Tomo.pt16

男|理学療法士|中学サッカートレーナー|アスリートフードマイスター|「まずは自分から実…

Tomo.pt16

男|理学療法士|中学サッカートレーナー|アスリートフードマイスター|「まずは自分から実践」|脳ー哲学|その時々の考えを投稿。自分の成長過程の歴史の記録(ブログ)

最近の記事

世の中は全て確率論

生活する上で、すべての事柄は確率論で形成されている。 そして、どんな事柄も100%成功するとは限らない。 毎朝、髪をセットすると思うが、毎回全く同じになることはない。 ただ、大体同じ髪型にすることはできる。 これは、今までの経験上、どう髪を整えれば理想の髪型になるかを知っているから。つまり理想に近づける術を持っている。理想に近づける確率が高くなっているということ。 しかし、たまに何度かやっても中々上手くいかないこともある。 この上手くいかなかったという経験が、新しい対応策を

    • 意識

      相手が意識してないものを意識させてしまうことで悪影響になることもある。 肩こりって本人に自覚がないなら 肩を触った人が主観的な判断で、 「肩凝ってますね。」 とか言わないほうがいいと思う。 実際、触ってみると、 張ってるとか硬いとか何かしらの感覚はあると思う。 でも、張ってるから、硬いからといって、 本人が肩凝りの症状があるとは限らない。 業界的の風潮として、 張っているもの、硬さがあるものは緩める。 柔軟性が乏しければ、ストレッチとかをして柔軟性を得る。 前屈で床を触

      • 週に何回?

        リハビリで、 週に何回くるのがいいのか? 1回?2回、3回?毎日? 結論は当たり前だけど、人による。 ただ、一つ言えるのは、たくさん来ればすぐ治るわけでもないし、 少なくても、改善していくこともある。 実際、同じ患者さんで、週2回の場合と4回の場合は試せない。 だから、4回通ったから速く治ったかは証明できない。 そもそも、病院の場合は1単位20分と決められているので、 週2回で最短で40分。 1週間のうちたった40分だけ。この短時間の介入で、 改善したら自分の介入が良かっ

        • あえて別のやり方をしてみる。

          各々、学んできたものがあり、得意(好き)な手技だったり、分野はあると思う。患者さんを評価し、「こうなんじゃないか」と推測し、施術なり運動指導なりをすると思う。 症状が改善すると、これが原因だったとなっていませんか? それって案外、別の介入方法だったり、 なんなら自身で導いた介入と真逆の方向への刺激を入力しても改善すること結構あると思うよ。 解剖学だったり運動学みたいなのは身体を見るうえで大事だし、最低限の知識は必要だと思う。ただ、そこに囚われすぎて、全部そこから考え始める

        世の中は全て確率論

          3秒で〇〇!!

          巷では、 「3秒で〇〇」 「指一本触れるだけで」 という広告が時折出てくる。 僕の中では、 これらの広告は、同業者、またはこれからこの業界に入ろうとしている人間に刺さる人が多い印象を受ける。 なぜなら、人は楽をしたい生き物だから。 指圧したり、ストレッチしたり、運動指導するより、 触れるだけとか、3秒で治せるならそっちにいきたくなる。 そんな魔法みたいなことが可能ならね。笑 3秒で治せるのに予約3年待ちとかみると、 もはやギャグ もちろん問診やら評価やらはやるだろうけど、

          3秒で〇〇!!

          改善したからそれが正解?違う

          そもそも、同じ状況、同じ状態、同じ環境など、 全く同じシチュエーションで別のことをやって試すことができないんだから、 それが正解(≒原因)かなんてわからないよね? 世の中には、 施術、マッサージ、ストレッチ、運動、ヨガ、ピラティス、栄養、睡眠、 口腔ケア、物理療法などなど、 あらゆる健康法で様々な不調(不定愁訴)を改善できている事実がある。 この業界は改善させることができた人のみ語ることが許されている感はある。 さもそれしか正解がない、改善することができないのような口ぶり

          改善したからそれが正解?違う

          before/afterの是非

          例えば、 踵をついた状態しゃがめない。 前屈で床に手がつかない。 指標としてはわかりやすいし、 患者さんからもしばしばそういう声は聞かれる。 前提として、それができる必要ありますか? 仕事や生活環境で必要な人はいると思いますが、 全員できるようになる必要はないと思う。 しゃがめなくても、床に手がつかなくてもよくないですか? それができなくても生活に支障がないのであればできなくてもよくないですか? 参考可動域なんかもそうで、 あくまで参考なので、そこまで挙がらなくてもい

          before/afterの是非

          代償と運動連鎖

          皆さんがどれくらい症状とか痛みを見ていくにあたって、 動きを見ていますか? 代償という言葉を使って相手の動きに対して、 「それは代償ですね。」使うことがあると思います。 例えば 肩甲上腕関節を動かしたいが、肩甲骨や体幹が必要以上に動いてしまう。 全身を回旋していくにあたって、どこか狙った部位への回旋を出してほしいと思って見ていても、そこの回旋が出ず、他の部位の回旋が出てしまったり。 それをどこかに痛みが出ていたり、症状が出ていたりして、そこに関係してるだろうなというイメ

          代償と運動連鎖

          予防って?

          今回は暑い、寒いを例に書いていく。 例えば、右膝が痛くて来院した人に、 「左膝も予防のためにやっておきましょう」 (予防になるのかは知らないけど) みたいな場面は多くの人が出くわすイベントだったりするはず。 事前にやるという意味では予防という認識でいいはず。 ただ、今回の本題である「暑い」「寒い」はどうか。 「季節の変わり目だから体がだるい」 「暑いからなかなか体が動かせなくて」 「寒いからなかなか体が動かせなくて」 他にもやらない要因はあるはずなのに、 気温のせい

          予防って?

          左右差って整えても意味ない

          ・治療家は左右を整えたがる 結論からするとそのようなものは殆ど意味をなさない。 それをどれだけ言ったとしても左右差を整えたい人は日々増えていく。 特に新人であればあるほどそういう情報に飛びつきやすい。(僕もそうでした。) 理由として、 ・左右を整えればいいという単純なところにある。 ・人は左右を整えたい。 ・整っているものに美しさを感じる生物である。 ・シンメトリー効果 歪みのない対称のものに対して安定感や美しさ、誠実といったイメージを受ける効果のことをシンメトリー効果と

          左右差って整えても意味ない