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ロジカルシンキングを繰り返すと勘が備わる
皆さんは勘を大事にしていますか?
僕は大事にしています。
勘というのは侮りがたく、それにより問題を解決したり、未然に防ぐこともしてくれます。
僕の場合、多くは仕事で活躍してくれます。
僕の仕事はSEです。
SEがコンピューターシステムを作る仕事であり、作るためにはプログラムを利用します。それを支えるのが、ロジカルシンキングです。
勘とロジカルシンキング。一見すると真逆のような気がしますよね。僕もそう思っていましたw。しかし、勘に従うことで幾度も救われてもきました。
そんな思いの中
「ロジカルシンキングを繰り返すと勘が備わる」
という言葉と出会いました。
そこで初めて、全てに納得がいって「やはり勘が大事」だと再認識しました。
ロジカルシンキングとは
ロジカルシンキングとは論理的思考ともいって、プログラムの世界だとフローチャートがそれに当たります。
プログラムを作る過程で必ず学習し、作るときに考えを整理するために書いたり、他の人にプログラムを理解してもらうためにも使います。
明確にスタート、過程、ゴールが決まっていて、過程にはたくさんの条件が入ると複雑で簡単に理解できないモノになります。みんなが使っているスマホのアプリもフローチャートの、ひいてはロジカルシンキングの塊なのです。
勘とは
では勘とは何か?
あらためて辞書で引いてみました。
1.物事の意味やよしあしを直感的に感じとり、判断する能力。「勘が働く」2.古文書で、内容の了解を示す符号や点。
今回の場合は1の意味ですね。僕は「何となく感じるもの」と思っています。
ロジカルシンキングと勘
それぞれの意味や使い方を見ると、逆のモノという印象です。ドラマでも論理的な刑事と勘に頼る刑事がいて、対立することもあります。ただ、論理的な刑事は若く、勘に頼る刑事はベテランなことが多いですよね。勘に頼って活躍する刑事はあまり思い浮かびません。
そう、勘は経験が作るものなのです。問題が起きたときに、経験を思い浮かべて似たことを出したり、掛け合わせたりして、何となく感じるものが勘であると僕は思います。
経験とは「AをしたらBが起きてCになった」というスタート、過程、ゴールがあるもので、「Bではなく別のことを選んでいたら・・」と考えたりもします。それはまさにフローチャートであり、ロジカルシンキングの塊なのです。
すなわち、ロジカルシンキングをたくさん繰り返すことは、経験を重ねることと同じで、そこから得たことを整理することで、勘が生まれているのです。
まとめ
勘というと根拠のないと思われがちですが、実はロジカルシンキングを繰り返すことで備わっていくのです。
僕は仕事の上で「何となく変だ」「何となくこうした方が良い」ということがよく当たります。それが普通だったのですが、多くの人は根拠から考えるので、こちらの勘を否定します。
しかし、根拠は見えてないだけで正しい結果をだしているのです。まるで刑事ドラマのベテラン刑事の勘が事件を解決するように。
ロジカルシンキングを重視する人ほど、勘を信じない傾向を感じます。それはもったいないことです。
ロジカルシンキングを繰り返すと勘が備わるという事を覚えておいてください。そして、勘は否定しないで受け入れてみてください。
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