【読書録】愛とためらいの哲学(岸見一郎・著)
なぜ、読んだ本を公開するのか
毎週日曜日7時~『ビジョナリー読書クラブ』というオンライン読書会に参加しています。そこでは、読んだ本の一部を引用し、自分の気付きを伝え、何をするのかを宣言します。
その発表を事前にnoteに公開することで、自分の考えを整理しています。
皆さまの参考になるとうれしいです。
今回読んだ本はこちら。
いつものように、Kindle Unlimitedで気になった本を物色。『嫌われる勇気』の岸見先生の本を発見!これは読まねばと言うことで早速ダウンロードしました。
それでは早速ご紹介しましょう。
【引用その1】なぜ不幸を好むのか?
自分で出来ない理由を生成してしまう。これってビジネスので世界でもあると思います。「起業したい」と言っているのに、なかなかチャレンジしない人がいます。
「お金がない」「人脈がない」「アイデアがない」
起業をするのが怖いから、理由をいろいろと作って不幸なストーリーを考えているのかもしれません。困難なものだと考えている時が、一番楽しい。いざ飛び込んだら、その渦中でどうなるかわからない。
起業でも恋愛でも、飛び込める人が成功しているように思います。
【引用その2】ためらう理由
「自分に価値がある」とは言いにくいかもしれません。だから自分に自信をつけるために、チャレンジを繰り返していきます。経験を積むことで人の役に立てると実感できたり、周囲の人に支えられていると実感したり。
自分が無価値だと思ってしまうと、傷つきたくないと考えて何もできません。それってすごく残念だし、怖いことですよね。
傷つく勇気も必要ですね。
【引用その3】愛と嫉妬の関係
想像力って大事ですが、こののような想像力は不要。相手が悪いと思ったら、目につくものすべてがその証拠のように見えてしまいます。
想像力を働かせる場面を間違ってしまってはいけません。人を信じるために想像力を働かせる。世界を良くするために想像力を働かせる。決して自分を貶めるために、その力を使ってはいけません。
【引用その4】愛は持てない
愛は「流れ」であり、「とどまるもの」ではない。そう考えると、嫉妬心が減るのかもしれません。相手の心を変える努力は出来ますが、結果を決めるのは相手の心です。
結婚式で愛を誓うのは、そういう意味があるのか!と今さらながらに思いました(笑)
【引用その5】相手はわからない
人のことを理解しようとしても、それはあくまでも表面的でしょう。心の奥底にどす黒いものがあったとしても、それは見えないし、理解しなくてもいいのかも。
表面的に見えるところをしっかりケアする。
さらに奥底も推し量るというレベルでいいのだと思います。
「同じだ」という思い込みがものごとを複雑にしているのだと思います。
まとめ&宣言
人間関係は、恋愛と同じようなものですよね。
理解する、嫉妬する、思い込む……やはり人と自分をしっかり割り切り、そんなに期待しないというのがいいのかなぁと感じます。信じるけど、過度な期待をしない。結局は他人であり、別の人格である。
それにしても、勉強になる一冊でした。
今回読んだのはこちらの本です。
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