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抽象度を下げて話せるか

このコラムは、メルマガ『0.1%の成長』をnote用にアレンジしたものです。個人のビジネススキルを高める情報を日刊でお送りしています。今まで3,000本以上のコラムを書き、32冊の書籍を出版してきました。そのノウハウをまとめてお届けします。

皆さん、おはようございます。
アイ・コミュニケーションの平野友朗です。

先週は、外部からのセミナーの依頼があったり
メルマガで紹介してもらえたり
広告が上手く機能したり……。

ということで、この1週間で
200人くらいメルマガの読者が増えています。

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差し上げていますので、是非周囲の方に伝えてあげてくださいね。

初めは、先着500名様でスタート。
それも超えたので、1,000名様に拡大しています。

このキャンペーンを始めてから
純粋に紹介しやすくなったという声もいただきました。

まだまだ本のプレゼントは続きます。
ぜひ、一人でも多くの方のお役に立てればと思います。

拡散、転送、大歓迎です!

それでは、メインコンテンツにいってみましょう!


■抽象度を下げて話せるか

お客さんのライティングをチェックするときに
「抽象度」についての話をすることがあります。

「お客さまの夢を応援します」
「やさしい社会を作ります」
「世の中の幸せを増やします」
「毎日仕事を頑張ります」

言葉としては、耳にすっと入ってくるのですが
「実際に何?」といわれると、分からないのです。

たとえば「お客さまの夢」という言葉を使うなら
そこにいるメンバーが同じ認識を持てるべきです。

一口に「夢」と言っても、解釈はたくさんあります。

・仕事で最後は何をやりたいか
・人生で何をやりたいか

このような究極的なゴールや大きなものを指すこともあります。

・日々のやりたいこと
・今できていないこと
・ちょっとした成長

ここを指して使うこともあるでしょう。

「人生の究極的なゴール」と「日々のやりたいこと」だと
同じ言葉を使って議論していても、会話が噛み合いません(笑)

そのため、「その夢」って具体的には何を指していますか?
このように何度でも聞くのです。


普段から抽象度の高い言葉を説明にたくさん使いすぎると
正しい意図が歪められていきます。

そこから誤解が生まれたり、
伝わらなくて興味が持たれないのです。

そのため、次のようなフィードバックが増えます。

「抽象度が高い」
「もっと具体的に」
「言語化してください」

しかし、「抽象度」という言葉自体も、「抽象度」が高い(笑)
そのため、相手が正しく受け取れない可能性もあります。

いろんな例を示して、いかに抽象的かを伝えても
それは、あくまでも「例」であって、抽象的に感じるかも知れない。

本当に、具体的に伝えようとすると
私が原稿を手直し手して、伝える必要があります。

ただ、ここにはまた問題があります。

たとえば、会社の理念が抽象的だったとします。
そこを私が具体的に書き直したとします。

すると今度は、それがよく見えてしまったり
その言葉に思考が引きずられてしまいます。

そのためそれが「自分の理念」だと錯覚して
「人が作ったもの」を採用してしまうリスクがあります。

これを避けるために、現場では具体的にやらないようにしていますが
このあたりの説明は、結構難しいですね。

●ものごとを抽象的に捉えられる
●具体例を出して説明できる

これらのスキルを磨くことは「伝える力」をアップさせるためにも
本当に重要だなぁと思います。

そして、事業の定義をするためにも
具体と抽象のハシゴと登ったり降りたり自在にできる。

そんなスキルが必要ですね。


【編集後記】高尾山へ登る

土曜日は、色々と考えた結果、高尾山へ行きました。

仕事も落ち着いているし、読書も飽きたし、
何より、運動不足という感じがします。

人がたくさんいるところには行きづらいけど
公園や山だったら、比較的安心できます。

電車で向かったのですが、人身事故があり電車がストップ。

復旧までに1時間くらいかかりそうなので、
2駅前で下車し、そこから山まで歩きました。

結局、トータルで5時間くらいずっと歩いたのですが
とにかく暑かった……。

ペットボトルで持ち込んだ水を途中で買い足し、
結局、7本くらい飲みました。

こういう暑い日は、売店のある山が一番ですね。

山頂のオリンピックエンブレムは
パラリンピックのものに変わっていました。

ただ、そのマークを知らない人もいるのか、
ちょっと不思議そうに記念撮影をする人もいました。


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