事実→解釈→自然反応→意識的選択

このコラムは、メルマガ『0.1％の成長』をnote用にアレンジしたものです。個人のビジネススキルを高める情報を日刊でお送りしています。今まで3,000本以上のコラムを書き、32冊の書籍を出版してきました。そのノウハウをまとめてお届けします。

皆さん、おはようございます。
アイ・コミュニケーションの平野友朗です。

やっぱり「いいね」が増えるとちょっと嬉しい。
最近、それをまた実感してしまいました。

このメルマガの記事をnoteに転載しています。

結構前から転載していますが
正直、「いいね」はさほど増えません。

ある実践塾の会員さんがnoteにアップすると
「いいね」がたくさんついている。

この差はどこにあるのだろう。

原稿のクオリティか……
あるいは、写真の使い方か？

でも、すべてが違うような気がします。

唯一異なるのは、タグ付けの仕方。

その記事を参考に「人気のタグ」から選びつつ
タグも4つにしていたのを8個に増やしてみました。

すると、「いいね」が確実に増えているように思います。

今日で検証3日目。
さて……どのくらい増えるかな。

平野友朗（ビジネスメールの専門家/会社経営/著者）｜note

それでは、メインコンテンツにいってみましょう！

■事実→解釈→自然反応→意識的選択

何でもかんでも細かく分けたい。

どうやらそんな癖があるようです（笑）

細かく段階ごとに分けると
どこに問題があるのか明確になります。

ある日のメモに、

【事実→解釈→自然反応→意識的選択】

と書いてありました。

これは、自分の思考や行動がどのように生まれるのか。
そのフローを書いたものです。

この言葉だけでは、ちょっと分かりにくいので、
細かく解説しましょう。

たとえば、誰かに電話したとします。
その時に相手が出てくれなかったとします。

●事実＝電話に相手が出ない

ここで「でてくれない」と書くと
相手に非があるような思考になってしまいます。

これは事実ではなく、歪んだ解釈です。
事実なので、ただそれを淡々と書き留めます。

相手が電話に出てくれなかったので

「きっと出たくないんだなぁ」
「まだ準備ができていないんだなぁ」
「忙しいみたいだ」

こんな感じで解釈します。

●解釈＝居留守を使っている

事実を解釈したことで、次の思考が生まれます。

「あ～むかつく」
「失望した！」

●自然反応＝不快感

こうして解釈をしたことで、感情が生まれます。
人によって解釈も違うので反応も違う。

私は、悲観的に考えることは少ないです。
そのため、「まあ、いいか」で終わります。

過去のパターンとか、過去の感情とか
そういったものが繰り返されて、自然反応が生まれる。

こうして生まれた反応に対して
何かしらの行動が生まれます。

これは自然に生まれるということではなく、
ある程度、選択的に行動していると思います。

イライラしたから無視をした。
不快に感じたから、大声を出した。

●意識的選択＝大声を出す

この行動自体を自分で選んでいるのです。

こんな形で細分化していると
自分のどこに問題があるのかが分かるようになります。

事実は誰にとっても同じです。
しかし、その解釈は人それぞれです。

当事者同士の解釈がイコールになることは少ないので
その差違をどう埋めて行くのかが重要になるでしょう。

そもそも「人とは解釈が違う」ということが分かっていれば
そこで無駄な議論をしようと思わないでしょう。

間違った意識的選択をするならば
解釈を変える努力をするべきでしょう。

まずはプロセスに分化してみましょう！
そして、解釈を変えてみませんか？

【編集後記】小説漬けの日々

ここ数週間、ずっと小説を読んでいます。

そのため、ビジネス書がほぼ読めていません。

実践塾シェアクラブの会員さんには
毎月読んだ本のリストを提供しています。

それを見て、

「最近小説が多いなぁ」
「この作家さん、全部読むつもりだな」

なんて思われているかも知れません。

初めてその作家さんを知ったときには
まず、勧められた本を読んでみます。

そして「これはいい！」と思ったら
処女作を読むようにしています。

さらに、5冊くらいしか出していないなら
すべてを一気に購入。

こうして数珠つなぎに、本が増えていきます。

まだまだ知らない作家さんが多すぎます。

私にとって読書は最大の娯楽です。
面白い本があったら教えてくださいね。

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