見出し画像

移住して、郵便局の存在の大きさを実感する

こんにちは。tommy(トミー)です。普段は起業家ママtommyと名乗っておりますが、本名は松坂智美と申します。

現在は夫の仕事の都合で移住した限界集落・人口4900人の徳島県神山町に在住。大自然の中にある一軒家で3歳と6歳の女の子を育てながらママ起業家として活動をしています。

前回は限界集落の保活事情についてお話しましたが

私が限界集落に移住してから感じた驚きや発見をお伝えする移住シリーズ。今回は「ゆうちょ銀行、郵便局」について熱く語っていきたいと思います。

私が昨年10月に神山町に移住してから約9ヶ月ほどが経ちました。だんだんとこちらの暮らしにも慣れ、子ども達も車生活に馴染んできています。

ここは東京とは全く違う環境ではありますが、生活していけば慣れて順応できるんですよね。とはいえ「やっぱり東京とは違うな〜」と感じることはあるんです。そのひとつが銀行などの金融系です。

郵便局は強い

田舎に引っ越しをする上で様々なサービスの移行をしました。その中で一番大きくギャップを感じたのはやはり銀行や金融系ですね。

東京に住んでいた頃は、三菱UFJやみずほ、三井住友、りそなといったメガバンクを主に使っていました。これは都心に住んでいれば自然なことです。

ただ、最近では手数料が安く使い勝手が良いネットバンクも使うようにもなり、メガバンクとダブルで使っていました。ネットバンクは普段使い、メガバンクは貯蓄を置いておく場所といった使い分けをしていたんですね。

ところが、神山町に来てからはメガバンクを使うことがめっきり減りました。なぜなら三菱UFJやみずほ銀行が提携しているATMがないからです!

これには少し困りましたね。無料で引き出せる提携ATMがないので、今まで以上にネットバンクを使うようになりましたし、現金の引き出しにも工夫が必要になりました。

現金を使う機会が増えたのも神山町生活の特徴です。東京ではほぼキャッシュレス生活をしていましたが、神山町ではまだまだ現金が必要です。

このような生活環境で強く感じたのは、
「郵便局は強い」ということでした。

私とゆうちょの関係性

私がゆうちょ銀行の口座を持ったのはいつなのか。実は覚えていないんです。恐らく子どもの頃に親が私名義で口座を作ってくれたんだと思いますが、気づいた頃には私の名前が書かれた通帳が手元にありました。

ずっと付かず離れずの関係性だったゆうちょ銀行ですが、使う機会が全くなかったので結婚を機に解約をしました。

確か結婚した時に「どうせ使わないから、名義変更ではなく解約しよう」と考え解約してしまったんですよね。

ところが神山町ではゆうちょ銀行が大活躍だったんです!

ここで生活するのに便利な阿波銀行や徳島銀行の口座を持っていない私にとって、ゆうちょ銀行はめちゃくちゃ重要。

ゆうちょ銀行がなければ口座振替もできませんから、どこでも口振ができるゆうちょ銀行は強いなとつくづく感じました。

神山町の街中を走っていると、コンビニよりも郵便局が多いと感じます。誰もがアクセスできる場所に郵便局がちゃんとあるんです。これは本当にすごいことだと思いました。

田舎ならでは!?浄化槽の支払いでも使えるゆうちょ銀行

神山町では下水が整備されていないので、個々のお家で浄化槽を使って生活排水をきれいにします。その浄化槽を定期的に点検しないといけないのですが、その支払いでもゆうちょ銀行が使えるそうです(ちなみに私が使っているメガバンクは使えませんでした)

そこで、先ほど一旦解約してしまったゆうちょ銀行の口座を再度開設するために郵便局に足を運び、作ってきました。

口座開設にかなり時間はかかりましたが、やっぱり郷に入っては郷に従え。ここで生活するにはゆうちょ銀行は欠かせない存在なのです。

地方暮らしでもネットが発達しAmazonなどの便利なサービスは使えるようになりました。それでも、まだまだ地域に根ざした金融機関やサービスを利用する必要があると実感しています。

地方移住では地域の環境に適応しなければ生活を快適に営むのも難しいと学びました。

全国どこにでもある郵便局の仕組みは素晴らしいですし、東京では感じられなかった価値にも気づけました。

こういった価値観は、実際に生活してみないと分からない大きな発見です。

都会の生活しか知らなければ、一つのモノの見方で自分が構成されてしまいます。これってある意味怖いですよね。

今回の体験では、多面的な視点で田舎暮らしを見ることで多くの発見がありました。これからも神山町の生活を通して楽しんで発見し続けていきたいと思います。

「あなたはあなたのままで素晴らしい」
tommy

 


このnoteはstand. fmでの音声をもとに書きました。同じ内容を音声でもお聴きいただけます。

Tommy's News!


徳島県にて「ママ夢ラジオ」というラジオ放送に参加しています。

ママ夢ラジオ徳島が徳島新聞で紹介されました!

様々な活動を通して社会に良い影響を与えられる人材になりたいと思っていますので応援よろしくお願いいたします。

こういった活動に「いいね」と思ってくださる方はぜひnoteをフォローしていただけたら大変嬉しく思います。

また、

・限界集落でのママ起業家生活
・ママの活躍支援
・自分史

などについての取材もお受けしております。
ご質問等がございましたらお問い合わせをお願いいたします。

取材のお問い合わせはこちらから


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?