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旅の素晴らしさについて考えていた。
天気予報が、全国的に今季一番の冷え込みだと伝えていた午前。
窓に濃い青空が広がっていた。
リビングの陽だまりのソファは暖かで気持ち良く、原田マハの短編集を読み返しながら旅の素晴らしさについて考えていた。
僕は旅先では、その場所での日常の営みを傍観している感じがずっと続く。
豊かさや貧困、寒さ暑さも、せわしなく行き交う都市の人々も、僕にそう映るだけでそこに生きる人たちが感じていることとは違うんだろうなという感覚。
文化や価値観は、個々の人の中にある一方地域にも根付く。
旅の体験は、僕の人生の選択に少なからず関係してきた。
それは、親の言うことには素直になれないのに、信頼している他人を信じてしまうのと似ている感じがする。
旅に出かけ難い時期がもう2年。ふらりと出かけるという感じになるにはもう暫くかかりそうだ。
「経済を回す」のは重要だけど、大袈裟に言えば旅という人間活動も再開させないとね。
そんなことを考えていたら寝落ちしていた。
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