子供がイジメられたら

子供がイジメられて苦しんでいたら、あなたはまず何をしますか?
1番重要で1番最初にすべきことは、その子の全てを受け入れてあげることです。
学校に行きたくないことも、朝起きたくないことも、お腹が痛いことも全て受け入れてあげるのです。ストレスから親に攻撃的に当たってくることもあるでしょう。それも受け入れてあげましょう。

少し対象を変えて考えてみます。
不良少年がいるとします、不良少年は何かしら反抗したり反発しますよね。
あなたならその反抗をどうやってしないようにしますか?

答えは簡単です。
全てを受け入れてあげるのです。
全てを受け入れられると、受け入れられているので反発のしようがないですよね。
反抗する要因がなくなるので。

全てを受け入れてもらえていることを感じられると、相手に対して安心感がうまれ、なんでも話せるようになります。

子供を『イジメ苦』から守るには子供が思っていることを全て話してもらえなければ救いづらくなります。

こちらの想像できっとこうだろうと対処しても、その行動が子供が思っていることと違った場合子供からの信頼度が下がってしまいます。お父さんは、お母さんは私のこと何にもわかっていないという結果を招きます。
そうなると子供は心を閉じてしまい、助けてくれるはずの親に反発してしまうのです。

それを防ぐためにも、全てを受け入れてあげ何でも話せる関係を築くことです。

そして、勝手に動こうとせずどうして欲しいのか子供にきくことが大切です。

うまく接してあげれない親は、子供が学校に行きたくないと行っても、親の一方的な考えを述べて行くか行かないかを勝手に決めてしまいます。

子供が求めているのは、『今』なのです。
子供は今を理解して欲しいのに、大人は先のことを述べます。
今日行かなかったら明日もっと行きにくくなるよと。
子供は今しか考えられないのです、子供はまだ左脳が発達していないので今しか考えられないのです。それをとやかく言ってもどうしようもないのです。
ではどうしたらよいのでしょうか?
学校に行きたくないなら、『とりあえず行かななくていいよ』と言ってあげればいいのです。
そして『落ち着いたらどうなったら学校に行けるか一緒に考えてみよ♪落ちつくまで好きなことしよう♪』と言ってあげればよいのです。
ここで重要なのは、永遠とアメをあげ続けてはワガママになるだけです。
アメを何度かあげているうちに子供が今ならやる気が少しあるタイミングがきます。
そのタイミングで学校にどうやったら行けそうか一緒に考えてみるのです。
他のことも同じです、『アメとムチ』とよくいいますが、ムチはいらないのです。
ムチではなく、アメをあげ続けてやる気がでたタイミングで一緒に伴走してあげればよいのです。

そのタイミングを見計らうのと伴走能力が親の力の見せ所です。

私は学校の先生も同じだと思います。
体罰が許されなくなった今、『アメとムチ』のムチを先生は失った感覚になっている人も多いでしょう。
でも、そもそもムチは必要ないのです。
『受け入れて、本人のやる気がある時に伴走してあげる』ということをしてあげればムチを使わずとも子供を動かすことができます。

それが学校では難しいのは、団体生活だから1人1人のタイミングには合わしてあげられない。受け入れてあげたくても、学校のルールや法律があるので教師という立ち場上受け入れられなかったりします。
なので、責任を先生のせいにするのも酷なのです。
個別に時間を充分にとることができればムチはいらないのです。
私は、先生に問題があるのではなく、もっと個別に時間をとれる学校作りが必要だと思います。

話が少しそれましたが、子供がイジメられて苦しんでいる時に絶対ムチを使わないでください。自分が苦しい時にさらにムチで叩かれることを想像してみてください。ムチは間違いです。
ムチではなく伴走してあげてください。
一度や二度で上手くいかなくても、伴走する気持ちがあれば親子で前に進んでいけます。

子育ては『アメとムチではなく、アメと伴走』


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