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これ、高校生でもできるんじゃない?

私は本を読むのが好きだ。
その中でもひろゆき氏の本は結構好きな方だ。
(2ちゃんねる作った人ね)

賛否両論あるだろう。
でも私は自分と異なった考え方をする人の書いた書物を読むのが好きだから、彼の書いた本が好きだ。

ちなみにホリエモン氏の本も好きだ。
ホリエモン氏を好きと言うわけではない。そもそも彼がどんな人か知らないから。ただ、彼が考えてる事が好きだ。

つまりは、自分と異なる考え方をする人に耳を傾けることが好きという事。

自分の周りにいる友人たちは、自分と似たような考え方をする傾向にある。それは、そういう人たちと意図的に一緒にいるわけであり、理由は、一緒にいて心地良いからだ。

でもこの平和じゃない世を生きていくためには異なった意見に耳を傾ける必要もある。そんな時、便利なのが書籍だ。

そのひろゆき氏の本の中で、

世の中の大半の仕事は、高校生レベルでもできることが多い。
ホワイトカラーの仕事だって、高校生の学力でできる仕事ばかりなはずだ。

と語っている部分がある。

なんとなく気づいてたけど、うまく言語化できてなかった。
我々オッサンたちが会社でやっている仕事なんて、実際はほとんどが高校生でもできる仕事だ。用意された手順書通り行えば。

またそれはイコール今後この世の中からなくなっていく仕事という意味でもある。だからそんなレベルの仕事に就くために子どもたちは貴重な時間を「勉強」に費やしてはならない。

ある程度の規模の会社で、ある程度のポジション以上の人のやっている仕事には、手順書がない。つまりは自分で仕事を見つけて、自分でその仕事を完了させて、自分がその会社にいる価値を自らで示していかなければならない。さもなくば、クビだ。

会社では、ある程度適当に努力してくると、そんなポジションになる。もしこのように価値を生み出すような働き方をしなければ、おそらく1日1時間もあればその日の「仕事」は完了する。でもそんな状態、一年ほどはごまかせても、二年は騙し通せない。
そうすると、やはり自ら状況を把握し、自らの力でバリュー(価値)を生むための仕事を作り、自らで遂行していく、そんな力が求められる。

「考える力」が必要ということだ。

私が日々、世を忍ぶ仮の姿で日中勤務している職場にて、最もイライラする事は、「考えない人」を目にする時だ。

例えば「このシステムにアクセスするにはこのツールを使ってください」と言う案内があるとする。でもそのツールでは何故かエラーが発生してアクセスができない。わからないからとにかくサポートセンターに電話する。思考停止する。
そんな人は、高校生レベルでもできる仕事から抜け出せない。考えないからだ。

世の中全て100%用意された手順書通りに物事が運ぶと思っている人たちだ。この世の中に100%なんてない。この世はお花畑じゃない。

今の子どもたちは、そんな大人になってはならない。
だから、いろいろな価値観を吸収し、常に自分なりの考えが持てるように頭の訓練をしていたほうが良いだろう。

例えばでいい。例えば自分が総理だったらどうするか。それはなぜか。その程度でいいから常に疑問を持って生活するようにしたらどうだろうか。

もちろんこんなものはテストに出ない。
だけど、世の中に出て一番役に立つのがこういった思考だ。

別に誰にも共有しなくていい。
自分の中で自分の意見を持ち、その理由付けを行っておくことが大事だ。

社会に出ると、突然意見を求められることがある。その時に、自分の考えをすでに持っているのと持っていないのとでは大きな差が出る。

唯一の答えなんてない。だからこそ、自分の意見にしっかりとした自分なりの理由付けを持って、心のカバンにしまっておくことが大切だ。

そんなことは絶対に学校で教えてくれないから、ここに書いておく。

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