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【現地採用】#16_履歴書/職務経歴書の書き方

こんにちは!
トミーです。

さて、今回は中国で転職する際に作成した履歴書/職務経歴書について気を付けた点を解説したい思います。
尚、就職・転職する際に利用する人材紹介会社については以下に解説しておりますので、必要に応じて参照してください。
【現地採用】#13_どこの人材紹介会社が良いの?経験者が話す人材紹介会社の特徴を解説!|トミー@広州|note

尚、今回の記事は①日系企業現地法人、②現地企業の違いを理解した前提で解説をします。両者の違いを理解出来ていない方は以下の記事を読んでから本記事を読み進めることをお勧めします。
【現地採用】#3_どちらがいいの?日系企業現地法人or現地企業|トミー@広州|note

前置きが長くなりましたが早速履歴書/職務経歴書について解説していきたいと思います。

初めに①日系企業の現地法人についての注意事項について解説致します。
まず履歴書について転職歴等を多く書かないことをお勧めします。
こちらを読んでいる方は日本人の方がメインだと思いますが、採用担当者は同じく日本人です。
また、中国に進出してきている日系企業の多くは日本では大手企業の部類に入る会社が多くいます。そのため大学を卒業した後多くは転職せずに1つの企業で長く勤務されている方が多いです。
また企業の規模によりますが、元々日本では生産技術部の課長が中国に駐在した途端に現地法人の総経理(=社長)になる例もあります。
そのため転職歴が多いと「この人大丈夫かな?」「すぐに辞めないかな?」等不安に思われることが多くなります。
学歴はもちろん嘘偽りなく書きますが、例えば職歴にアルバイトが多ければ「〇〇等アルバイト」というようにまとめて記載するようにしましょう。
もし、応募企業から問い合わせがあった場合は具体的にやってきた内容について話せば問題ありません。

一方、職務経歴書についてはやってきたことがシンプルに伝わる事を心がけましょう。シンプルというのは難しい言葉ですが、文章が長すぎずやってきたことが分かるようにです。ポイントとして①業務内容、②主な業務、③実績になります。
履歴書同様職歴を多く書くことが重要ではありません。
あなたが今までどのようなことをやってきて、どのような人物なのか、を知るきっかけが職務経歴書になります。
採用担当者の目線にたって簡潔にかつアピール出来るような文章を書くことを心がけましょう。

次に②現地企業向けの履歴書・職務経歴書について解決します。
前提として中国人は転職が多いことを評価する文化があります。
もちろん数カ月で自己都合で辞めるのは論外ですが、スキルアップや待遇のために転職することはプラスに考えられます。
そのため自分としてプラスになったと思う職歴は積極的に書くようにしましょう。
また現地企業の場合、日系企業と違い面接時間は長く設定されています。
※私が現地企業に応募した際の面接時間は1時間でした。
日系企業のように15分や30分等と区切られておらずむしろこれまでの経験を詳しく伝えることが重要となります。
面接の際に原稿を用意するわけにもいきませんのである程度履歴書に書いてしまうのも1つの手がと思います。

少し脱線しましたが次に職務経歴書についてです。
こちらも履歴書同様プラスなったと思う経歴・技能は積極的に書くようにしましょう。現地企業の場合具体的な数字(営業職で売上を〇%上げた、生産技術部で生産コストを〇%上げた等)を書くことで良い印象を与えます。
その際もちろん嘘はいけませんが、多少の脚色は許容範囲内です。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
尚、これまで約14回にわたり書いてきた現地採用シリーズですが、次回を持って一旦仮終了とする予定です。
いきおいに任せて書いていましたが後から見ると誤字脱字や読みづらいところが多々見受けられました。
そのため一旦修正期間を設け、落ち着き次第改めて投稿していきたいと思います。

それでは、また!


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