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東成瀬村にきて過ごした2ヶ月

東成瀬村にきてはや2ヶ月。
今回は少しこの2ヶ月を自分の思いのままに振り返ってみようと思います。
色々書きたいことはあるんですが…
とりあえず少しでも東成瀬村が
皆様のそばに感じられたら嬉しいです。

虫との戦い🐛🐝🐜🐞

東成瀬村は秋田県の南東端に位置する
自然豊かな村。
村の93%が山林原野ととにかく周りは山ばかり。
私が一番に衝撃だったのは
『アネコムシ』の多さでした。。。
(アネこムシは秋田の方言でカメムシのこと。)
私は出身が東成瀬のお隣増田町という場所ですが
そう頻繁にアネコムシを見かけるという経験は
これまではありませんでした。
春から秋にかけて見かけても年に4匹程度。
それも自分では取りきれないので
父にお願いして取ってもらったりしていました。
でも東成瀬村ではアネコムシが出るのは毎日の事。
そんなのでいちいち騒いでいたら
日が暮れてしまいます笑
村の方は皆さんは慣れた手つきで
さっさとガムテープで貼って捕まえていきます。
その素早さは本当に職人さんのようでした笑
来年くらいには私もさっさと捕まえられるように
なっていたらいいなと願います。
ただ怖いのはこれからの時期。
今後は外の気温がぐんぐん上がるので出てくる虫の種類や数もこれまでとは比べ物にはならないと
言われています。
今後も私と虫の格闘の日々は
続いていきそうです。。。

山菜採り🗻

山の恵み山菜。
幼い頃から食べていた山菜ですが今年は山に入って山菜採りを経験してきました。
これまでは当たり前に食べてきた山菜。
取るのがこんなに大変だなんて
私は本当に知らなかった。
日が登ってしまうと山菜が育ってしまい
食べ頃を逃してしますので
日が登り始めた明け方に山に入っていくんだそう。
食べ頃やそうでないものは一瞬にして判断をして
スタスタ山の中を進んで行く。
食べる時の下処理なんかも知らないと大変で。
なんであんなに当たり前のように食べていたんだろと自分を怒りたくなりました
山菜自体にも感謝しなければいけないし、
それをとって来てくださる人にも
感謝しなけれなければと。
そう実感した今年の春でした。
来年はしっかり勉強してとって来た山菜を
自分で調理して食べたいなと思います。

山に入る前の様子


こごみ
タラの芽の天ぷら

ふれあい・いきいきサロン👩‍👩‍👧‍👧

東成瀬村には住民が語らいや活動を通じて、
交流を深め健康で過ごすための集いが
月に一度それぞれの地区で存在します。
参加者の方はご高齢の方が多く、
平均して10人程度。
たわいもないお話を楽しんだり、
情報交換をしたりと
この場所は村の方々にとっては大事な交流の場に
なっているようでした。
お薬手帳の制作など頭や手先を使うので
いい運動になるよねと
皆さん口を揃えておしゃっていました。
そんな楽しい場所に参加させていただいたのですが私にとって難関なのは秋田弁の聞き取りでした。
じいちゃん・ばあちゃんの話すネイティブ秋田弁は
聞き取れないこともしばしば。。。
幼い頃から聞いているのに場所が少し違うだけで聞いたことのない単語が出てくるなんてことも
まあまあ頻繁に起こります。
話しながらその言葉を覚えておいて、
後で調べてそんなことを話してたんだと
振り返ることも。
でもなんだか秋田弁って聞くとホッとして。
気づいたら自分も秋田弁で話していると
言った感じでした。
「これ持ってげーっ」と
お菓子を沢山渡してくださったり
「お茶っこ飲んでゆっくりしてけー」と
温かいお茶を淹れてくださったり
とにかく皆さんに優しくてしていただいて
ここに戻ってきてよかったなと
人の温かみを思う存分に味わっています。
そんないきいきサロンも参加人数が減っていて
なかなか寂しい状態だそう、、、
せっかくこんなに素敵な場所があるのに
無くなってしまうのは絶対に避けたい。
この場所を残してさらに活気あるものになるよう
考えていきたいなと思うところです。
今後に乞うご期待ということで、、、。

サロンの様子


このような感じでたくさんの方々と関わりを
持たせていただきながら過ごした2ヶ月。
たくさんの方々に支えられ、
今後は支えられる側になれるように
一生懸命取り組むのみです!
今後も少しずつ協力隊としての活動を
報告できたらと思います。
それではまたここでお会いできたら嬉しいです🙇🏻‍♀️ ̖́-


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