶されやすいと言われています。
つまり、感情を殴り書きすることで
脳に記憶を定着されているのです。
青ペンである理由は、
青には思考力・分析を向上させる
効果を持っているからです。
2-4.アウトプットノートは簡潔に
3回目の読書は5分です。
ここまで読み込みたいと思える本は
10冊読んで3冊程度しかありません。
3回目はよっぽど必要と
思った本だけを読みましょう。
2回目で殴り書きした箇所を参照しながら
自分のアウトプットをイメージしてください。
ここで必要になるのがアウトプットノートです。
<アウトプットノートの書き方>
①目的を書く
→本を読む目的を明確にする
②署名とメモを書く
→いつどこで読んだのか残しておく
③本のエッセンスを20文字以内で箇条書き
→本が伝えたいことをまとめる
④行動プラン・具体的アクションを箇条書き
→本から得た知識で自分がどう行動するか書く
アウトプットノートは
自分の行動指針となるものです。
インプットしたらアウトプットする
これを習慣化しましょう。
アウトプットノートに
時間をかけてはいけません。
時間をかけていると書くのが面倒になり
習慣化せず、続かなくなります。
エッセンスの箇条書きは
10分程度で書くのがベストです。
決して感想文のような文章に
ならないように注意しましょう、
3.さいごに
今回は「高速読書」について解説しました。
<まとめ>
・高速読書とは
→1冊を30分で3回に分けて読む読書術
①準備
→アウトプットノートに読書の目的を記す
②1回目
→着座後、タイマーをセットし即読み始める
③2回目
→青ペンで感情を殴り書きする
④3回目
→アウトプットノートにエッセンスと行動を記す
今回の本でわかったことは
「誰もが1日1冊本を読むことが可能である」
ということです。
読書は人生を豊かにする行動の一つです。
読書習慣を身に着けることで
様々な知識を得ることができるでしょう。
しかし、現代社会は忙しい人ばかりです。
ゆっくり読書をする時間は簡単に作れません。
そんな時、「高速読書」であれば
たった30分の時間を確保すればよいのです。
隙間時間で読書をすることができます。
「高速読書」によって
本を読む人が増えることを願っています。
「読書術」や「本を読むメリット」の記事も書いております。
こちらも併せてぜひご覧ください。
読者の皆様、いつもありがとうございます😊
また次回の記事でお会いしましょう✨
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