時代遅れの仕事の考え方
トモーロです。
今回は、「時代遅れの仕事の考え方」という話をしていきます。ちょっと今回は辛口のタイトルにしてしまいましたが、誰も否定するつもりは一切ありません。
ただ、そのような考え方で仕事を続けていると時代が進むにつれてあなたの価値が少しなくなってしまうかもしれないということはお伝えしたいと思います。
ぜひこの記事を読んでいる皆さんには、そうなってほしくないと思っているので少しでも参考になればと思います。
それではいきましょう!
【あなたが思う仕事とは】
まず、初めにあなたは仕事という言葉に関してどのような印象をお持ちでしょうか?
上司に言われたことに対して、「はい、〇〇までに終わらせます。」と言って詰まってしまったときには「ここどうすればいいですか?」と聞いてまた上司からの指示で動く。
それを確実にこなしていく。そして、「仕事ができる人」というのは、これらのことを正確にスピードを持って取り組んでいる人だと思い込んでいないでしょうか?
それは違います。本当に生産的かつ効率的に仕事ができるという人には、共通の手法があるんです。
そのことを説明する前に、皆さんに知っておいて欲しいことがあります。それは、あなたが仕事をやる上で「悩むことが多い」か「考えることが多い」かということです。
悩むとは、答えが出ないという前提のもと考えるフリをしている状態。考えるとは、答えが出るということを前提に、建設的に考えを組み立てることを指します。
さあ、どちらでしょうか?悩んでるなと思った人も正直いると思います。共通の手法というのは、実はこの考えるときの考え方に共通するものがあるんです。
【創造か優秀か】
共通の手法とは、いったい何なのか。一言で言うと、それは「何を問題とするかを決める力」です。
例えば、私たちは学校で勉強を習い、テストの日には配られた問題を当たり前のように解いて0〜100点までのスコアで判断されると言ったような仕組みです。
しかし、私達が力を入れるのは与えられた問題を間違えずにといて100点を目指すのではなく、そもそも何を問題として取り組めば良いのかを決めるのです。
そして、考えていく上で大切なのが「常識を捨てる」ということです。常識を捨てて考えることができない限り、これまでの手法から抜け出すことはできません。
これまでに求められてきた、評価の高かった人材というのは与えられた仕事を抜けもれなく確実にこなす優秀な人でした。
しかし、これからの時代においては常識に縛られることなく、創造力を発揮していく天才な人なのです。実は、この常識を捨てることができない状況が大企業でイノベーションが起きにくい原因の一つでもあります。
【会社の売上にどう貢献するか】
ここでまた一つ例を紹介します。
増収のために自社で製造しているビールの売上を伸ばしたいというとき、どのように考えるでしょうか?
まず一般的には、感や瓶のデザインをお酒をたくさん飲む若者にターゲットを絞ったようなものにするや広告やCMなどを使って宣伝していくと言ったような手法を取ると思います。
常識を捨てることができれば、「そもそもビールの売上市場が伸びているのか落ちてきているのか」、「同じコストでも缶チューハイ部門で勝負した方が結果が出やすいのか」、「年齢的にお酒を飲む世代はどこが多いのか」などです。
これら二つの考え方を見てあなたはどう思いましたか。一般的な考え方の方が形になりやすく、上司からの評価も良くなると思います。
常識を捨てた人の考え方では、何を問題とし、どのように仮説を立てるかを考えるので時間がかかるが生み出した結果は本質を捉えています。
あらゆる問題を解決するには、1つの方法、1つの見方で取り組もうとしてはいけません。そして、100%を最初から狙うのではなく、60%の完成度で見直しと検証を繰り返していくことが大切です。
いかがだったでしょうか。この記事で皆さんのヒントになれば幸いです。
では、また✋
ここまで読んでいただいてありがとうございます。この「トモーロの部屋」noteでは皆さんの学びのきっかけになるような記事、そして仕事に役立つような記事を中心に書いています。
もし、気に入っていただけたのであればスキ、コメント、フォローよろしくお願いいたします。それではまた次回お会いしましょう!
この記事が参加している募集
もし読んで面白いと思っていただけたらサポートしていただけると嬉しいです。 サポートしていただいたお金につきましては、質の高いアウトプットのために本の購入や費用に使い、よりよい情報発信をしたいと思います。