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コンフォートゾーンを抜け出す、2024

1人暮らしをしたい、親離れせねば、自立せねば、と思いはじめ、早数年。

先月、ようやく、ようやく実現した。
こんなに長年渋っていたことが、やっと実現したのだから、とんでもなく理想の部屋に出会ったのかといえば、そういうことでもない。

キッチンやお風呂の浴槽が狭めだったり、追い焚き機能がついていなかったり、クローゼットの中に災害用の自家発電機が備えつけられている分、無駄にスペースを食っていたり、その気になれば、不満は挙げられる。

もちろん、いいところもある。
築浅、家から最寄駅までは徒歩3分、最寄駅から職場の駅までは電車で9分、徒歩圏内にスーパー銭湯がある、など。

会社からの補助は一切ないため、自分の給料でやりくりできる物件を選んだ。
何より、今回はご縁を感じた。

というのも、友人のお姉ちゃんの結婚が決まり、今借りている部屋を出て行くということで、管理会社を通じて、マンションの部屋を引き継いで紹介してもらったのだ。

彼氏と破局したことも大きな後押しとなった。
前回の失恋では、自分に自信がない、自分を好きじゃない、そんな人間が誰かを本気で愛せるのだろうか?いや、愛せるはずがない。
ならば、自信を持てるよう、自分を好きになれるよう、変わろう、行動しよう!

という気付きから、いわゆる自分磨きに奮闘した。

それはそれで、必死に努力した自分を褒め称えたいし、そういう自分だったからこそ、また新たな出会いを引き寄せたのだと思う。

しかし、今回の失恋で私は思い知った。
資格試験の勉強をするとか、美意識を高めるとか、そういう表面的なことはあくまでおまけだったのだと。

もっと土台の部分、言い換えるならマインドとか精神的な部分に課題があった。

経済的、それから精神的に自立することが、本当の意味での自信に繋がるのではないか?
決して実家暮らしが悪、とは思わないし、高い自己肯定感が築かれている人は、いちいちそんなことは気にしないだろう。

ただ、私は自分自身に対して、

実家暮らし=自立していない、自分の身の回りのことを自分でできない、いつまでも親離れできていない

というマイナスイメージを持っていて、間違いなく劣等感を感じていた。

そういう自分を自覚しながらも、生粋のめんどくさがり屋、先延ばし癖のプロなので、ずーっと言い訳を並べて、動こうとしなかった。

いい加減、そんな自分にもうんざりし、彼氏のことでメンブレし、なんだか本当に生きづらいな、と思っていたタイミングで、友達が物件を繋いでくれた、というわけである。

とにかく悩みまくっていたから、色々な自己啓発本やら心理学本、ネット記事なんかを読み漁る中で、自分を変える手っ取り早い方法は、
環境・時間の使い方・関わる人を変えることらしい、ということを知った。

そんなこんなで、環境を変えてみた

実家からほとんど物を持ってこなかったので、まだ人間らしい生活は送れていないし、居心地の良い空間とは言い難い。

が、とりあえずスタートは切れた。
ここに至るまで、数年かかってしまったけど、それでも一歩前進できたことは、本当に良かった。

で、実際環境を変えてみて、どうなん?
あんた、なんか変わったんか?

さすがに別人のように性格が変わった、とかはないのだけど、小さい変化をカウントしていいのなら、以下が1人暮らしをして半月で変わったこと。

  • 何曜日が何のゴミの日か考え、自主的にゴミ出しをするようになった
    (以前は母に「家出るときにゴミ出してね!」とまとめられたゴミ袋を手渡され、言われるがまま捨てていたので、何曜日が何のゴミの日とか把握してなかったし、自主的にゴミをまとめて捨てる、という動きをしたことがなかった)

  • 定期的に洗濯をするようになった
    (毎朝、出勤前に洗濯を干すのが私の役割だったが、洗濯機を回すのは母の役割だったため、溜まった洗濯物をネットに入れたり、洗濯するタイミングは母任せだった)

  • 床に落ちている髪の毛が気になり、クイックルワイパーを出動する日々
    (実家のフローリングは色が濃く、物も多かったため、髪の毛が落ちていてもあまり気にならなかった。落ちていても、自ら掃除機をかける、なんて気の利くムーブはほどんどしなかった。今の家はフローリングが明るく、髪の毛が落ちているとすぐ目について気になるので、こまめに掃除している)

  • 定時を過ぎる、ゆるっと出勤がなくなった
    (以前は遅延しなければギリ間に合う電車に乗っていたので、ものの1・2分遅れただけでも、始業時間に間に合わない、なんてことが多かった。引っ越し、沿線が変わったことで、気持ち早めに着くか、完全に遅刻か、という2択になり、フリースタイル出勤から脱出しつつある)

  • 栄養バランスに気を遣うようになった
    (昨年心身不調になったことで、健康の大切さを痛感し、多少お金がかかっても健康には妥協しない、と決めている。
    ヤクルト1000とSNSのPRでよく見かけるサジーを割って飲んだり、積極的に魚を食べたり、納豆・キムチを冷蔵庫に常備するように)

  • 食器洗いを溜め込まなくなった
    (実家にいたときは、とにかく食器洗いが憂鬱でしょうがなかった。1人暮らしだと、そもそもの食器の数が少ないし、すぐ洗わないと次に何か食べるときにあれが足りない、となるので、こまめに洗うようになった)

  • 収支の記録をつけはじめた
    (これは数日前に始めたばかりだけど、スマホアプリのマネーフォワードに家賃や通信費などの固定費をあらかじめ入力し、食費などのレシートは都度写真を撮っている。「家計を自分で回す」という意識を持って、黒字運営をしていく)

  • マネージメント職用のオンライン学習の講座に申し込んだ
    (肩書きには全く興味ないけど、1人暮らしで支出が増える分、収入も増やそう、と昇給に繋がる可能性を鑑みた。もう1等級上がることを祈りつつ、粛々と取り組む。半年の期間で学習し終えれば、会社が全額負担してくれるし、やらない理由はない)

こうやって書き出してみると、、
うーん、なんだろう...

大人としての責任感?や少しだけしっかりした感?は芽生えてる気がするけど、私の思っている「変わる」とは、ちょっと方向性が違うような、、。

私が手に入れたいのは、どんなことが起きても一喜一憂しない、『最強メンタル』
もしくは、どこまでも己を信じ抜く、圧倒的な『自己信頼感』
みたいなものなんだけど、こういう何気ない日々の積み重ねや小さな成長の繰り返しで、これは獲得できるものなのだろうか..??

まぁ、少なくともこの生活が継続できれば、経済的自立はクリアするので、2024年は精神的自立・成熟した大人になる、というところに全振りする所存(32歳、独身)。

メンタル強化健康維持の両面から見ても、運動習慣は必須だと思っているので、ピラティスかヨガ、もしくはパーソナルジムを始めたい、とも思っている(また先延ばしすんじゃねぇぞ、さっさと決めろ、やれ)。

自分の内面に抱えている闇や気持ちにもテコ入れしていこうと、カウンセリングにも通うことにした。

正直初回のカウンセリングで、カウンセラーさんの感じがあまり良くなく、相性が良いとは思えなかったのだけど、とりあえず4回だか通ってみましょうって話になったから、少し様子を見て、微妙だったらまた別のとこ探せばいっか、と焦らず気楽に構えることにした。

まだ挑戦は始まったばかり。

1人暮らしの先輩や、強メンタルの方、カウンセリング経験者など、いらっしゃいましたら、ぜひお知恵を貸してください..!

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