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記憶違いでアイルランドは青空だった

曇天の寒空を見上げて、12年前の2月のアイルランドを思い出した。
ところが男二人で出かけた当時の写真を見返したら青空。
記憶なんていい加減なものだ。

マンチェスターから飛んだ1泊だけの小旅行。
目的は「必ずダブリンに連れていく」という連れとの約束。
約束の背景を書くと長くなるので省くけど、とくに行きたい場所もないし下調べもしなかった。スマホやネットも今のように便利ではなかった。
午前中に着いて、僕たちはなんとなく列車に乗り目当てのない郊外の小さな駅で降りて、その村を数時間ふらついてからダブリンの街に戻った。
旨いギネスビールを飲んだこと、のちに好きになった映画のなかで歩いた街角が映っていたのが嬉しくなったことぐらいかな。

写真を見たら、降り立った小さな駅はKildareというところで、やはりとくに観光地でもない場所だと改めて知った。

アイルランドには頭にキル(KillまたはKil)が付く地名がやけに多い。ダブリンの南西にあるキルケニーなどはビールのほうが有名だけどね。

#読書 #旅行 #ワイン #世界史 #エッセイ #サッカー #映画

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