「551蓬莱の豚まん」をいただいた

お土産に「551蓬莱の豚まん」をいただいた。
送ってくれた親戚は関西に縁はない。美味しいという理由で取り寄せてくれた。
初めて自宅で蒸かして食したのだけど、久しぶりの嬉しい味だった。

学生時代、毎年冬になると長野県のスキー場の宿に住み込みで働いていた。
関西からのお客さんが多く、宿の奥さんは大阪の人。いつも２、３人いる手伝い学生も僕以外は関西の人だった。
たぶん厨房で片付けをしていた時とかの雑談だった。
そもそも「豚まん」にピンと来ない関東育ちだった僕は「あー、肉まんね。でもあんまんのほうが好きだな」なんて言ったのかもしれない。
で、いつものように、お上品東京弁を小ばかにしたような会話を盛り上げられ…。
ノリの良い関西学生のＡさんが一番大きな声を出したのが「551知らんの？嘘やろ!!」っていう言葉だった。
それと、その流れで「あるとき～、ないとき～」のCMは関西の人なら「絶対に知っている」と言われ、絶対、は言い過ぎだろ、と思いつつ、僕だって（カステラ一番、電話は二番…）の文明堂のカステラを知らない日本人なんかいないと言うだろうな、と思った記憶がある。

そんなことを思いながら、スマホのネットで調べてみたら、あれれ？
僕がスキー場で働いていた86～88年頃はまだ「あるとき～、ないとき～」のCMは始まっていなかったようなのだ。
記憶なんていい加減だな。
真偽は定かではないけどね。

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