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NVC(非暴力コミュニケーション)

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【NVC】左脳が静止すると、ニルヴァーナだった実話

【NVC】左脳が静止すると、ニルヴァーナだった実話

複数のNVC仲間と、
繰り返し 繰り返し 読んでいる1冊。

『Practical Spirituality』
by マーシャル・ローゼンバーグ博士
(日本語 翻訳本 なし)

彼は、この本のなかで、
NVCの基盤は、
精神性(スピリチュアリティ)にあることを
明言しています。

プロセス(観察・感情・ニーズ・リクエスト)は、
あくまでも、
この精神性につながるステップであり、
この精神性を体現

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【NVC】 続・ぼくは学校を休みたい

【NVC】 続・ぼくは学校を休みたい

今日の日記は、『こどもニーズカード』というものを使って行った、
息子との対話についての記録です。

NVCを学ぶ前、ものすごくショートテンパー(怒りっぽい)だった わたし。
もしNVCを学ばずに今日の出来事が起きていたら、
子どもを本気で殴り殺していたかもしれません。
本当に、たやすくその想像がつきます。

だから、テレビの向こうで起こっている、
心が締め付けられるような親子間のニュースは、
本当

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noteに綴る NVC

noteに綴る NVC

noteに書く、初めての記事。

このnoteを作る目的は、NVCの認定トレーナーになるまでの自分の成長を記録すること。

2016年にNVCに出会ってから、生活のなかで本当に様々なことが起きたけれど、いつもNVCがわたしの側を伴走してくれたことが、どれだけ助けになったことか。

自分が、心から「わたしの人生のなかで、出会えてよかった」と思えるものを、伝える側になれるということは、どれだけ幸せなこ

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わたしの中の、小さなわたし

わたしの中の、小さなわたし

わたしは2020年1月〜2021年1月に、NVC大学の提供する年間プログラム
『セルフリーダーシップ プログラム(以下、SLP)』に参加した。

そのなかで、わたしが提案者となって、NVCを継続的に学び、認定トレーナーを目指す “Pod” の卵のようなグループとして、『Pre-Pod ぷりぷり』が誕生した。

『Pre-Pod ぷりぷり』は、わたしを含む6人で構成されていて、現時点で認定トレーナー

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「ユニーク」という言葉に刺激されるもの

「ユニーク」という言葉に刺激されるもの

「なんで、わたしはNVCの認定トレーナーを目指すのだろう?」
この問いは、いつまでも持ち続けるものだと思う。

今夜は、日本にはまだ少ない認定トレーナーのおひとりに、
直接「なぜ認定トレーナーを目指したのか?」などを質問する機会に恵まれた。

その中で、その方が語ってくれたのは、
「自分が認定トレーナーを目指す前に、出逢ったトレーナー達が皆とてもユニークだった。自分自身に正直だった。」
「いま、こ

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受動的な感情 と 能動的な感情

受動的な感情 と 能動的な感情

受動的な感情 と 能動的な感情
そして、満たしたニーズ・・・

<電車の中での出来事>

親子3人が電車に乗ってきた。
お母さんはわたしの向かいに座り、お父さんと息子はドア横に立っている。

電車は混んでおらず、みんな一席間を空けて座っているような状態
お母さんの横に座っている女性が、家族の存在に気づいて、
一席横にずれて、お母さんの横が空いた。
わたしの両隣も空いている。

お父さんと息子さんが

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【NVC】 ぼくは学校を休みたい

【NVC】 ぼくは学校を休みたい

息子10歳、ある朝「今日は学校にいきたくない」と言い出した。

ちょこっと寝坊した。
いつもより寒い朝だった。
眠くて、布団から出たくなかった。
宿題が終わってなかった。
朝もゲームしたいのに、そのための時間もない。

それでも、
起きて用意すれば、学校には間に合う時間。

学校が嫌いなわけじゃない。
ときどき面倒くさがるけど、
行ってしまえば、
教室には仲のよい友だちがたくさんいる。

よし、彼

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悲劇的な社会構造につながったロールプレイ

悲劇的な社会構造につながったロールプレイ

【記録】<4つの耳 + プロセスワークのロールプレイ>
    2021年3月5日(金) SLP2021 春合宿

※NVCを学んできて、初めての合宿。
 自分なりに深いところに到達できたロールプレイだったので、書き残します。

シーン:
父親の命日に、母とふたりで、父親が好きだったラーメン屋さんへいく。ラーメン屋さんは狭く、カウンターしかない。
昼時で客が次々と入れ替わり、満席の状態が続いてい

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