見出し画像

他人と比べて落ち込む時、自分に伝えたかったこと

「他人と比べて落ち込むときにどうしたらいいか?」というテーマでクライアントさんと話すことがよくあります。

私は、2歳の時に妹が生まれてから「比較世界」で育ってきたので、自分と他人を比べるプロ。笑
だから、クライアントさんが落ち込む気持ちもよくわかります。

比べるといえば、今でも鮮明に覚えている幼少期の思い出があります。
それは家族でトランプゲームをした時。
妹は要領が良くて、どのゲームも勝つことが多かったんですね。
「◯◯ちゃん(妹)すごい!」と親が褒めるたびに、私はイライラ。
結局私は「もうやーめた」と、ゲームから途中で降りることを選んでいました。

でも、イライラのループからは抜け出せない!
妹が勝つ
→親が妹を褒める
→妹が褒められるとイライラ
→ゲームから降りる(負けたくないから)
→ゲームをしないので、私は傷づかない(負けないから)
→でもみんなはゲームを楽しんでいて、私は寂しい
→ゲームに戻る
そしてまた振り出し(妹が勝つ)に戻り、同じステップを繰り返すから。

今思い出すとイライラする自分をコントロールできなくて、子供なりに苦しかったですね。

もしあの時の自分に声をかけてあげるとしたら、こんなことを伝えてあげたいです。

あなたが考えていること、感じていることに蓋をしない

あの時の私は、こんなことを考えたり感じたりしていました。

妹に負けたくない
妹がうらやましい
私も両親に褒められたい
妹に負けて悔しい

私の考え・感情に◯Xはありません。
それなのに「お姉ちゃんのくせに大人気ない」「褒められたいなんて恥ずかしい」「お姉ちゃんなんだから我慢するべき」と、もう一人の自分が私を厳しく◯X判定していたので、自分の考えや感情に蓋をしました。

蓋をしちゃうと、あとで爆発します。(経験済みです)
あの時の我慢、あの時の寂しさ、あの時の悲しさ、あの時のつらさ。
そういう感情を無視しないで感じることは、とても大切だと今ならわかります。

思いこみの世界はゲームの世界と一緒

「妹に負けたくない」の裏には、「親に愛されたい」という気持ちが大きかったと思います。冷静に考えれば、トランプゲームに負けたぐらいで、私に対する親の愛情が減るわけではないのに、私の中では「負ける=愛されない」と思いこみが強かったのです。

思いこみの世界って、ゲームの世界と同じかもしれません。
甥っ子がゲームをしながら一喜一憂しているのを見ると「幻想の世界なのに」といつも思うのですが、思いこみの世界にいる私はそれと同じ。
トランプゲームに負けて、親から愛されていないゲームの主人公になって一喜一憂しているのです。「あれっ、これは幻想の世界?」と気づくと、ハッと我に返ることができました。

あなたが本当に大切にしたかったことは何だろう?

あの頃の私は寂しかったし、悲しかったし、つらかったと思います。
でも一歩下がって自分を見つめられた時、ぜひ問いかけて欲しいのです。
「本当に大切にしたかったことは何?」と。

私の場合、これでした。

負けてもいい自分を受け入れる」
「一番になることを手放す」


「負けること・一番になれないこと=親に愛されない」ではないと気づいた時、だったら「負けてもいいや」「一番になれなくてもいいや」と初めて思えました。そう思えたら、人生なんとラクなこと!

結局、勝つことが解決策ではなかったですね。

自分が考えていること、感じていることに寄り添う。
自分の思いこみの世界に気づく。
そして、自分が本当に大切にしたいことに気づく。

他人と比べて落ち込む時は、あなたが生きやすくなるヒントが隠れているのです。ぜひ上の3つを試してみてくださいね。


➡︎ 【明日の自分を生きる6ヶ月コース
無料相談会を随時受付中です。

➡︎ 自分ラボの公式LINE がオープンしました!
今、お友達登録していただけると、自分ラボのセッションで
実際使っている2つのワークをプレゼント。

1、自分が本当にやりたいことを知る7つの質問
2、気がかりを手放す - 本当にやりたいことを叶える最初のステップ

またLINEではこんなメッセージを不定期に配信します。
・本当の自分で生きるヒント
・ 自分の思考グセに気づくヒント
・ 新しいものの見方・捉え方のヒント
・ イベント、セッションの先行案内

興味がある方は、ぜひお友達登録してくださいね





【Tomokoのプロフィール】

【自分ラボってどんなところ?】





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?