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書評『最強の食事術』

 こんにちは!トモタメです。
今回は『最強の食事術』という本を紹介します。

この本の著者は満尾 正さん。
ハーバード大学で代謝栄養研究室の研究員に所属されていたご経験から、最新の医療データに基づいた食事療法をお伝えするために、ご自身でアンチエイジング専門の「満尾クリニック」を開設していらっしゃいます。

そんな方が書かれたこの本では、今の日本人の食事で不足しがちな栄養素3つにしぼり解説しています。

それが、「ビタミンD」「亜鉛」「マグネシウム」です。

もちろん人の体が機能するには、前提としてバランス良く栄養を摂取することが必要不可欠です。ただ、今挙げた3つの栄養素は特に現代の日本人が意識して摂取しないと、不足しがちになっているとのことです。

ちなみに各々の栄養素の役割を簡単に解説すると、
ビタミンD・・・免疫力アップ、骨を強くする作用
亜鉛・・・体を酸化から守る錆止めの働きや有害金属を排泄する働き。
マグネシウム・・・筋肉の収縮を防ぐ。つまり足がつるといった痙攣を防ぐ

ここで、疑問に思うのが、なぜこれらの栄養素が現代の日本人に不足しているのか?という点です。

ここからは私の考察になるのですが、一番大きな原因は体に「異物を入れる量」が多くなったからだと思います。

異物というのは、食品添加物や水銀などの金属のことを指します。
それらが体中に体積して、それを排泄するために、体のビタミンやミネラルが失われてるからだと考えられます。

今やお惣菜やソーセージなどの加工食品など、様々なところで食品添加物は使われています。また、環境汚染も進んでいることから、海中のダイオキシンの濃度は日本近海はかなり高いです。過去に血中のダイオキシン濃度が高いことが原因で、カネミ油症が発症したという事例もあります。

だから、仮にお惣菜などでバランス良く食べていたとしても、栄養素を満たす状態にするのは難しいです。

現代に日本人にとっては、サプリメントで摂取するのも1つの対策だと思います。

自分の健康は10年前倒しで意識して取り組むことが大切です。
今の健康を見直すためにも、ぜひ一度この本をよんでほしいと思います。

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