【オーストラリア・ギリホリ日記】RSA(Responsible Service of Alcohol)合格奮闘記!
G'day mate!
ギリホリ中のトモです。
オーストラリアにはRSA(Responsible Service of Alcohol)というアルコールを提供するお店で働くにために必須な資格がります。私も取得しました!、が、少々長い道のりを歩まされました……。今回はそんな奮闘記です。
「簡単に取れるよ!」「1日で取得可能!」という噂と、職場の方の発言をもとにトモの脳内スーパーコンピュータが算出した結論は「車の免許の筆記試験レベル!」ということで、私はレッスン(専門の学校での授業)ではなく、自力でのオンライン取得を選択しました。
8時間で取得できると記載のあった、比較的安いこちら「Hospitality Institute of NSW」を選びました!
〜授業を受ける場合は通常$160からが主流のようですが、オンラインだと$120からになります。〜
〜なお、私はシドニーに居ますので、ニューサウスウェールズ州での資格になります。転居した際にはその州のRSAを新たに取得しなくてはなりません。〜
結果的には、オンラインにしたのは、正直「選択ミス」でした。。
私には難しすぎた!!
今思えば当たり前ですが、自分でテキスト読んで、自分で解くので英語力がいります。私は辞書で調べまくる…調べまくる…。英語力が足りませんでした🥺
テストは6段階ありまして、合格までのルールを纏めますと、
1段階ずつテストを受けて6段階全てに合格する必要があります。
1つの段階につき最大48問、平均20〜30問ずつの問題があります。
3段階目までは回答選択制ですが、4段階目は、長文、文章での回答が必要となります。 そして求められる正解率は100%となり、でなければ次に進めません。
6段階目が文章回答に加え、「バーで酔っ払いが帰らない!その時の対応。」などの課題を3つ、ビデオを撮影して送らなくてはいけません。この“一人コント”は幸い一発合格でしたが、ただでさえ恥ずかしい試験です。再試験にならなくて良かったです…。後半に、実際に準備したビデオ用のアンサーを載せますので参考にしてみてください!
私が選んだ「Hospitality Institute of NSW」は比較的安く、テストも各段階で3回のチャンスが設けられています。また、3回目を失敗しても次項目に進み、ビデオを送る段階まで完了できれば4回目をチャレンジすることができます。
〜私は1、2、3段階目を3回落ちています…。〜
追試も過去に間違った箇所だけになりますので、チャンスが多いのはありがたかったです。
ここで、実際にビデオで撮影し、使用した文章を載せます。
<課題>
あなたはBarの店員さんです。Barに入店する前のお客さんに18歳以上の証明ができる身分証明書の提示を求めるビデオを撮影してください。
<回答>
(店員)Welcome To Tomo’s Bar.
I heard that you are here to celebrate your 18th birthday.
Please show me some ID?
(客)Sure, Here you are.
(相手から身分証を受け取る動作をする)
Thank you for your ID.
Now, I am going to check and your friends too.
(「複数人の友人で来た設定です」ということを、ビデオ審査員に示す)
(店員)I received England passport, it’s OK.
Let’s see…hologram is ok.
(ホログラムの有無を手で上下に動かすジェスチャーをする)
Date of birth is 2000,ok
I check photo…ok! Thank you.
(身分証の写真と本人の顔があっているかの確認動作)
(店員)Next, Could you show me some ID?
Thank you. NSW driver’s license is ok.
Hologram is ok.
Date of birth is 7,Dec 2005. 18th birthday today OK! Let me check photo…ok.Thanks.
What would you like to drink?
一旦これで、区切り、
However, Bank card or student card not sure customer can’t inter the bar.
(最後に、銀行のキャッシュカードや学生証は、身分証明証として認められない事を付け足しました。)
この課題ではホログラムと身分証の写真の一致と、身分証の確認内容と、それらを自分が理解しているということを、分かりやすくアピールすることがポイントです。
18歳以上か、年齢の確認
適切な身分証明書を持ってきているかどうかの確認
身分証のホログラムと本人写真との一致を確認できる、というポイントを押さえればいいので、私は「当日(2005年12月5日生まれ)に18歳になったお客様」という設定で文言を入れました。参考にしていただけたら嬉しいです。
ビデオの再試験は無くすっごくホッとしました。
再試験における追加料金は無し!。ただし問い合わせたところ1週間の延長は$30かかりますので注意が必要です。
〜メールでの問い合わせに対しても翌日には返事が貰えました。迅速で丁寧な、優しい対応が嬉しかったです。〜
8時間……とありましたが、私は、丸っと1か月かかりました。
この期間内でテスト落ちまくりましたが、追加料金もなく済んだのは幸いでした。自力で合格しようとするには、英語が堪能な方(TOIEC600以上とか)でないとスムーズには行かないのではと思います。かなり引っかけ問題も多いので、注意しましょう。
〜ステイ先のオーストラリア人ですら間違える問題もありました。〜
「そんな(時間のかかる)人聞いたことないけど?」…
…職場で笑われました。オーストラリアに来たばかりの日本人もRSAをすぐ取っており、こんなにも時間がかかっているのは前代未聞かもしれないとしみじみ感じております。
でも、そんなこんなで、時間をかけた分だけ単語はとてもよく覚えました。身になったなと思います😂、あ〜伸び代しかない私の頭〜hahahaha
無事に合格した後は、合格書と申請書がデータで送られてきます✉️
申請書が送られてきたら3か月の間に、カードを取得しにService NSW(ニューサウスウェルズ州の公的な証明書類などを取扱うサービス。お役所みたいな所です。)に行きましょう!。そうすると有効期限5年間のカードを発行してもらえます!(追加で料金が掛かることはありません。登録料もテスト受講料に含まれてます。)
持ち物は身分証明書になりますが、オーストラリアにはPOI(Proof of Identity)という制度があります。このPOLに属する証明書は基本的に名前、生年月日、サイン、顔写真が載っている必要があります。身分証明書は各々がポイントを持っており(下記)、合計が100ポイント以上になる必要があります。なので、基本的に2つ以上の身分証明書が必要です。
パスポート(70p)
オーストラリアの運転免許証(40p)
学生証(25p)
オーストラリアの銀行残高証明書or銀行口座カード(25p)
クレジットカード(日本のでOK)(25p)
例えば私は、オーストラリアの運転免許証は発行中でまだ届いていないので、パスポートと、以前記事にさせていただきましたcommonwealthの銀行口座カードとクレジットカードの3つを提出しました。これで120pなのでOK!
その後はカード用の写真撮影をして終わりです!発行まで1か月かかるそうです🪪
苦労して取得したから思い入れのあるカードになりそうです。大事に活用しようと思います♩
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