Amazonベストセラー1位獲得のためにした出版プロモ5つの戦略。
こんにちは。家事シェア研究家の三木です。
出版から今日まで、ずっとバタバタとしていてなかなかnoteを更新できませんでした。今日は出版プロモーション5つの戦略について書いていきます。
▶ 出版後の厳しい現実
商業出版にしろ、Kindle出版にしろ、自費出版にしろ。
いまや「出版したい!」という人は山程いて。でも、出版したいと願う人のほとんどが無名の新人さんだと思います。これは自戒を込めて言うのですが、無名の新人が本を出してもそれだけで良いことなんて別にありません。
「本を出した」という実績だって、「すごいね」とは言ってもらえるかもしれませんが、まあそれだけ。極一部、本当に何万部も売れて人生がガラリと変わってしまう人もいますが、そんなのは宝くじみたいな確率。
ベストセラーになる著者は、すでに多くのファンやお客さんを抱えていてます。それは、ファンが多いから本が売れるということじゃなく、それだけのファンを抱えられる人だから本も面白い、ということ。
「やっぱ厳しいな〜」と思いますが、僕をはじめ、無名の新人はそれを受け入れるところからスタートです!(がんばるぞ!!!)
▶ 本を書いてバーンアウトするな!
僕は今回、商業出版としては2冊めの出版となりました。
1冊目は、出版できることの嬉しさと、本を書くことの大変さで、見本誌が届いた時点でバーンアウトしていました(笑)
「あとは、本屋さんに並んだらどのくらい売れるんだろう!?」みたいな。
ですが、本屋の中だって戦場です。
正直、出版してから本屋内ヒエラルキーにめちゃくちゃ目が行くようになってしまいました。
「ここにコーナー作ってもらって、これだけ並べてもらえるって…どんだけ売れてるんだ…」
みたいな。
例えるなら、プロ選手にはなったものの、その中での実力差に絶望するような気持ちです。
すでに知名度の高い人や「売れる!」と判断された著者の本はどんどんアピールされますが、なかなかそうはいきません。
僕は以前「この本屋に置いてありますよ」と言われて、どれどれと見に行ったのに見つけるまでに20分くらいかかったことがあって、愕然としたことがあります。自分の本があると知っていて探して、見つけるのが宝探しのような状態なのに、いったい誰が見つけて手に取ってくれるんだ? と。
当たり前といえば、そうですが。
出版はゴールじゃないんですね。その後、何をするか。それによって出版後の世界が大きく変わるのだろうと思うんです。
▶ 全力で走れ!出版プロモ戦略5選
と、言うことで。
今回は予約時点でAmazonランキングでベストセラー1位を獲得する! を目標に戦略を立てていきました。もちろん、その後もアピールは必要ですが幸先の良いスタートを切ることが大事。
◉ 出版プロモーションはひとりじゃ限界がある
出版プロモーションは、僕が主催しているフリーランスギルドというコミュニティのメンバーが中心となってサポートしてくれました。
出版プロモーションは当然、出版してから始めても遅いので、その前から準備して行います。と言っても、出版の準備で慌ただしい時期だとなかなか全部を自分一人で進めるのは難しい。
とくにこちらの3人はプロモーションの中核を担い、予約日から出版パーティまであらゆる面で支えてくれました。
① 出版予約応援メンバー募集
出版1ヶ月前から、出版予約応援メンバーを募集しました。
発売1週間前の金曜をスーパー予約日と定めて、その日に予約を集中させたかったのです。Amazonは短時間に予約が集中するとランキングが急上昇します。そこでベストセラーを狙う施策。
でも、ただ「この日に予約してね」と言ってもみんな忘れちゃうので、リマインドを兼ねた期間限定メルマガを発行。
最終的には95人が登録してくださいました。
② 出版用ページを作成
こちらはギルドメンバーで、いまのHPの作成もサポートしてくれたチトセITさんが爆速で構成を作ってくれました。
Amazonページだけじゃなく、しっかりHPにも著書を宣伝する予約ページをつくると、それだけ多くの人に見てもらえるし、進捗をどんどん更新していくことができます。
③ スーパー予約日に向けて発信を増やす!:Podcastゲスト出演
やっぱり発信のプラットフォームを持っている人は心強い。
夫婦関係学ラジオのアツさんが、予約日カウントダウンとして全5回も書籍の内容を掘り下げてくれました。
リセッターリストの山本香織さんも、Podcast「あの人の毎日」に呼んでくれて、書籍のお話をたっぷり聞いてくれました!
僕も自分のPodcast「家族をアンラーンする!」の中で、パーソナリティのちーさんと一緒に新刊についてお話しています。
④ Xのスペースでも発信を続ける!
また、予約日前から週3回ペースでXのスペースも開始。
こちらは、ギルドのメンバーが入れ替わり立ち替わりで一緒に話し相手になってくれました。
予約日当日は、スーパー予約ライブとして、バトン形式でギルドメンバーとお話をしていきました。家族にまつわる仕事をしているメンバーが多いので新刊との親和性も高く、面白かったです。
こちらは結構たくさん聞いてもらえ、130人ほどが参加してくれたようです。
そして、念願のAmazonベストセラー1位と12冠達成!
そして、目標だったベストセラーを獲得!
しかも様々なカテゴリで12冠を達成。
これは、プロモーションをサポートしてくれていたオンライン出版コンシェルジュをやっているエリさんが夜中にランキングをチェックして教えてくれました。
正直、「何冠」を自分で数えるなんて発想自体がなかったので、びっくり。
さすが、普段から出版プロモーションをやっているプロは目をつけるところがすごいなと。
⑤ 出版記念パーティを開催!
「家族全員自分で動く チーム家事」の出版記念パーティ!
…ですが。
そもそも出版パーティなんて、リア充なイベント(?)自分ができるなんて考えてもいませんでした。出版していろんな人に囲まれてパーティやってる人たちのキラキラ感を横目に「自分は自分の身の丈にあったことを粛々とやろう」と思っていました。
それがなぜやることになったのか。
▶ 「三木さん、出版パーティやりましょうよ!」
きっかけはフリーランス仲間で、オンライン出版コンシェルジュをやっているエリさんのひと事。
「三木さん、出版パーティやりましょう!」
「そうですね!」と答えながらも、「いやいや、無理よ。たぶん10人も集まらないよ…」と悲観的でした。もうとにかく、クラファンとかイベント集客とか人に声をかけて集まってもらうってのが苦手すぎて。
そもそも「俺出版しました! 超めでたいのでみんなでお祝いしてください!!」って。…言えない、自分じゃそんなこと言えませんです…。
だけど、「出版パーティやりましょう」と声をかけてくれたり、予約に向けてめちゃくちゃ積極的に動いてくれる仲間がいる姿を見て、自分が恥ずかしいとか、自意識が崩壊しそうとか、どうでもいいなと思いました。
自分が誰よりも主体的にならなくてどうする。
出版記念パーティは、開催を決めたところから、自分にとっての覚悟の現れだったような気がしています。
パーティには、とにかく僕が会いたい人をお招きしました。
たくさんの笑顔と、たくさんの応援と、たくさんの勇気をもらえる素晴らしい場になりました。
*
ここまでのプロモーションを、熱くサポートしてくれたスガマリさんが、僕とは違ったサポートする側の目線でこのプロモーションを振り返ってくれています。
Xでの投稿、議事録作成、パーティの受付などとにかくできることを探しては動き回ってくれました。縁の下の力持ちですッ!
と、言うことでAmazonランキングでベストセラー1位を狙うための戦略でした。でもこれで終わりじゃありません。長くしっかりと広めていく努力を続けていきます。
やっぱり書店に自分の著書が並んでいるのを見ると、とっても嬉しい気持ちになります。
ぜひ書店で見かけたら、手にとってみて下さい!
今日も見に来てくれてありがとうございました。
ぜひまた遊びに来てください!
◉ 新刊!「家族全員自分で動く チーム家事」発売中です
この度、夢だった家事シェア本の出版が決まりました!
家事をチーム化させる方法を診断、一人でもできるワーク、多くの事例、14年間の活動から得たメソッドを通して明らかにしています。
「なぜか家事育児にモヤモヤする…」という方はぜひご覧ください!
ーーnoteの記事はコチラーー
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