優しさは巡る

今日は可燃ゴミの日。

お掃除とゴミ出しのためにマンションに管理人さんがきてくださる日。

撮影の為、大量の荷物をわっせわっせと運んでいたら、エレベーターからタクシーに荷物をのせるのを管理人さんが手伝ってくださった。

管理人さんにとっては範疇外のお仕事だと思う。

ふと、有り難くてとても助かったので、チップを渡したくなった。

日本では、ホスピタリティの範疇をあまり明らかにしていないような風潮があるけれど、実はサービスにはきちんとサービス料や、それなりの単価設定で、実は消費者は支払っているということを心に留めるべきなのでは?と思っている。

例えば私は、ファストフードやコンビニの店員の方に、ちょっと気になるなぐらいのことでは指摘をしなかったとしても、レストランや、ホテルでサービス料が含まれているであろう場所ではきちんと気になったことは指摘しています。

何が言いたいかというと、私は母に「人に優しくしなさい。そうしたら自分の子供が優しくしてもらえるから。」と子供のころから言われてきました。

これは大人になってからなかなか深い話だと感じていて、つまり優しくした人から直接優しさを返してもらうことは期待せず、優しくした人が今日の私のように優しさを分けてもらって、また誰かに優しくすることができたら、巡り巡って自分の親切が、子供の代くらいで返っているはずだ。というもの。

これは、母が子供の頃に祖母から言われてきたことなのだそう。

優しさは巡るので、優しさを持つことでもう少しだけ豊かに生きていけるのであれば、少しだけ良い世の中にならないかしら。と思う。

チップによって見せかけの優しさも増えるかもしれないけれど、チップを渡す方も優しさを持って接したらもっとスムーズな世の中にならないかしら。

お金のためにした親切でなければ、受け取る側がいらないよ。と言えたらそれでいいしね。

きちんと気持ちを持って動いた人が報われる世の中になって欲しい。

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