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埃と悪と気持ちの落ち込み


5月は連休もあったのに掃除という掃除をしませんでした。掃除機をかけたり、日頃の洗濯物をしたり・・・当たり前のことはしていたけど、寝具を洗ったり、机を吹いたり、冷蔵庫の整理をしたりすることは数ヶ月していなかった・・

掃除日和な1日。今日と明日は家の中をとことん綺麗にする!と決めて意気込んでおります。そして早速寝具類のお洗濯、お天気が良くて洗濯物が捗りました。


目に映らない埃

何も掃除が嫌いなわけではありません、実をいうと掃除は好きな方。じゃあなんで埃がたんまりと溜まるほど、ここ数ヶ月掃除をしていなかったというと・・埃や汚れが目に入らなかったから。不思議なもので、人間ていうのは物がそこにあっても意識してなければ目に映らないのです。例えば、街の看板とか、葉っぱの色付きの変化だとか・・・日々いろんなものが変化して形を変えていっているのに意識をしていないとほとんどに気づかないのです。


忙しさで終わった5月、そのほとんどが記憶にないほどあっという間に過ぎていきました。とにかく目の前のことでいっぱいいっぱいで何かに追われていた私は日々着実に溜まり続けていた埃に気づかなかった。意識が向いていないことほど怖いことはないです。だって、大切なその瞬間を逃しているかもしれないから。


悪いものが集まる部屋

6月、急遽大切な人を家に迎えることになって家の周りを改めて見回しました。冷蔵庫の霜、絡まるコード、電子レンジの中の油汚れ、乱雑なクローゼット・・・いつの間にかこんなに生活が荒れていたなんて。まるで人様には見せられないようなそんな部屋になっていました。荒れている状態でももちろん難なく生活はできていたんだけれど、埃や汚れ洗濯、全てを一掃したらなんだか見える世界が180度変わった

こんなに世の中って明るかったっけ?というくらいに・・・今まで埃の溜まった締め切った部屋でいろんなものがズドンと私の部屋に溜まっていた感覚。世の中の悪いものたちが一挙に私の部屋に押しかけてきて留まって留まってそれは離れなかった感覚。とにかく何をしても苦しくて、ものや食べ物に当たって解決しないことばかり繰り返していた


掃除をすると新しい風が入ってくる

不思議なもので、埃をとって洗濯をして窓とカーテンを思い切り開けたら・・・自分の気持ちも100倍明るくなったような気がしました。自分の空間を風がスルスルと通り抜けて、部屋にいたやなものたちを全部一掃してくれた感じ。ずーっと苦しかった胸の奥にあるものたちがサーっとなくなっていって驚くほどに気持ちが楽になりました。

改めて・・・「掃除」をすることって大切。悪いものをとどめてはいけない。悪いものには悪いものがさらに集まるというけれど・・・まさにそのようだと痛感しました。これからはこまめにお掃除もしなくちゃね。


おしまい