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tomoart
2020年8月4日 15:39
その夜は雨がシトシト降る音が聞こえる中、くまさんのことを思いながら二人は床につきました。チャックまはいつも通りな感じで、ベッドに入ってしばらくするとスースー寝息が聞こえてきました。コグマは、いつもならチャックまより早いくらい寝入りが良い方なのですが、今日はなかなか寝付けませんでした。「くまさん大丈夫かなぁ、寂しくないかなぁ、寒くないかなぁ…」コグマはいつも寝ているマットの上で何度か寝返りを
2020年8月11日 03:33
チャックまが起きてくると、コグマと一緒に目を黒く塗りました。チャックまのお腹から出てきた、のっぺらぼうのてるてる坊主たちにもお礼のつもりでそれぞれに顔を書いてあげました。「それ、ファスニャンに似てるね!」「こっちはボクそっくり!」そんな風に話しながら二人は楽しく作業をしました。それが終わると、チャックまが家の前の川原に薪を何本か持ちだしました。「しばらく放っておいたから、しけってなきゃいい