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読書の本質を真正面に捉えた本 書評『人生を変える読書』

 こんにちは!トモタメです。
今回は『人生を変える読書』を紹介します。

堀内さんは、現在は多摩大学の教授をされているのですが、過去の経歴にも圧倒されました。日本興業銀行(現みずほ銀行)、ゴールドマンサックス証券、森ビルインベストメントマネジメント社長、森ビル取締役専務執行役員兼最高財務責任者、アクアイグニス取締役会長を歴任。

最近の著書で有名なのは世界のリーダーが読んでいる本200冊を書評にした『読書大全』です。

その著者が、読書の本質を真正面に捉えた本を書いています。
この本をこの「真正面」と表現したのは、速読や読書術、成果を上げる、年収が上がるといった分かりやすいメリットに逃げず、自分との対話にフォーカスした内容に思えたからです。

著者の文章を読みながら、「自分は何に興味を持っているのか?」「人生で何を大事にしているのか?」など一生懸命に考え、自分と対話をすることにで人生を変えるきっかけを与えてくれる。

これが読書の本質だと感じました。

人間本来持っている好奇心に寄り添って、興味あることを好きなように読むこと。そして興味持ったものでさらに分からないことの解像度があがり、さらに他の分野の本を読む。これが本来あるべき読書なのかなと思いました。

この本を読んで自分の読書の捉え方を考え直すことができました。
今後もっと自分の興味や関心を広げて読書の旅をしながら、自分と向き合っていこうと思います。

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