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文章の正しさを知ってから崩す

このコラムは、メルマガ『0.1%の成長』をnote用にアレンジしたものです。個人のビジネススキルを高める情報を日刊でお送りしています。今まで3,000本以上のコラムを書き、32冊の書籍を出版してきました。そのノウハウをまとめてお届けします。

皆さん、おはようございます。
アイ・コミュニケーションの平野友朗です。

知らないことが多すぎますね……。

『電子帳簿保存法関係』の法律が変わるそうで
昨日は、そのことを教えてもらいました。

実践塾のZoomシェア会では、録画を切ったあとに、いろんな雑談をしています。

そこで「電子取引の対応ってどうしますか?」と聞かれ
まったく意識していなかったので、逆に教えてもらいました。

正直……これを読んでも分かりません(笑)

そこで、YouTubeを検索して、動画をいくつか閲覧。
この動画で言っていることが分かりやすかったです。

「タイムスタンプを押さなくてはいけない?」
「自動返信で送っている、セミナーの参加費の請求はダメ?」
「電子で保存するって、以外と面倒では?」

いろんな疑問が生まれてきたので
今度、整理士の先生に聞いて、やり方を確認しようと思います。

それにしても、なんでこんなに複雑になるのか……。
みんながちゃんと申告していたら、こうならないのでしょうか?

こういったことで作業が増えるのは残念ですが
ルールをしっかり守れるように、準備しようと思います。


それでは、メインコンテンツにいってみましょう!


■文章の正しさを知ってから崩す

どうしても「文章の正解」を聞かれることがあります。

・本を書いている
・毎日メルマガを書いている
・メールの研修をやっている

だから「文章に詳しいだろう」と思われるのでしょう。

私は文章の専門家でありません。
メールコミュニケーションの専門家です。

そのため、常に正しい文章について
自分なりに答えを出そうと考えています。

その上で、コミュニケーションのあり方を考えます。


たとえば、こんな質問を受けるんです。

「一文に、いくつ読点(、←のこと)を打つべきですか?」
「メールで改行するときに読点って必要ですか?」
「質問をメールに書くときは、?はつけた方がいいですか?」
「こんにちは、平野です。こんにちは。平野です。
 点と丸どっちが正解ですか?」
「メールは、何時間以内に返すべきでしょうか?」
「CCに誰かが入っているときは、必ず全員に返信をすべきでしょうか?」


このようなものが永遠と続くわけです。

まあ……こんな細かい話はどうでもいいじゃないか。
そう思うのも納得です。(私もそう思います・笑)

ただ質問をしてくる人たちは、至って真面目。
そこでメールを書く手が止まってしまうのです。

何でこんなに正解を求めるんだろう。
正解が存在しないものも多いのに。

そう考え、いつも私なりの回答を伝えています。

まず、コミュニケーションについては
相手がどう感じるかが正解だということ。

多くの人がやっていないことをやるとそこに違和感が生まれます。
つまり、多くの人が取り入れているルールに倣うのがベスト。

ただ、正解は相手によっても変わります。

そのため、私は相手の正解を模索しながら
相手によってメールを書き分けています。

正しいものがすべての人に響くかというと
正論や正しいとされるメールを見ても、不快になる人がいます。

そうなると、本来の目的は達成出来ません。

目的が果たせないならその手段(=ここではメール)が
間違っていると考えた方が良いでしょう。

正解は、人によって異なります。
正解は、時代によって異なります。
正解は、その時の状況によって異なります。

つまり、唯一無二の絶対的な存在はないということ。

その点も含め、まずは一般的な正解を理解します。
そして、その正解で噛み合わないときは、少しズラします。

今、時代が求めているものも正しさだけでなく
調和や居心地の良さになってきていると思います。

30年前に正しかった文章が、今では伝わらない。
30年前に求められた働き方が、今は不正解。

そういうことが当たり前に起こっています。

正解は変化する。
時代とともに、人とともに変わる。

それなら、正解を導く力を養うのが重要です。

暗記の教科ではなく、答えを自分で生み出す教科なのです!


【編集後記】翻訳本をプレゼント(完了)

私が今まで書いてきた本のいくつかは翻訳されています。

確かこの4冊は翻訳されていたはず。

『走りながら考える仕事術!』
『「やり直し」のメルマガ営業術』
『仕事が速い人はどんなメールを書いているのか』
『仕事を高速化する「時間割」の作り方』

先日、会社の倉庫を掃除していたら、
翻訳版の本が数冊出てきました。

手元には一冊あれば十分。
保管用を除くと、5冊あまりました。

私が持っていても、無用の長物です。

そこで、Facebookで募集をかけたところ
すぐに引き取り手が決まりました。

一人は、前の会社の後輩。
今、関西の大学に勤めているそうです。

中国からの留学生に読んでもらいたいとのこと。

こうしてすぐに反応があるのは
FacebookなどのSNSの良いところですね!!

倉庫には、まだまだ古い本があります。

表紙がちょっと焼けてしまって売り物にならない本とか
古すぎて、販売対象にしていなかったものとか。

あとは、昔作ったDVDとか、CDとか……。

プレゼントとして配ってみてもいいのかも。

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