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diary

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私の私による私の為の備忘録。日々。
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#ミュージシャン

2023.09②

日々の移ろいはペナントレースの残り試合で感じていくスタイルに成り果ててしまって久しい。
しかし思い返せばWBCの時はメンタルもどん底で、メキシコ戦をリアルタイムで見ていて奮いたったように記憶している。
程なくしてペナントレースが始まり、もうCSも目の前に迫っている。
彼らの躍動する姿を見ながらデスクで栄養を取り、また作業に取りかかる。
まだまだ判断や手が遅いので、インターバルを取って進めた作品も気

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2023.08①

2023.08①

自分の中で一つのウェーブの乗り切った。
鎌倉に行きたい気持ちはずっと持ったまま、少し放浪したいなと考える。

7月の最後の週は4本のLIVEがあり、それだけの間隔でステージに立つのが久しぶりだったので最初の日が転けてしまっては、そのまま行ってしまいそうな気がして少しナーバスになっていた。
特にバリエーションのダイナミクスもあり、心の持ちようが難しかった。
新鮮味を常に持ちつつ、しかし平常の手綱も握

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2023.07①

予定では今日まで3日間鎌倉で過ごすつもりだったけど、どうにもこの盆地から抜け出すことは叶わなかった。とても残念な気持ちが寄せては返している。
相変わらず撮影とギターを弾く毎日。
ここに本を読む時間を組み込めたら最高だと思いながら、高速の7月を過ごしている。

作曲はなかなか良い感じに進んでいるが、詩を紡いでいくという工程がなかなか進まない。
その為の鎌倉だったはずが、この茹だるような暑さでは常備菜

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2023.06①

「6月に外での作業を計画するなんてどうかしていたわ。」
と、戦々恐々と日々を過ごさないといけなくなった先月の自分への恨み節を削って出汁にして毎朝コクとはほど遠い苦汁をすすっていた。

順調に前線は押し寄せてきている。
一昨日、なんとか天気の合間をみながら撮影を済ませた。

大雑把に振り返ると、何もないように思えてしまうけれど
今月は比較的アクティブだったはずだ。
音響と照明を今月は数本こなし、演者

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2023.05②

とても発散がしたい。
そんな欲求がじわりじわりと込み上げてくる。
一体何に縛られているのだろう。と、ふと思いとどまる。
オンとオフの切り替えがなかなか難しい性分なので、いつまでももっともっとと目の前の作品と対峙し続けている。

実の所、時間の使い方に問題があるのではないのかと思い立ち
篭り続けた部屋から夜中に飛び出した。
コンビニでコーヒーを買い、近くの公園のブランコを漕ぎながら惚けてみた。
もの

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2023.05①

肥満が止まらない。
腹回りのどっしり感を目視で感じるくらいに。
田植えやロケハンによる長距離の徒歩はまだしも、写真撮影で身体がバキバキに強張っている。
これは明らかに怠惰をしているようだ、カロリー的に。
凪を保っていた体重は一気にバブルの様相を呈している。

こうなってくると身体の仕様的にも変わってくるんじゃないかと少しビビっている。
いわゆる標準値というものにはまだ届いてはいないのだけれど、自分

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2023.04②

人として生まれて、人と関わっていく中で
私は歯車なのだ。
その人が笑うも悲しむも私次第。
軋んで使い物にならない歯車は取り換えられる事もあるだろう。

先輩のお子さんの七五三を撮影していて、どんな場面も大切な一枚だと感じた。
たまたま外れた道を歩いた先にあった喫茶店は後輩が開いた店で久しぶりの再会に華やいだ。
1日、1年、一生をかけてでも薄皮一枚でも積み上げていくのだ。
好きな事を続けていく事と営

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2023.04①

抗えず、あっけなく沈み込んでいた3月が終わり、迎えた新年度。

なんとか保っていたメンタルはガタガタになっていたことをここに残しておく。
去年から張り続けていた精神はもうカラカラに乾き、もはや粘度を失っていた。
思考は潜ろうとするたび大量の浮き輪を巻き付けられたかのようで、常に三半規管がやられている感覚になっていた。そしてとても短気になっていた。
定期的にある打ち合わせは、私のケアに充てられる始末

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2023.02②

仕事や趣味、家族に恋人、友達知人このどれらにも全て愛を注ぐことは到底出来ない。
愛は有限であり、しかもその半分は自らの為に必ず確保されている。

だからこそ人間だし、だからこそ苦しみ、面白いのだろう。

「どう生き抜くか」という話題が自身の周りのトレンドになって久しく、
例に漏れず目を通す以上に踏み込んで、知識として取り入れてきたが、
思春期にとてつもなく掲げられた「半径5メートルの君へ」という指

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2023.1③

太った。わずか1ヶ月で3Kgも。
ここまで体に変化が起きるのかと驚いた。
体重が増える分には、特に問題があるわけではないのだが、
「やつれたなぁ、、」と思っていたのにも関わらず、その逆を身体が進んでいたので驚いた。さてはて。

若手ミュージシャンの音響を2本担当させてもらい、今まで自分で歌ってきた機会がどのようなものだったのかを身をもって思い知ることが出来た。
リハの音作りから、本番を迎えるまで、

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2023.1②

果てしないと思うような地平も歩みを止めなければ、もとい生きていれば歩まなくとも辿り着く。恐ろしい真理。
久しぶりに眠れない(物理的に)日が続いていて、久しぶりの休日を迎えている。

音響やデザイン、企画会議など様々な事に携わらせてもらって感謝と重圧と松屋をひたすら周回しているような、そんな日々。
長くミュージシャンを名乗って歌い回ってきたが、実績など本当に乏しいモアザンの私にこのような機会を頂いて

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