noteを続けるコツは 情熱温度に有り
1か月強ほど続いていた自粛要請の影響で滞っていた一部の仕事が、慌ただしく動き始めました。その為、今週頭から急に仕事が忙しくなり、このあたりは現場仕事の宿命だなと感じています。
最近は色んな意味で余裕が少なくなり、noteの文章作りも中途半端な感じなのですが、自分に適した投稿ペースについて考えてみたいと思います。
情熱の注ぎ過ぎには、反動有り
自分は凝り性の所があるので、一度ハマると情熱の注ぎ方が半端ありません。いわゆる100 or 0タイプ人間です。
学生時代にのめり込んだ、ビリヤードはその典型でした。
周りの友人界隈で(友人にも熱中タイプが多かった)流行っていた事もあり、最盛期は週末にもなると(木金土日)、毎日ビリヤード場通い。
しかも、土曜日の夜は朝まで入り浸るという徹底ぶり(週末だけ深夜営業しているお店があった)。
他にも、色々なビリヤード場を求めて、10店舗以上の場所で、友人たちと一緒に玉を突いたりしていました。
しかし、情熱を注いだから上達したのかというと、そうでも無いところが悲しい現実。せいぜい身に付いた技術と言えば、右手でも左手でも玉を自在に突けるようになったぐらいだと思います。
情熱と時間を注いだ割には、見返りは極めて小さく、結局友人も含めたビリヤードブームは1年足らずであっけなく終焉。
20年近く経った今でも、進んでビリヤードをやる気持ちは湧いてきません。
若き日の思い出話です。
ライター駆け出し時代の苦い経験
こちら副業ライター駆け出し時代のエピソードです。
ライティング業務を始めた頃の、悩みの一つに、自分に合った適切な仕事量という問題がありました。
副業なので、本業の傍ら、日曜日や平日の早朝といった空いた時間でライティング業務を行う訳です。しかし初心者なので、1本の仕事を完了させるまでの作業時間がうまくコントロールできません。
得意分野ならスラスラ書けても、馴染みの少ない分野や調査も必要とする分野はやはり、労力を要するのです。
どうしても文章内容によって、作業時間のバラつきが出ること、さらに本業が忙しい時には、精神的なストレスをより感じるようになりました。
最初は、社会に自分の作品を発表できる、そしてお金ももらえるという、前向きな姿勢で維持できていたモチベーションがゆっくりと低下していき、遂には文章を書く気持ちが完全に失せるところまで落ちてしまったのです。
うつ病までとはいきませんが、情熱の完全喪失です。自分でも知らないうちに、ハイペースで仕事をこなしたゆえの末路でした。
二ヶ月ぐらいは、創作意欲が全く湧かずの燃え尽き症候群でした。副業であったことや、抱えていた進行案件がなかったことも幸いして、今振り返ってみれば良い休息となり、良い経験になったことがプラス要因です。
今は仕事量(ライター業務)を極力絞り、細く長く活動しています。
「過ぎたるは猶及ばざるが如し」とは、『論語・先進』にある、孔子が二人の門人子張(師)と子夏(商)を比較して言った言葉に基づいています。
何事も程ほどが肝心で、やり過ぎることはやり足りないことと同じように良いこととは言えず、良いと言われることでも、やり過ぎは害になってしまうのです。
アウトプット温度は、人によって異なる
おそらくnoteを毎日投稿できる人は、情熱や努力で発生するアウトプット温度の調整が上手な人だと想像しています。
普段から熱くなり過ぎず、適温で物事に対処できる人ではないかと思ってます。
自分のような、穴蔵に閉じこもって根を詰めて作業するようなタイプは、瞬間最大温度は高くても、長続きはせず、すぐにガス欠、オーバーヒートを起こしやすいのです。
そもそも、肉体視点で考えてみても、暑がりの人もいれば、寒がりの人もいる。汗かきの人もいれば、冷え性の人もある訳です。
これを精神面にも当てはめてみれば、案外自分のタイプも客観的に判断できるのではないかと思っています。
人によって置かれている状況はもちろん違うので、正解は人によって異なる訳ですが、noteに関しては
・無理に毎日投稿しない
・文字量を増やし過ぎない(自分が疲れるから)
・文章に感情を詰め込み過ぎないようにする
などを自分は心掛けています。
noteを続けていく上で大事なことは、情熱の炎を絶やさぬことですね。
ここまでご愛読ありがとうございました。
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