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気が散る子の片付けが楽しくなるマグネット式チェックリスト

支援員のともです。

気が散るタイプの子の
学校での月曜の朝の様子についてです。

月曜の朝

荷物が多い月曜の朝は、荷物がたくさんあり
いつも以上に片づけるのが大変です。

連絡帳・宿題の提出だけでなく
給食袋や歯磨きセット、赤白帽子
上履き袋、荷物を入れてきたバッグなど
たくさんの荷物があります。

片付かない理由

ランドセルを開けたまま
中のものが出し終わる前に
目についたものに気を取られてしまいます。

例えば、友達が気になり
話に夢中になる。

そのため、手元を見ずに片付けるので
机のまわりや床に教科書やノートや
荷物が散乱しています。

目についたものから片付けるので
物が散乱していることにも
気づきません。

また、どれから片付ければいいか
順番を決めることもできません。

気が散る子の片付けの大変さ

そこで上履き袋、歯ブラシセット、宿題、
連絡帳など
1つずつ物を渡して、片付けるように
しました。

ランドセルの中身を全部、机の中にしまうよ。
できたら
次は、ランドセルをロッカーにしまうよ。

でも、すぐ自分の席に戻ることができません。
もう一度、友達のところに寄り道してしまったり
気になる物があると行ってしまいます。

「しまったらまっすぐ戻ってね」と声をかけ
1つ片付けるごとに次の指示を出していきました。

この繰り返しで、時間がかかってしまい
毎日同じことを言うのは疲れるし
お互いにストレスになります。

そこで、もっとシンプルで効果的で
わかりやすいものはないかと考え
「マグネット式チェックリスト」を作りました。

マグネット式チェックリストとは

・何をするのか、どの順番で片付けるか見てわかる。
・マグネットを裏返すことで、あといくつで片付くか
 がパッと見てわかる。
・マグネットを裏返すことで、楽しく達成感も得られる
・1つずつ指示しなくても片付けができる
ものです。

月曜セットの片付けリスト

作り方と材料

材料
・ホワイトボード(A4サイズ)
・マグネットテープ(片面粘着タイプ)
2つは100均のもの
・テプラ
・ハサミ

作り方
①テプラで片付けるものを1つずつ
ラベルにします。

②テプラのラベルをマグネットに貼り
ハサミで切ります。

③マグネットを
ホワイトボードに貼り完成。

マグネット式チェックリストの使い方

①片付ける順番にマグネットを貼り
子どもに見せます。

②子供に片付ける順番に上から並んでいること
・全部片付くまで、友達と話をしない
・1つ片付いたらすぐ席に戻ること
・1つ片付いたらマグネットを裏返すことを伝えます。

③1つマグネットを裏返したら、子どもに
「次は何をするか」確認します。

使い方を覚えるまでは近くで見守り
声かけをします。

片付けたらマグネットを裏返します

チェックリストの効果

  • 机に置いておけば一人で片付けることができる

  • 片付いたらマグネットを裏返すので、楽しくできる

  • パッと見てわかるので「あといくつで片付けが終わるのか」がわかるため効率よく片付けができます。

「見なくてもできる!」「もういらない!」と
リストを見なくても片付けができるようになった子も
います。

家での使い方
帰ったらやることリスト、持ち物リストなどにも
使えます。

息子の小学校のときのやることリスト


慣れてきたら、子どもに「やりやすい順番」に
マグネットを貼らせると手順を考える練習にもなります。

100均などのどこでも安く手に入る材料で
簡単に作ることができます。

気が散る子だけでなく、忘れ物が多い子にもおすすめです。
もしよかったら参考にしてみてください。



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