菜の花と読書の初夏
散歩はなるべく午前中に行った方がいいらしい。日の光を浴びておくと夜もよく眠れるらしいし自然にふれることもストレスを減らすことには重要とのことだ。
日本にいると目的もなくただ歩くということはする気にならない。元から日本には散歩という概念はなかったらしいくヨーロッパから入って文化と聞いたことがある。ドイツ人はよく散歩する。ヘッセの小説にも散歩がよく出てきたのは印象的だった。
運動のためだけではなく、散歩をするのは精神にもいい影響を与えるという実感はある。
ブリヤートでも菜の花が咲くようだ。ドイツのアウトバーンからは広大な菜の花畑が見られたなあ。懐かしい。デンマークの方も今頃の時期に菜の花が咲く。
たんぽぽも菜の花も日本からシベリア、ドイツにもあるとは植物の広まり方は本当にすごい。
劇場は閉まっているが噴水は稼働している。この広場だけはヨーロッパの雰囲気を感じる。
5月初旬に満開だった桜にはたくさんの葉が茂っていた。
なんという種類なのだろう。やはり枝の生え方が違うから葉が散った後は全く桜に見えない。
街の中心のレーニン広場の前は芝生がきれいに生えていて、スプリンクラーが日中ずっとついている。
レーニン広場の周辺は一年中と言っていいほどいつも工事している。歩道がまた新しくなり、気も植えられていた。初めてきた2019年の2月と比べても街のインフラはかなり整備されてきている感じがする。
とは言えこのエリアばかりやたらきれいにしていて、もっとやばいところはたくさんあるのだが…。
読書しまくる
kindle Unlimitedという月額980円でかなりの本が読み放題になるサービスで、最近毎日数時間は本を読んでいる。
速読を使って「読む本か読まない本か」の選別をするような勢いでどんどんダウンロードして読んでみる。大したことがなければそのまま消し、良さそうな本ならもう一度読む。
良いと思ったことはEvanoteなどにその都度書き留めておくと内容が頭に残りやすい。
なにもしないでただ読むと「良い本だったなー」と思うものの、人に説明しようと思うと何も覚えていなかったりする。
「記憶に残らない程度の情報だから覚えていない」
ともいえるかもしれないが、ほとんど覚えていないものに時間を費やすのもばからしい。
コピペはせずにすぐに要約してメモに書いていくととても定着していくからおすすめだ。世界史関連の情報はドイツに行って特に必要な知識だと実感した。今の世界がどう成り立っているかに直接関係するから知らないとニュースがわからない。
自分のためにもおもしろかった本のようやくも書いていくつもりだ。先日の記事から2人もkindle Unlimitedに登録してくれたのはとてもうれしい。
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