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「旅」の感覚を言語化しておく。1人旅も飽きるんだね。~note29冊目~

今、人生最長の旅に出てる。(サムネは船から撮影した。)

約1ヶ月間定住せずフラフラする経験なんて貴重なので言語化しておく。

なぜ旅をあえて「旅」と書いたのか。

まず「旅」と「旅行」は別物。

「旅行」:期待値を埋めにいく為の行動。決めた観光地を巡るような。

「旅」:何も決めず偶然に身を任せる行動。

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今回はをしている。この旅の間、ほぼ予定を決めていない。

スタンスは誘われたら行ってみる。興味があれば入ってみる。

そうすると思わぬ出会いがある。

旅をしてるよく分からない若者を助けたくなってしまう気の良いおじさん、おばさんがどの地域にも居る。

立ち飲み屋で出会った叔父さんと次の日一緒にお茶したり。

スナックのママと次の日ハンバーガー食べに行ったり。

思わぬ綺麗な景色に出会うこともある。まさに下の写真。

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面倒見の良い方達は自分のことを「よく分からない若い旅してる兄ちゃん」と思って優しくしてくれる。

今までのコミュニティで行動していると私=「IT系の色々やってる人」イメージで人と接するので自分も自然とイメージに流された価値観に寄っていく。

自分らしさ=IT系の意識高い社会人と自分を自分で認識する。

だけど長く旅をしていると自分=◯◯がゆっくりとなくなっていく感覚になる。

もはやどうでもよくなるというか。

旅中に読んでいた本で「自分の輪郭が溶けるような」と表現されていたのがまさにピッタリだ。(はみ出しの人類学って本)

例えば就職や何かのコミュニティーに属することは自分の輪郭を明確にする行動。

旅は全くその逆で自分の輪郭をどんどん溶かしていくような行動なんだと思う。

それがまた違うきっかけで輪郭が明確になっていく。

間違いなく言えることは輪郭を溶かす・明確にする作業の繰り返しで自分の中で最も大事は残り続ける。

なぜか表面上で囚われていたことはいつのまにか消えてなくなる。

輪郭がなくなっていく感覚が気持ち良いからもうちょっと旅してみる。

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より良い生き方を再定義する為に、今後も色々なネタ書きます! サポートは書籍代に使用させて頂きます!