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【読書録】人生の正解(勢古浩爾・著)

なぜ、読んだ本を公開するのか

毎週日曜日7時~『ビジョナリー読書クラブ』というオンライン読書会に参加しています。そこでは、読んだ本の一部を引用し、自分の気付きを伝え、最後に何をするのかを宣言します。

いつも発表するときに、引用箇所を入力したり、Kindleから自分にメールで送りコピペしたりするのですが、それを消すのってもったいない。

あ!noteに残しておけば一石二鳥。
ということで、発表内容をまとめた記事を書き続けています。

読書会は、一般の方でもお試し参加もできるので、興味のある方はぜひ!

読書が苦手な方も、読書習慣が手に入ります!
読書が得意な方は、ワンランク上の読書が身につきます。

ビジョナリー読書クラブのお試し参加の詳細はこちら。

今回読んだ本はこちら。


いつものように、Kindle Unlimitedで気になった本を物色。幻冬舎の本がたくさん追加されていたので、一気にダウンロード。帰省中にたくさん読めそうだったので、20冊ビジネス書を入れました。今週も、「生き方」に関する本にしました。

それでは早速ご紹介しましょう。

【引用その1】ステレオタイプな正解

人生に唯一の正解などない。大学+会社+結婚+子ども十車+持ち家+定年までの安定した仕事+貯金(十年金)=人生の正解(しあわせ)、という図式はもはや成立しなくなりつつあるのである。これは正解のひとつにすぎない。
これらの全部が揃った者が不正解の人生に落ちた例は無数にあるだろう。モノやお金や人間をいくら足しても正解にはならない。友人は多ければ多いほどいい、などというのはただのばかでしかない。そうではなくて、どんな生き方でもまっとうに生きるのなら、その人にとっては正解の人生である。いうまでもないことである。

子供の頃は漠然と、良い大学に入って、良い会社(有名な会社)に入って……というのが当たり前だと思っていました。

でも、昔と今は価値観そのものが大きく変わっています。有名な企業に入っても将来が約束されているわけでもありません。結婚をしても不幸だという人もいます。

情報がたくさん入ってくるからこそ、いろんな正解があることにも気づけるし、唯一無二のように語られていた正解が幻想だと気づけます。でも、世間はまだ「昔の幸せ」を望んでいるようで、そう仕向けるような流れがあります。

「まっとうに生きるのがその人の正解」

では、その人にとってのまっとうがなんなのか。それを突き詰めていくことが重要でしょう。


【引用その2】自分にルールを課す

人は欲求や欲望や感情のままに生きることができるのに、なぜわざわざ自分にルールを課す人がいるのか。それは他人や世間に流されず、自分を保持するためである。なにより、その自分自身の欲望に歯止めをかけるためである。そしてそのことが自分の気性に合っていて、気持ちがいいからである。また、欲求や欲望全開の「○○放題」の生き方より、深く生きるためである。自分の人生を薄汚い、醜いものにしたないからである。それが「美しく生きるため」である。

自分のためのルールって大事です。それがあるから、自分らしくいられるという人も多いでしょう。

私のルールは、嘘をつかない、とりあえずやってみる、好き嫌いで判断しない、お金を課すなら上げるつもりで。などなど。いろんなルールがあります。

それがあるから、自分楽し生きていけるし、判断に困ったり、後悔することが少ないんだと思います。

著者の言う「○○放題」の人生になってしまうと、節度もないし、本当の意味で楽しめないんだと思います。節度のある人って、見ていても気持ちが良いし、付き合っていきたいなぁ~と思わされます。

何だかんだいっても、「足らないくらいがちょうど良い」んだと思います。


【引用その3】真面目なら正解!?

対人関係において、誠実であること。仕事においては、力を尽くすこと。自分に対しては、負けないこと。ようするに基本的に、すべてにおいて真の意味でまじめであること、である。抽象的でおおざっぱな一云一戒だが、この姿勢で生きていくなら、どんなスタイルであろうと、その人生は正解だといっていい。

著者の言うことがよく分かります。

「誠実である」「力を尽くす」「自分に負けない」

そんな生き方をしている人に不正解だとは感じません。「もっと楽な方法があるよ」とか「そんなにやらなくていいじゃないか」って言っても、その人には納得感がないでしょう。

やっぱり自分の正解は自分が決めること。


【引用その4】お金だけでは正解にならない

お金以上の価値を自分で見出せなかった人間は、人間に生まれてきた価値がない。将来なにになりたいか、と訊かれた子どものなかに、「お金持ち」と答える子がいるのとおなじで、その人間は子どものままである。むやみに金を欲しがり、金に執着し、裕福であることを誇る人間の人生は貧困である。

昔は、お金持ちになるとか、ものを所有するとか……そこに正解があると思っていました。昔と言っても、20代の頃で、起業するかなり前でです。

ただこれって著者に言わせると「こどものまま」なのですね。

起業して、色々と経験して、何に価値があるのかを考え、やっと自分なりの正解が見つかったように思います。「お金」と答えていたときは、必要なものが分からなかっただけ。今は、何が重要か分かるので、そのものについて答えています。

大事なことは、自分で見つけないと見つかりませんね……。


まとめ&宣言

自分なりの正解を見つけ、定義づけます。

そして、それを人生の指針の一つにしようと思います。


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