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2021年11月を写真でふりかえる

 2021年も残り2日となった。「大掃除」。これ、皆さんしているだろうか。どこまで掃除するか。どこまで整理整頓するか。それによって作業ボリュームは大きく差がでるわけなのだが。皆さんはどうだろうか?どこまでこなしているだろうか?僕は本日9:00〜17:00までキッチンを片付けていた。なぜこんなにかかったのだろう。自分でもよくわからない。

 他にも掃除したい、片付けたい場所はたくさんある。
・カメラギア一式エリア
・外遊び道具一式エリア
・洗面所エリア
・デスクワーク事務所エリア
・窓ガラスをふきたい(たぶん3年ふいてない)
※一応お伝えしたいが、業務に支障の出るレベルで汚くはない。もっと美しく、もっと作業効率の良いように整理整頓したいのだ!


ああ、もう無理だろう。
どう考えても無理だろうこのボリューム。

というか最初から全部無理なのはわかっていただろう?
どこかに妥協点を見出し、気持ちよく年を越したいと思う。
といわけで今日もこうしてふとももの上にPCをのせて、ハイボール片手に指を走らせるんだ。キッチンが綺麗になっただけでも十分じゃないか。乾杯しよう。理想と現実はいつだって違う。気持ちよく受け入れよう。

 さて、11月をふりかえる。


10月28日より約10日間、カイを連れて天塩への旅に出た。その一部をここに記す。旅の記録はまた何か別の機会を考えている。

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 落ちたり、鮭食べたり、テントで寝たり、車や野営地で留守番したり。カイはきっといい経験になっただろう。鹿を見つけるとうるさかった。

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 -8度。ある日の朝。

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 川旅5日目。最後の野営地は河原で。

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 写真撮影している隙にマットを占領される。可愛い顔して見つめてくるが、そこは「どけい」と一蹴。 (といいながら横に座らす)

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 まもなく死にゆくであろう鮭のつがい。体力が底を尽きるまで。その姿に心震えた。支流という支流には鮭。あたりは腐敗臭が漂っていた。

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 5日目。カモメの声が賑やかだ。日本海へ流れ出た。潮流と風が危険だ。

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 オフ日を1日挟み、天塩の源流部その源をこの目に捉えるべく山奥へ向かった。

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 こんな時期当然誰もいない。カイも山小屋へ入れさせてもらった。誰も怒るまい。もちろん来た時より美しく精神で綺麗にして帰ったのは言うまでもない。

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 朝。入山。天塩岳山頂部。神々しい。

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 下はまだ雪はないが、標高をあげると冬山。装備もそれなりとなる。しかし予想はしていたものの、中途半端な時期は歩行そのものが大変でとにかく精神的にやられる。足を止めると雪のない場所を探して休むカイが可愛かった。

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 天塩川、その源流部をこの目で捉えた。天塩川の終わりと始まりを見た。これにて今回の旅は目的を達成。「自然は偉大」。言うは易く行うは難し。予定通り日程内にすべてをこなせた我々は幸運だった。

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 この日はヒュッテ川の橋も外れているとのことで、新道から天塩、前天塩へ周り、旧道を降り、最後連絡路を登って登山口へと戻るルートだった。行動時間は7:30〜16:30とギリギリ。正直恐ろしくしんどい山行となった。日没間際、カイが雄鹿をおいかけ15分くらい戻ってこなかった時はどうしようかと思った。この夕日を僕は忘れない。


 旅を終えて、町へ立ち寄る。あたたかな安らぎを得る。

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 旅があって日常がある。暮らしがある。その対比があるからこそ、どちらも価値を増す。1つ1つの何気ない時間がより大切なものになる。あたりまえに感謝できる。ありがとう。この意味を最近あらためて見つめた。「有ることが難しい」だから「有難う」と感謝する。素敵な言葉だ。

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 何気ない日々。集中した野外活動が続いた反動がくる。人も犬も。

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 この日は友人の家へ。WAFAの講習で数日家をあけるので、カイを数日預かってくれる。

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 彼は去年こちらに移住してきた。千葉からの移住だ。思い切りいい少年のように純粋で大きな男だ。かつてオオカミを飼っていた森で暮らす。犬4頭と一緒に。そんな男が「はじめて作るんですよ!はは!」とシチューを作ってくれた。嬉しい。彼は面白い。勝手に一目置いている。

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 犬4頭との暮らし。カイを預けるには最高な環境だ。カイよ。身の程を知れ。

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 シェパードのドン。ボルゾイのラフィ。ラブラドールの楽。ビーグルのボスケ。この4頭のボスはシェパードのドンだ。

 足に自信があるカイもラフィとドンには敵わなく、驚き初めての体験にハッとする。楽には単純に近寄るなと唸られる。さてさて、そうしたカイは大人しくマイペースのボスケに近寄り憂さ晴らしをしに行く。そこへドンがドスのきいた吠え方で調子にのるなよと、カイへ一喝。さぁどうするカイよ。見ていて楽しかった。いい合宿になったろう。中道さん、またお願いします。

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 そんなドンもゴミ遊びをやらかして怒られるんだから可愛らしい。


 この日は、グリーンシーズンの片付けへ。カヌーをなどを片付けたあとに記念撮影を一枚。今年も大変お世話になりました。

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 霜がつく日も多くなってきた。

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 すぐおだつ。

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 レンズに向かってくるな。

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 噛むな。

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 まだまだ子供、たまぁに大人なそぶり。そんなお年頃です。

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 はらっと雪が降りた。さぁさぁ根雪になるのはいつだ。そんな11月の終わり。今年は白鳥をほとんど撮影していないようだ。可愛くて眺めてはいるが、まぁそういう心なんだろう。


道東の自然。アウトドアと暮らし。日々。
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屈斜路湖での暮らしと仕事がなんとなくわかるマガジン
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【11月の関連リンク集】

・旅の相棒

・彼の主宰するガイドカンパニー

・僕の所属、運営するガイドカンパニー

・カイ

・カイを預かってくれる少年のような大きい男

・カイを預けて行った講習







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