見出し画像

【現地採用】#23_現地採用で失敗しない方法!(6)現地採用編完結!!!

こんにちは!
トミーです。

さて、これまで「現地採用」というテーマ、切り口で苦労話や就職する際の注意点を中心に書いてきました。このネット検索で「現地採用」と調べると否定的な意見ばかりが目立ちます。

なぜ現地採用は否定的に語られがちなのか?

現地採用の方々と出会う中で御置き分けて①目的②来る時期(年齢)、によって大きな違いが出ています。
そこで前回からそれぞれの視点に立っての注意すべきことを記事にしています。これまで①目的のうち(A)海外を経験したい」、「(B)一時的に出稼ぎ」という目的をもって中国に来た場合の注意点を記事しました。

①目的
■「(A)海外を経験したい
【現地採用】#18_現地採用で失敗しない方法!(1)|トミー@広州|note

■「(B)一時的に出稼ぎ」
【現地採用】#18_現地採用で失敗しない方法!(2)|トミー@広州|note

■「(C)配偶者が現地人」
【現地採用】#18_現地採用で失敗しない方法!(3)|トミー@広州|note
【現地採用】#18_現地採用で失敗しない方法!(4)|トミー@広州|note

②来る年齢
【現地採用】#18_現地採用で失敗しない方法!(5)|トミー@広州|note

今回は完結編としてこれまでのまとめとしての記事を書きたいと思います。
以下はこれまでの記事を勘案して年齢とそれぞれの目的に合わせて「◎はおススメ!、〇可能性あり!、△慎重に検討!、×オススメしない!」と分類してみました。

細かくなってしまいまいますが、まず60代以上の方は絶対にオススメしません!※但し、特別な技術をお持ちの方以外

「②来る年齢」の記事で紹介しましたが、60代以上になりますとビザの取得が極端に厳しくなります。もし、60代以降も現地採用で残りたい場合は①永住権を取得、②中国政府が望む高度人材(博士号取得、特殊な技術者)、③就業地の平均年収のから5倍の年収が見込める会社へ勤める、の3つの方法があります。
この中で一番多いパターンが「③就業地の平均月給の5倍の給料が見込める会社へ勤める」という形になります。
もちろん平均月給5倍となるとかなりハードルが高くなります。
日本人も多く住んでいる深圳であれば平均月収は1万元を超えているので、最低5万元(月収100万円以上)が必要となります。
そのような求人となると求められる技術も高くなるので、どうしても中国に行きたいという方がいれば事前に求人情報等を確認してから渡航することをお勧めします。

次に50代の方々になります。
こちらは多くは語りませんが、上記に書きました60代で直面するビザの問題がすぐに出てきます。
そのため60代以上も引き続き、中国で働きたい方はビザの問題をどのように解決するかよく考えておく必要があります。

次に40代となります。
(A)海外を経験したい、(B)一時的に出稼ぎ、(C)配偶者が現地人、それぞれ「〇」と評価しました。(C)配偶者が現地人は少し違うと思いますが、(A)、(B)の目的ですと40代がリミットだと思います。
但し、それぞれの目的で訪中してその後日本に戻るのか、中国に残るのか、はたまた別の海外に行くのか、によっても変わってくると思います。
例えば、日本に戻る可能性があるのであれば、中国の経験をどのように活かすことが出来るのか?
日本で転職を考えた方ならご存じかと思いますが、書類審査、面接の際にはこれまでの経験等が重要になります。
もし、中国の経験(例えば中国語でビジネス会話が出来る等)が次の職に活かせるのであれば問題ないかと思います。
但し、中国語も覚えず技術の進歩もなければ日本に帰国後の転職活動も厳しいものになると思います。
一方、中国に残るとしても年齢を重ねていくうちに求人の幅は狭くなっていきます。その点を考えてから行動されることをお勧めします。

最後に20代、30代となります。
個人的な経験で話しますが、30代前半まではなにをやっても経験になると思います。但し、将来的にどのように生きたいか、によって変わってくるかと思います。一番重要なことはその時々で自己分析をしてどのように生きるのか、自分としての信念を決めて行動するに尽きるかと思います。

私は30代前半で中国に来て精神的に参りそうな時期もありましたが、今は給料・待遇も満足して過ごしています。
なぜ上手くいったのか?ことあるごとに自分の市場価値を把握、自己分析をして自分にとって一番良いと思うルートを選択してきたからになります。

厳しいことばかり書いてきましたが、現地採用は人によってはチャンスとなる場合も多くあります。私の経験、分析が皆様のお役に立てば幸いです。
もし、相談したいこと、聞きたいこと等ございましたら、コメント欄で教えさせください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

それではまた!

ぜひぜひ、サポートをお願いします。現在日本円での収入がなく、いただいたものは息子の日本語教材の購入にあてます。本当にありがとうございます。