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メンタリズム、NLP、吊り橋効果...「世間の心理学」と「学問の心理学」のギャップを埋める。『大学で心理学を学びたいと思ったときに読む本』編者まえがき公開
これから心理学を学びたい人に向け、「科学としての心理学の姿」を日本心理学会・若手の会のメンバーが解説する。第Ⅰ部では心理学が扱う多様な最新の研究領域を紹介し、第Ⅱ部では心理学部への進学にあたって持つことの多い疑問に答える、という構成である。さらに、コラムでは心理学部に進学した思いなどが経験を交えて語られている。心理学部への進学を希望する高校生はもちろん、その保護者、進路指導の先生など、現在の心理学のリアルを知るために好適な一冊である。 ▷書籍詳細 編者はじめにメンタリズム
Review#17:ユージン・バーガー マジック・コレクション(Eugene Burger, Richard Kaufman)
いやぁ、面白かった!そして、少し値は張りますが、原著でなくこの日本語版で読む意味がありました。 前提として、私はユージン・バーガー氏の著作は(英語でも)読んだことなく、パフォーマンス映像はスクリプト・マヌーヴァから出ているDVDを少し見た程度。コンベンションにおいてショーは拝見したことがありました。ビザーマジック自体は学んだことも見たこともほぼない、という背景です。そんなユージン・バーガー初心者の私にとっても、バーガー氏の思想や彼の演技のブラッシュアップの仕方、それらが学べ
漫才論| ¹⁶⁶「"嘘"を本当のように見せる」のがコントなら, 「コントよりもえげつない"嘘"を本当のように見せる」のが漫才
「漫才とコントの決定的な差」について,かもめんたるの岩崎う大さんがこちらのインタビュー記事の中で語っています。コント師目線で見る「漫才」とはどのようなものなのかがよく分かる記事だと思います 「コント師目線で見る『漫才』」を題材にすることによって逆に,「漫才師目線で見る『漫才』」とはどういうものなのかが理解しやすくなると思うので,インタビューを抜粋しつつ,この点について書いてみたいと思います 漫才は「芝居」なのかこれは,「『漫才』とは演じるものなのか」という大きな話です。「