毎日noteを始めて1ヶ月経って分かったのは、『自分』を知ること。

自分の過去や感情を吐き出して続けて、目標の1ヶ月を達成した。毎日1000字以上かそれに近い文字数を書き綴って、分かったのはしんどい時と意外と書ける時の落差がある事。書きたいものがある時は、すらっと1000字以上を書くことが出来るし、何も書くことがない時は下書きでタイトルだけ書いて寝かしておいたものを片付けていた。夕飯の残り物を後日朝食で食べるみたいな感じがする。さて、僕が毎日noteを書き始めて何が変わったのか、どんなことに気付いたのかを書いていく。

1、僕は文章を書くことが好きだということ。

まず、文章について。大学でレポートを課題でよく書いていたので慣れていたのと、読みやすさで褒められた事もあったので少し文書を書くことに自信がついた。それに、大学に入るまで長い文章もエッセイも書くことが無かったので新鮮だった。小説を読んだり、本屋の空気が好きだったのも関係しているのかもしれない。実際にnoteを書き始めてからも、自分を表現する手段は文章なんだと思い始めている。

それに大学を卒業して、自分が書いた文章を見てもらう機会が無くなってしまったのでnoteを始めたけど、井の中の蛙だったと思い知った。当たり前だけど、自分より上手い文章を書く人は沢山居るし、そんな大した事がない文章にいいねの評価数が以上に高かったりする記事を見ていると何が誰に響くのかは人それぞれなんだなと思った。僕の文章は基本的に自分語りなんで、見てもらえる人は少ない。ビジネスのやり方みたいに誰かに何かを教えて、有益な情報を届けたりしない。自分のnoteは教科書の端っこに書くパラパラ漫画みたいなものだ。自己満足で書いて納得するだけのものだから、当然だと思う。でも、なんか楽しいからやってしまう。それが続けられる理由の一つかもしれない。

2、僕はPV数より、いいねの方が好きだということ。

僕はあまり他人のnoteを見ない。めちゃくちゃ暇な時に興味のあるワードで検索して定番のnoteを見るくらいだ。でも、いざ自分noteを書き始めるとやはり人の目が気になる。でもPV数より、いいねの数が沢山あった方が嬉しい。単純にモチベーションが上がるのだ。見るだけなら誰でも出来るけど、僕が書いた記事に見るだけではなく、いいねまでくれる人が沢山居ることに驚きと嬉しさがあるからだ。それに加えて、フォローやコメントまでくれると律儀な人だなと思うのと同時に感謝しかない。僕の感情に向き合ってくれた気がして、本当に嬉しく感じる。いつも読んでくれている方やフォローしてくれた皆さん、ありがとうございます。

3、僕は多くの悩みや思いを抱えていたこと。

振り返って自分のnoteを見てみると、僕は人間関係やお金のことで悩みを抱えていたり、感情や思いを吐き出せずに抱えていることが分かった。文章を書くことでそのがんじがらめになった悩みや感情の糸を、解いて整理している気がする。一人が抱えるのがしんどくて、悲しくて、孤独でそれを誰かに理解して欲しくて、でも理解されなくてと複雑だ。このどうしょうもない何か文章で誰かに伝えたかった。

毎日noteを書くことで、嬉しいこともあったけど悩みも増えた。読まれない文章を積み重ねても、誰の為にもならない。僕の自己満足で終わってしまう。いいねやPV数に目が眩んで自分の書きたい文章が書けなくなったりもした。きっと人生もこれの繰り返しだろう。何か手に入れて、また失って。何のためにやっているのだろうと何度も何度も思う。

でも、とりあえず1ヶ月は続けた。自分の為にも、誰かに読まれる為でもなく、目標を設定して成し遂げたかった。低いハードルなのかもしれないけど、毎日継続した先に何があるのか見てみたかった。結果は何も無かった。自信が付いた訳でも、しんどさが消える訳でも無かった。ただ、振り返ってみると僕の書いた記事が足跡のように残っていた。こんなに歩いてきたのか。あの時、こう思っていたのか。こんな事もあったなと。誰にも褒められる物でもないのに、よく頑張ったなと自分を褒めている。達成感もそんなに無いのだけど、それでも継続出来た結果は目に見えるものとして其処にある。それが嬉しい。

毎日noteを1ヶ月書くという目標は終わった。じゃあ、その先は何をしようかと思ったのだけど毎日書くことは、僕にはあまり意味を見出せなかった。書かなきゃいけないと思い込んで焦って書いても、良い記事は書けない。

これからは感情や悩みと向き合った時に、何を感じ、何を選び、どう進むべきかという自分の心の揺れを書けたら良いなと思っている。それがいつになるか分からないけど、更新頻度はなるべく高くしたい。それに、今まで書いてきて文章を書くことは『自分』を知ることに繋がる。他人のnoteを見て共感しても、自分の感情を吐き出しても、結局は自分を知りたいからだ。それは永遠のテーマだし、書き綴っても分からないかもしれない。

でも、僕は書き綴っていきたい。自分のを知り、他人と関わり、自分の中で何が変わるのか知りたい。その為に自分らしく、僕らしくあろう。これからと向き合う為に。