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第6回:快感と情の中で。

なぜアカリクゼミを作り続けているのか」について問われることがある。

その理由をここに書き記しておこうと思う。

イベントを作ることに関する思いは、下記noteでも書いています。
ご笑覧ください。


そもそも私が作りたい未来について

大きくは「三重を面白くしたい」ですが、その一環として、「一人でも多くの学生にキャリア・ライフプランの選択肢を一つでも多く見せて、自分の視界を広げた上で選択をして欲しい」という思いがあります。
(詳細は下記第1回のnoteをご覧ください)

前提として、

私が今から話すイベントをキャリア教育と呼ぶかどうかは議論の余地があるでしょう。
キャリアやライフプランの形が十人十色である以上、キャリア教育に関しても本来一人一人にカスタマイズして行われるべきだと私は考えます。しかし実際問題、一人一人にカスタマイズしてキャリア教育を行うことはリソースの面から難しいことは言うまでもありません。
そのため、この後話すアカリクゼミはマス向けのキャリア教育と割り切って私自身活動しています。
そして、このイベントが一人でも多くの学生にキャリア・ライフプランの選択肢を一つでも多く見せるために必要なものだとも信じています。

2023年の3月頃

そんな中2023年の3月頃に、KINGの活動でお世話になっていた巳浪さんにお声掛けいただき、ものすごくぬるっとスムーズにアカリクゼミの立ち上げにジョインすることになりました。
(当時KINGで一緒に活躍していた齋藤も合わせて3人でのスタートでした。)

本当に土台のない、まっさらなキャンバスに絵を描くがごとく始まったアカリクゼミ。
とにかく手探りで社会に認められるためには今何をすべきか、どうしたら一人でも多くの学生に自分たちの思いをこめたイベントを広く伝えることができるか。試行錯誤して今では7ヶ月目になりました。

アカリクゼミに関しては下記リンクをご覧ください!

2023年5月31日

第1回目を振り返ると、非常に内容も薄く、様々な改善点が多く見つかるイベントでした。

一個人としては初めて一つのイベントを0から自分の手でメンバーと共に作り上げ、実行まで移すことができた非常に印象深い機会でした。自分の視野の狭さ、イベントに来てくださる全ての人の視点に立ってイベントを作ることの重要性を改めて実感したタイミングでした。

そんな1回目のイベントから今一緒にインターンという立場でアカリクゼミを作ってくれている仲間がいることは嬉しいばかりです😭

第1回の様子

2023年6月23日

そんな第1回から1ヶ月も経たないうちに第2回を迎えました。

第2回はあのNewsPicsの収録にも使われている会場での100人を大きく超える申し込みでのイベントでした。
開始前の時点で会場がいっぱいになる景色に非常に高揚感を覚えたことを記憶しています。

第2回の様子

参加者からも質問があがり、トークも盛り上がり盛況のうちに第2回を終えることができました。
もっと時間があればより多くの学生の声を拾うことが出来たかなとも思います。このイベントから多くの学生に当日のスタッフを頼むことにもなりました。(第1回から手伝ってくださった方もいます!)

総じて反省点は多いイベントでしたが、これだけの人に向けて自分の思いをのせたイベントを届けられると言うことは非常に嬉しく感じた覚えがあります。

アカリクゼミを作り続ける理由

少しずつ本題からズレていったので話を戻します。
私が「アカリクゼミ」を作り続ける理由には、自分の作りたい未来に繋がっていることの他に大きく2つあります。

  1. イベントを作り、届けることの快感

  2. アカリクゼミに対する「情」

快感、の話

まず、イベントを作り、それを届けることに対する快感についてです。
人間誰しも様々考えることがあり、それを誰かに伝えたいという人もいると思います。
私はイベントを企画する時、何か学生にメッセージを届けたいと思い、イベントを企画しています。届けるのであれば、一人でも多くの人に的確に届いて欲しいという思いもあります。

このアカリクゼミを実際に開催する時は変なアドレナリンみたいなのが出るんです。この高揚感というかイベントを作ってみんなにそれを実感してもらっているというあの快感が個人的に好きです。(承認欲求強めなタイプなのかもしれないですが笑)

情、の話

そして、「情」について
やはり0から作り上げていった「アカリクゼミ」というイベントに対する情というものがあるのかなと最近思っています。元々ビジネスコンテストを運営していましたが、その時には感じることのなかったものです。

また、このアカリクゼミはやがて大きく社会にインパクトを与えるものであると信じているからこそ、今この規模間で辞めることはもったいないことであるとも感じています。
このイベントは社会から見たら一つのベンチャー企業の未だマネタイズにも及んでいない一つの事業でしかないかもしれません。しかし、立ち上げメンバーとして、このアカリクゼミの可能性を自分は信じています

書いていて思いましたが、この気持ちは「情」という言葉で表すことがふさわしくないなとも思いました。いい言葉、募集中です。

実はリピーターがいる件について

「情」の話に絡めて、実はアカリクゼミにもリピーターがいます。
キャリア教育のイベントにリピーターがいるとはどういうことか?と感じる人もいるかもしれません。一度のイベントでキャリアの様々な世界をきちんと見せることが出来ていないのではないか、と感じる人もいるでしょう。

しかし、私はこのリピーターがいることこそ、このアカリクゼミの良いところだと感じています。
本来キャリア教育というものはたった数時間のイベント1回で終えていいものではありません。自分との対話を重ね、そこに様々な生き方についてのインプットをおこない、その上でさらに内省を重ねる。この繰り返しでこそ、本当にその人にあったキャリアやライフの形が作れると私は考えています。
そのキャリアやライフの形を見る場としてアカリクゼミが機能していると考えると、それは私たちの本望だからです。

最後に

最後になりますが、そんなアカリクゼミの年内最後にして最大規模のイベントが現在参加者募集中です。12月3日、渋谷にてお待ちしております。


田中 智貴 / Tomoki Tanaka
X(旧:Twitter):https://twitter.com/T_T___73
Facebook:https://www.facebook.com/tomokitanaka.home


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