【こよみごと 文月】 七夕 たなばた
仲むつまじすぎたために天帝(てんてい)に引き裂かれた織姫と彦星が年に一度だけ天の川を渡って会えるという古代中国で生まれた七夕伝説。
奈良時代に日本の貴族社会に伝わり、琴を弾いたり詩を作ったりしてお祭りをする行事でした。
乞巧奠(きっこうでん)は七夕の中心だった行事で「乞」は願うこと「巧」は上達すること「奠」はまつること。詩歌や裁縫の上達を願って星に祈りをささげました。
ふつうの家々が笹飾りをするようになったのは江戸時代から。書や手芸など習い事をする人々が増え、誰もが星に上達を願うようになったのですね。
短冊に願いごとを書いて行事食の「そうめん」を食べれば立派な七夕のお祭りです。
きっと願うと想いをこめて…星に願いを。
【まめ知識】 星空の観察
星座アプリなどを利用して、琴座・鷲座・白鳥座から成る「夏の大三角形」を見つけましょう。いちばん明るい星が織姫(琴座のベガ)1等星の彦星(鷲座のアルタイル)白鳥座の3等星デネブを見つければ夏の大三角形が浮かんできます。
晴れた日には夏の夜空を見上げて気分転換。
星空を見て地球や宇宙のことを少し考えるだけで思考が一瞬で別世界へゆけるのでおすすめです。
行事よりもっと早めにお送りしてゆけるよう頑張りますね。
次回は「ほおずき市」になります、どうぞよろしくお願いします。
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