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鎌倉「子育ち」の記録

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子どもの自発性を尊重し、どんな時代でも生きられる力を育みたいーー。自然いっぱいの鎌倉で、「育つ」を見守ってきた記録。
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記事一覧

旅立ちの日に〜離れていても、繋がっている〜

去年秋に地方の大学の編入試験に合格した、3人兄妹の真ん中の息子。 今日晴れて家から巣立って…

榎田智子
1年前
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交流の場を引き継ぐ

去年の大学受験期に、進路が全く決められず、まずは教養だけは身に付けたいっていうことで通信…

榎田智子
1年前
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今日の一言!リーダーよりもフォロワーを。

「日本はリーダーが少ないっていうけれど、リーダーより、フォローしてくれる人が少ないんじゃ…

榎田智子
2年前
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名前と運命を背負って生まれてくる子どもたち

運命と一緒に、名前も背負って生まれてくる、という持論 自分の経験から、赤ちゃんは運命と一…

榎田智子
2年前
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文明の成熟から、文化の成熟時代へ

高三の長男。進路について色々悩んでいたけれど、結局大学受験をせず、どういう道に進めば、自…

榎田智子
2年前
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生き物の原風景〜家族の繋がり〜

子育て経験のある人はよくわかると思うのですが、だいたい子どもって、「今この時に、風邪です…

榎田智子
2年前
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不快を快に変える技は子育てにあった〜いつでも柔軟に変化できる自分を目指すために、いますぐ出来ること〜

80歳に手が届きそうな母。 昨年から急に認知症が進んだ。 頭がよくて仕事ができる自分像が強いらしく、ちょっと間違っていると言われると強烈に反撃するらしい。 「こんなにプライド高いなんて」と姉は嘆いている。 でも、本当にそうだろうか。 実は、以前できていたことができない自分、老いてしまった自分を認めたくない一心なのではないだろうか。 人間は極端に死を恐れる。だから死に繋がることは全て認めたくない。 それは生存本能なので、ある意味正しい。 けれど、その生存本能が過剰に働く

今日の一言!「学問は技と同様、おろそかにしてはいけない」

中間テストが終わってやれやれの高三の長男。 散々悩んだ挙句、現時点で大学への進学はしない…

榎田智子
2年前
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雨女をめぐるモノの見方

10月は末っ子の誕生月。 先日17歳の誕生日を迎えました。近所の「三時のおやつ工房」のケーキ…

榎田智子
2年前
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今日の一言!「物事が成り立つにはそれなりの時間が必要」

高三の息子。 進路に悩み続け、「秋深し」のこの時期になって、ようやく「こんな方向」という…

榎田智子
2年前
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今日の一言!

そうだ「今日の一言!」をテーマにマガジン化してみよう、といきなり思いつきました(超不定期…

榎田智子
2年前
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聞き間違いの効用

こんなにグローバルな社会になってしまうと、実におかしな話に聞こえるのですが、私たちの子ど…

榎田智子
2年前
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親子だからこそ、向き合うことの大切さ

明日は鹿児島の夫の実家の草むしりに行くはずだった。 2日間家を空けられるように準備して、…

榎田智子
2年前
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読後感想 岡田淳著『だれかののぞむもの』〜こそあどの森の物語シリーズより〜

去年高校生になった末っ子。体調不良を押して志望校に入れたのだけど、やはり体調が快復せず、結局退学することになった。 一番がっかりしているのは本人だろうと思っていたら、意外に捌けた様子で、「高卒認定資格を取る」と言い、目下自学中。 本当は悔しかったんだろうけど、そこで「かわいそうに」みたいなことはもちろん言いたくなかったし、言ったところで本人が喜ぶわけもないから、ぼちぼち頑張ればいいんじゃない、とだけ言って、今に至る。 8月に試験があるらしく、「もう直前」と言って、最近は