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「カフェ・ソサエティ」

生まれ育ったニューヨークでの平凡な生活から脱出しようと、映画界のエージェントとして成功している叔父を頼ってハリウッドへ行った青年ボビー。
叔父の事務所で働き出し、ヴォニーとの恋愛も叶い交際は順調に進んだ。

見栄と虚構に生きる映画スターら。ボビーは、業界から離れてヴォニーとニューヨークでの静かな結婚生活を希望するようになる。
ところが、ボビーのニューヨーク行きの誘いに対してヴォニーは、妻のいるボビーのよく知る男性を愛し続けていることを告白する。

時は流れ、ボビーはニューヨークで妻と子を得、政財界の大物が贔屓にする高級レストラン支配人の地位に就いていた。ヴォニーは不倫相手だった男性との結婚を果たしてハリウッ社交界に暮らしていた。

そしてある日ボビーの店にヴォニーが夫婦で訪れた。

二人の再会から物語は動き出し…。
そして最高のラストシーンへ。

1930年代のニューヨーク、ハリウッドといってもピンと来ないけど、映画スターたちとエージェント、ニューヨークの裏社会。全編を通じたジャズ音楽、さらにテンポ、場面転換、ナレーションによって独特の世界感に浸ることになる90分。
大人の恋愛映画、いいね。

↑「片思いは結核よりも多くの人を”殺す”」だって。
監督、脚本のウディ・アレンはこのとき80歳。
2016年公開アメリカ
#読書 #旅行 #ワイン #世界史 #エッセイ #サッカー #映画 #カフェ・ソサエティ

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