「品薄商法」はそろそろ限界!?アサヒビール「生ジョッキ缶」はただのプロモーションツールでしかない!
なるほど、印象として差別化が難しい世界なのかな、と感じました。
先日アサヒビールさんから発売された「フタを開けると“あわ”がモコモコ出てきて、生ビールの味わいを楽しめる『生ジョッキ缶』」についての記事です。
もはや「あわ」でしか差別ポイントが生み出せないのでしょうか。
私は自宅でお酒を飲まないうえ、自身がビールを飲む場合に泡のことを考えたことがないため、ビジネスライクに考えてしまいました。
結果、ただの品薄商法なのだろうと考えが着地しました。
また、小売業の原則「お客様がほしい時にほしいだけほしい分だけ売り場にある」という概念は、時代に合わなくなってきた、という側面もあるのでしょう。(廃棄ロス問題含め)
今回のアサヒ『生ジョッキ缶』も前回の『ファミマのチキン』も、そもそも売り切れて話題にする「品薄商法」で販売計画を立てていたのではないでしょうか。
つまり、プロモーションの一貫です。
アサヒビールさんはこの後、「ドラフターズ」という貸出しのビールサーバーを販売する計画があり、本命はそれを売りたいと思われます。(サブスクサービス)
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飲食店では生ビールが飲めなくなった
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コンビニで居酒屋的なビールが販売されたが超絶人気で買えない
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早くても6月までコンビニでは販売されない(しかも数量限定)
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そこで5月に登場自宅用のサーバー「ドラフターズ」
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家で好きな時に好きなだけ飲んでください!(サブスクチャリン)
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という感じでしょうか。
もし、仮にですが、ビール大手会社で『生ジョッキ缶』を本気で売ろうとした際、過去の販売実績と未来を予測して「2日間で売り切れた」としたら、相当マーケティングが下手ですよね。(あり得ないと思います)
販売チャンスロスの責任問題が発生すると思いますが、実際の販売本数まで公表されていませんので、計画的な販売だったのでしょう。
と、考えるとプロモーションツールでしかないんでしょうね。
まぁ、結果的にお酒に興味がない私が情報をキャッチしたことを考えると、プロモーションが成功した、となるわけですが、笑
ただし、あらかじめ少量しか用意していないにも関わらず、「大好評で売り切れ」を演出し、あたかも「美味しいから売り切れた」という印象を与えようとする手法はいささか安易で稚拙な考えのため、そろそろ飽きられるのではないでしょうか。
▼まとめ
・4月6日にコンビニで発売したところ、売れに売れて、2日後に販売を一時休止
・スーパーなどでの販売は20日からで翌日に販売休止
・再発売は6月中旬以降で数量限定
・5月に貸出しビールサーバー「ドラフターズ」を販売
・ただのプロモーションツールでは?
「あわ」好きから「あわ」の美学を聞いてみたくなりました。
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