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ひとつでふたつ、 ふたつでひとつ、 長い旅路の中で僕らは、 もっともっと輝きたいと、 もっと…
暑さに揺らぐコンクリートが、 僕たちの生き辛さを表すかのように。 イライラと加速するタク…
今何が聞こえる? キミはそんな事を不意に聞く。 工房の外では、蝉、蛙、鳥、虫。 それが稲穂…
なんでか僕たちは、 周りの目を気にして、 カッコつけて、 完璧であろうとして。 いつもカ…
ギュッと握り締めた拳を広げてみる。 クシャクシャになった心、 折り目がついてしまっている…
夕日が沈もうとしている、 油蝉に代わってひぐらしが声を出し始める。 あのオレンジ色の雲と…
同じような髪型 同じような服装 同じような言葉遣い 同じような思想 同じような行動 僕たちは 一定の安心感と 一定の恐怖心と それらに挟まれて生き続けるのか そもそも同じであるはずなく 同じになれるはずもなく 圧倒的な差異と 圧倒的な存在である そんな当たり前な事を 人間界は奪い去ろうとする いや 自分で自分を殺そうとする それが楽だから だから 個性を大量生産するという 矛盾の中で ひとときの安堵に生きる そもそもあなたは 美し
未来の自分は想いを馳せる、 それは大きな勇気と希望を与える、 そんな事を考えている僕は、 …
コンクリートを濡らす香り、 南西の風に乗って何処からか、 炎天下に訪れたいっときの生命達…
容赦ない陽が 僕を差す 地からの熱気が 僕を取り巻く 生かされて 試されて 諭されて さっき…
小雨の中 焚き火を眺めていた 奥の大木の根本に 影が見える 小さく痩せた猫が 強く弱く生々…
目を閉じて 感じよう 風の音 波の音 空気の湿り気 太陽の光線 ほら 足先から少しずつ とけて…
あの夏は 梅雨明けを迎えられなかった 心は湿りっぱなしで 海水浴場の煌めきもうつろで 最後…