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週15時間からの複業術

おはようございます。ウェビナーのネットワーキングを最大化するwebサービスコネルバを開発しているせきともです。

昨日、採択されたインキュベーションプログラム「Startup Studio」運営のCrewwさんに誘われ、下記のイベントにパネラーとして登壇させて頂きました🙋

タイトルは、「新規事業スキルを本業の外で磨くワケ!」
イベントの中で出てきた面白かった話と、お話している中でひしひしと感じた複業(パラレルワーキング)の重要性をまとめさせて頂きます。

下記に当てはまる方、少しでもご参考になりますと幸いです!😎

・事業会社で新規事業の立ち上げ/推進を担当されている方
・事業会社で新規事業部門の立ち上げをされている方
・複業や起業等を含め、自分で事業を立ち上げたい方

自己紹介とコネルバを立ち上げた理由

イベントは自己紹介から。
各々、登壇者が本業サマリを中心に自己紹介。僕はマーケティング領域の話と、コミュニケーションに従事している旨をお伝えさせて頂きました。
(詳細は下記ご覧ください💑)

今回ご一緒させて頂いたCareer toの町田さんやGiver Giverの山口さんのお話も面白かった。町田さんはメーカー系重厚長大企業勤務ということで、広告代理店勤務の僕とかなり境遇は似ていて、その後も共感フェスティバルでしたし、笑、山口さんはベンチャー出身、お子さんのいらっしゃる中でプロジェクトを推進しているだけでなく本イベントにも登壇されていて、ものすごいパワーを感じました、、
お二方含め僕らはStudioに採択されているメンバーですが、改めて本インキュベーションプログラムの質の高さを感じました。僕も頑張らねば・・・と気が引き締まりました🤓

そして、その流れで本業の外で事業を立ち上げた理由へ。大きくは3つお話させて頂きました。

❶Studio応募前から本業外で週末アイデアをぶつける友達がいて、コロナ禍で実現したいアイデアを持っていたから。
❷StudioにFacebook広告で出会い、タイミングが良かったから。
❸本業の外、ないし知人村の外で事業を創ってみたかったから。

他の方も全員挙げていましたが、広告経由で参加なさっていたとのことで、こういったプログラムは広告がかなり効くんだな・・・と実感。
そして、やはり起業や事業立ち上げはタイミングがめっちゃ重要だと再認識しました。

せきともの動機については、詳しくは下記記事をご参照ください🐱

本業の外で新規事業を創るメリットと面白さ

そして、本題へ。本業の外で事業を創るメリットとして、下記を挙げました。(そのあと面白さ・難しさのテーマがあったのですが、ほぼ同じことを話したためまとめます🌝)

❶負うべき責任が弱い
町田さんも仰っていましたが、リスクが無い状態で新規事業の立ち上げが出来るのは本当に大きい。責任無く自分の意思決定でどんどん前に進めるのは、大企業では味わえない刺激的な経験です。
とはいえ、逆説的に「責任も取らずに起業なんてできるわけがない」という論調も丁度バズっていて、気持ちは大変良くわかりますが、イマドキではないなぁ、と思ったりします。働きながら、個人として商いをするのは、確実にこれからのトレンドになっていくはずです。
その中に、起業するという選択肢が無いのはあまりにももったいないです。
また、僕は昨年結婚したばかりのいわゆる「新婚さん」(祝って!!w)というリスクを取れない人でも事業立ち上げが出来るのは大きいです。

❷スピード感がある
これは大企業にいたことがないとわからないかもしれませんが(というか大企業で新規事業を立ち上げたことがある方はよくよく感じることかもしれませんが)、大企業にはものすごいステップの承認が伴います。
それは大企業にとってリスクを取れないという意味でも必然ですが、副次的にスピードが圧倒的に落ちるのが現実です。(楽天さんのような例はある種かなりレアだと思います。)
そのスピードを、自分自身で決め、日々(時々)進めることができる環境は、得難いものがあります。

❸自己専門外の人からの刺激
これはメーカーや接客、不動産など専門ジャンルのある方だと特にそう思われるかもしれませんが、自社内にいない人財と話せる、一緒に仕事が出来るという貴重な経験ができます。
僕の場合も広告代理店は多様性に溢れているようで、やはりある程度人種として固まっている部分があります
コネルバチームでは、僕の他に大手でエンジニアとして働きながらベンチャー支援もしているきださん、ベンチャーで前のめりに成長しまくる杉浦さんというお二方がいます。こういった方々と仕事が出来るのは、平たい言い方ですがとても面白いです。

本業の外で新規事業を創るデメリット

一方、デメリットは?と聞かれると、こちらもかなりあるにはあります。

❶本業との両立の難しさ
時間的コストが最大限掛けられないのが歯がゆいところです。僕としては本業の会社や仕事がとても楽しいので、どっちもやめられない!やめたくない!というところがあり、なんとかしてどちらも全力投球で続けているところです。
そもそも副業規定が厳しくて出来ない!という人もいると思いますが、僕でいうとStudioは副業ではなく趣味の延長という分類をしています。(特に現段階で金銭も発生していないです)
趣味の延長でスモールに開発を進め、一気に花を開かせるというやり方でも、新規事業は作れると信じています。

❷コストが掛けられない
個人を主体にしてプロジェクトを推進しているので、基本的にはゼロ円スタートアップです。コストを掛けられないことで、本業としてやる時に比べて出来ることの幅は狭くなります。
でも、僕らコネルバでいうと、開発にかかる最低限の費用だけが支出になるので、案外これはデメリットではないかもしれないと感じています。
Creww永野さんが言っていた、新規事業を立ち上げる一番の金銭的コストは人件費になるという話は本当にその通りで、デメリットには書いたものの、案外メリットになるのかもしれません。

❸メンバーモチベートの難しさ
本業であれば、「給与」「ボーナス」といった目に見える形でモチベーションアップを担保することができますが、本業の外だとそうもいきません。
Studioの場合は事業売却というゴールを目指しているのですが、それは確約されたものではない(というか確度低い)ので、どちらかというと金銭ではないところでメンバーを鼓舞する必要があります。
僕自身、ファウンダーとしてコネルバが目指すべき場所を明確にしておいたり、せきとも支えてあげたい・・!と少しでも思ってもらえるように頑張ります🙇

❹投資されづらい
これはメリットのところに書いたようにスタートアップ村では大企業に勤務しつつ・・・というのがまかり通りづらいのと、
他の登壇者お二方から「会社」として存在せずにチームとして進めるため、信頼感に欠けるというお話が出ていました。
これは僕自身も感じたことで、人集め等も含めて裸一貫で信頼を獲得するのはものすごく難しいと思っています。
とはいえ、このインターネット社会においてはプラットフォームを活用することで信頼をある程度獲得できるのも事実(たとえばbosyutomoshibiのような。)
あと、Giver Giver山口さんは実際に商品も売っていてビジネスが成立しています。(これはほんとにすごいです尊敬。。。!)

本業での新規事業と、本業の外での新規事業の違い

その後、本業と本業外でどう違うの?という問い。
これは僕自身結構線引きがありました。

というのも、本業での新規事業は「現業と全く関連しない、本当に面白い社会課題ドリブンなアイデアを!」などと標榜している割に、シナジー効果を求める採択基準を設けているところが多く、ある程度アイデアにスクリーニングが欠けられてしまうからです。
このシナジーを生み出すためには、やはり現業のストロングポイントやウィークポイントを見極め、また経営層を説得できる理屈をこねて進めなければなりません。

その点、本業の外で新規事業を立ち上げる場合は個人の意思の思うままです。
もちろんファウンダーの強みや想いによるところがあるのは事実。僕の場合は、「多様性ある社会において、適切な人に、適切な情報を届ける」というマッチング的なビジョンを持って広告代理店に入っているので、コネルバでも同じようなサービスを考えています。(ウェビナーで出会うべき人と人が結ばれ、結果ビジネスが始まる)
ただ、それも僕が本業の外でやっているからこそ出来ている内容。シナジーやしがらみを一切気にすること無く出来るのが、外で事業を立ち上げる醍醐味です。

週15時間からの複業術

イベントとしては、その後ラップアップ、ネットワーキングと続いてお開きとなりましたが、
最後にせきともとしての今回のイベントのまとめを。

新規事業は、やるかやらないか。

自分の想いを形にしたい。
新鮮な経験で成長したい。
もっと刺激が欲しい。
そう思えるなら、「やる」一択です。

もちろん本業でそれらがクリアできていて、楽しい、忙しい、それならそちらを優先した方がいいと思います。

大事なのは、自分がやりたいことを悔いなくやること、そのための手段として本業外というフィールドに興味があるならば、複業としてボールをけり始めれば、勝手に転がっていくものです。

だいたい今せきともがかけている時間は週15時間くらい。繁忙期や閑散期はあれど、アベレージでこのくらいの時間をかければ、ノーリスクで人生を2倍楽しめます

そして、そのサポートを、Crewwさんがしてくれます。(ステマw)

来年以降も続くであろう?Studioや、アクセラとしてのCrewwさんにもこうご期待ですね!!!

コネルバの意義を感じたイベント登壇

これで最後にしますが、コネルバという、ウェビナーでのネットワーキングを最大化するサービスは絶対に必要と感じたのが昨日のイベントでもありました。

というのも、主催者側でネットワーキングタイムを設けていても、どうしても喋る人は固定されてしまうという課題を感じたからです。
ネットワーキングタイムまで残っている人は、少しでも興味があり、関与の高い人達なのに、それを救えていないのは多大なる機会損失です。


コネルバは、ウェビナーからビジネスが始まる後押しをします。

少しでも面白そう!と思っていただけたら、下記よりお気軽にご連絡ください!😎

そして、フォロー、スキ、もよろしくお願いします♥

では!明日から4連休、本日の本業も全力で頑張っていきましょう(^^)/

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