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1位思考を読んで

アンカージャパン代表の猿渡歩さんの「1位思考」を読みました。
アンカーは充電器のみでなく、Eufyのような掃除機ロボットやプロジェクターなどを販売している会社です。
この書籍では、後発でも1位になるための思考法が主に書かれており、参考になる部分が多くあったのでNoteにまとめたいと思います。


成果の法則

成果の法則=「インプット×思考回数×試行回数/時間」×「ミッション×バリュー」

1位思考


この本を読むきっかけにもなったのがこの成果の法則でした。
インプット:アウトプットの質を高めたいなら自分の引き出しを増やすために、インプットをすることがとても大切
思考回数:インプットするだけでは、だたのインプットで終わるので、インプットをしたものを使いながら課題に対して思考を繰り返すことが必要
試行回数:インプットをして思考をすることでアウトプットが出ると思いますが、最初からうまく行くことなんてなかなかないです。そのためも試行を何度もして質の高いアウトプットに持っていく必要がある

自分を例に挙げると、一時期インスタを本気で取り組んでおり4万フォロワーまでいき売却をしました。
その際に、最初は競合調査として成功しているアカウントと失敗しているアカウントをとにかくみまくりました。たぶん1日2時間くらい笑
ただ、このインプットだけでは意味がなく実際に自分で投稿を作ってみても100リーチもいかないです。

そのため、毎日どのような投稿がいいのかインプットをして、どのようなコンテンツがいいのか思考を繰り返して、毎日投稿することで試行回数を高めて最終的に伸びる投稿を探し当てることができました。

成果が出ない時は「インプット×思考回数×試行回数」を意識して行動していくようにしたいなと思いました。

自分にしかできないバリューの出し方

最近は、開発8割マーケ2割くらいで開発している時間が多いです。
そのため、ちょっと大きめな機能とかを作っているだけでも1週間とかがすぎてしまい新しい施策やデータの活用などがまったくできていなかったです。

自分にしか出せないバリューを考える必要があるとおもいました。

アンラーニングする

正直、アンラーニングするのはもっと年齢が上の人かなとか思っていたのですが、開発でも昔の書き方に頼って書いてしまっていたり、施策ベースでもSNS軸でしか考えられていなかったりと昔の成功体験をもとに物事をかんがえてしまっていました。

開発では、新しい書き方を試してより効率的な書き方がないのか、もっと早く書けるツールはないのか、ChatGPTへ送る質問はベストなものになっているのかなど思考をアンラーニングして思考を深める必要があると思いました。

マーケ軸では大局観をもって単純な施策ではなく1年で2倍や3倍にするためにどうすればいいのか、どのようなデータを取得した方がいいのか既存のやり方ではできないと思って思考をしないといけないなと思いました。

一次情報を取得する

一次情報を取得するという意識が欠けていました。

Webサイトの改善やLP改善から得られるデータだけに頼っており、実際に使っているユーザーの声や導入している医療機関など一次情報を取得しにいく必要があるなと感じました。

また、この中で特に印象に残っているのが以下の言葉です。

仮説が先でデータがあと

データを集めることに集中しすぎて、どうしてそのデータが欲しいのかを言語化できていないことがありました。
データをあつめるのはいいですが、やはりなぜ集めるのかをもっと考えてから取りにいく必要性もあると感じました。

仮説を立てる7つの武器

  • STP

  • 3C

  • 4P

  • PPM

  • 5W1H

  • SWOT

  • 5Forces

その他

一般論として画像の情報伝達能力は文字の7倍、動画は文字の5000倍

バックキャスチティング思考

未来に視点を置き、理想となる未来像を描き、そこに向かってアクションを起こすこと

とにかく目の前のことだけではなく視座を高く持って、そのゴールを達成するためにはどうしたらいいのかゴールから逆算して考えることも大切

非合理の合理

一見非合理に見えるが、その方が結果的に合理的であることが世の中にはある

飲み会に一切行かず仕事するのもいいけど、飲み会に行って仲良くなることで結局は仕事がスムーズに進むこともあるよ的な考え
個人でやっている時は全く思わなかったけど、最近になってこの非合理の合理はかなり的を得ているなと感じています。

3つの価値

自己表現
情緒的価値
自己表現価値

三木谷曲線

最後の0.5%の努力の差がクオリティを左右する

マーケで成果物を出す必要がある際は、とにかく出すことが大切と考えてクオリティーは後から高めればいいと考えています。
しかし、0.5%など細部にこだわることで相手との差が広がることもあるので最後まで手を抜かないことも大切。

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