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書評『世界一やさしい「才能」の見つけ方』

 こんにちは!トモタメです。
今回は『世界一やさしい「才能」の見つけ方』を紹介します。

この本を書かれた八木さんは『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』で30万部を突破したベストセラー作家です。

八木さんの凄いところは、自己分析する際の言語化が具体的であることです。人が無意識になっているところを言語化して、自分で気付くようになるきっかけづくりをしてくれます。

そんな八木さんが書かれたこの本のテーマは「才能」です。この本を読むと、才能は特別な人しか持っていないものという思い込みが払しょくされ、自分の才能を認められて前向きになれます。

特に印象に残っているのは、他の人が出来なくてイラっとしているところが才能になるということです。どういうことなのか?

それはイラっとする正体が「他人も当たり前にできると思いこんで、同じような成果を期待するも、期待値よりも成果が低い」という点にあります。

自分が当たり前にできていることが、他人にとって当たり前では無いことが少なくありません。

例えば私も月に読書を7から10冊くらいするのは社会人では当たり前だと思っておりますが、世間一般から見たら上位数パーセントしかいません。逆に初対面では何も話せないので、普通に会話している人が凄いなと思ってしまいます。

だから私にとって本を読むことや、読解の才能があるということができます。自分の才能を見出すところが他人に苛立ちを覚えるところをきっかけにするところは、目から鱗でした。苛立ちをポジティブに捉えることができると思います。

今の自分に才能が無いと落ち込んでいる人や、転職活動などでどの会社に就職したらいいか悩んでいる人は、この本を読めば自分の「才能」に気づき、何かきっかけを作れるかもしれません。

私も自分のまだ無意識下にある才能に今後気付けることを信じて、日々を過ごしていきたいなと思います。


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