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【中国人との恋愛・結婚・育児】#33 日本より過酷?教育格差について

こんにちは!
2018年12月に中国人と結婚したトミーです。
中国人との恋愛や結婚についてこれまでの経験を基に記事にしています!
※これまでの記事はマガジンにしております。ご興味があればフォローしてください。


さて、今回は「日本より過酷?教育格差について」です。
以前、国際結婚をした私が現在また今後子供の教育について、悩んでいることを記事にしました。

今回はもし、中国人として歩む場合のルートについて、中国の教育状況と併せて解説したいと思います。

↑以前作った表ですが、今回は一番左のルートについてとなります。
地域によって待機児童の問題等がりますが、日本では自動的に公立幼稚園に入学することが出来ると思います。
一方、中国でば公立学校は応募制となり、枠に収まらなければ抽選となります。また、その抽選も優先順位が「①戸籍有り+家有り」>「②広州戸籍無し+家有り」>「③広州戸籍無し+社区に居住」というような順。
※エリアによって条件に差はあります。

 家があること、戸籍を持っているかによって大きな違いがあります。
※日本では戸籍の異動は役所への書類提出等で手軽に出来ますが、こと中国では大都市への転籍は容易ではありません。詳細は後日詳しく書きたいと思います。

 幼稚園からそのようなハードルがありますが、小学校、中学校も同様の基準があり、不動産を保有しているか、戸籍を持っているか、言い換えてしまえばそれらのハードルをクリアできる資金を持っているかによって子供の将来にも大きな影響を与えることになります。
※説明が漏れましたが、公立学校に入学できない場合は私立学校への入学となります。

 尚、中学校までは義務教育として進めるものの次に大きなハードルとして「初中毕业考试(通称:中考)」があります。
 日本で言えば高校入試です。但し、日本では希望をすれば大体の子供は普通学校へ入学できると思いますが、中国の場合はすべての学生が普通学校へいけるとは限りません。
 地域によって差はあるものの私が住んでいる広州市では半分の割合で普通学校、残りの半分は「职业高中」に進学します。
 「职业高中(通称:職高)」は何かというと、日本で言えば商業高校、工業高校のようなイメージかと思います。私も詳しくは分かりませんが、専門課程は幼児教師、栽培、養殖、機電、電気工学、自動車修理、コンピュータ、建築、観光、医薬衛生、会計、秘書、商業貿易、英語、音楽、美術、服装、服飾芸術、演技、料理、映画制作、ビル、印刷、アニメなど多岐に渡ります。
 写真は少々悪意があると思いますが、先日見た動画のスクリーンショットですが、普通学校の学生は勉強しつつ、職高の学生は鍋を振っているという、ということを話していました。

そのようなイメージもあり、「職高」より「普高」への進学希望者の数が多く競争に勝つためにあらゆる手で子供に勉強させるようになっています。

このような流れのなかで私の子供は果たして生き残っていけるのか、、、正直辛いことも多そうなので、現時点では別のルートを考えている今日このごろです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それではまた!



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