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”死を予約する”デザイン?/世界三大ガッカリスポットって実際どう?/他 @コペンハーゲン観光

まえがき

さっさとコペンハーゲンの写真見せろやって時はちょっとスクロールしたら飛ばせるよ!

去年の夏にヨーロッパ縦断をした際にスマホに撮りためていた写真をPCに取り込んでみたところ結構面白い写真が色々出てきたので、写真を載せつつ各地の小話をご紹介しようと思います。

え?レポまんがを描いている分際で写真を載せちゃうの?漫画を描きなさいよ!
その通りなんだけど、まんがを描くのって結構疲れる。なので、本当にオチのない小話をまんがに描く気には中々ならないのです。

それでも小話は色々あるので、まんがにするほどでもない小話をこのように写真と一緒にご紹介していこうと思います。

ちなみにまんが
  ↓

すでに何編か描いているので読んで貰ったら嬉しいです。
前書き終


本編

①たのしいデパート&実家MUJI

お店が集まるコペンハーゲンの中心街のデパートIllum。

まずはデパート!いろいろなお店が並ぶStrøget通り沿いにあるIllumというデパートに大好きな無印良品があると聞きつけて行ってきました。

どのフロアにも陶器や衣類、家具などなどデンマークらしい洗練されたデザインの良質な品物がずらりと揃っていてデパートというよりほとんど美術館でした! 建築も都心の建物にもかかわらず全フロア大胆に吹き抜けており、開放的で贅沢な空間でした。
ちょっと良いお土産を買いたい方におすすめのスポットです。

お目当ての無印良品はというと、最上階に。高所恐怖症にはちょっと辛いエスカレーターをぐるぐる登っていきます。エレベーターはあるのですが、まさかのドアを手動で開けるタイプ。この手のエレベーターが苦手なのでしぶしぶエスカレーターで上がりました。

無印良品の品揃えは日本とほとんど同じ。実家のような安心感です。
奥の方には日本産のブランド醤油やマヨネーズといった調味料類がカッコよく陳列されている物産展みたいなコーナーもありました。ぎょっとしたのはその値段。ヨーロッパにおいて日本の食品は極東からの輸入食品ですから、高級品なんですね。あのスーパーでよく見るキューピーマヨネーズが1本あたり約1100円で販売されていました…
恐るべし。

②デンマーク飯

旅行の醍醐味ごはん!…なのですが、意外と単独旅行中は食事がおろそかになりがちだったなと思います。というのも異常なまでの物価高であまり外食ができなかったり、普通に観光が楽しすぎてずーっと歩いていたら食事をスキップしてしまったり。
そんな中でもコペンハーゲンで食して美味しかったものを共有したいと思います。

デンマーク名物(らしい)チーズケーキとココア。ホステルの屋上で頂いた。
さすがは高緯度、21:00でこの明るさである。
後ろに映っているのは全然知らない(多分)フランスの親子。

ケーキです^^
何が名物なのかな~と調べてみたところ、デンマークではどうやらチーズケーキが名物らしく、チーズケーキが評判なBERTELSでベリーチーズケーキを購入しました。コペンハーゲンへ来る前にいた町でもケーキを買ったりしていたのですが、デンマークのケーキってベリー乗せがちな気がします。
お値段は約1300円。高え~高えよデンマーク~!HARBSより高いよ~!そりゃあ食事もおろそかになるわけなんですよ!(外食すると1回3000円を下らない国)

一緒に頂いたのはCocioというデンマークのどこのスーパーにもある瓶入りココアドリンク。セブンイレブンでも売っていたりします(デンマークにはセブンイレブンがめちゃくちゃある)。デンマークではココアも結構人気な飲み物なんだそうで、めちゃくちゃおいしい。

ちなみにこのCocioの瓶ですけど、前の町からコペンハーゲンへ出てくるときに30㎏のスーツケースと一緒に無理やり持ってきた品です。前の町で気に入って買い込んだは良いものの飲み切れず、しかし捨てるにはおいしすぎる、とリュックに詰めてはるばる運んできました。
今思うとなんて愚かだったんだろうと思いますが仕方ありません。だっておいしいんだもの…。

例のカップうどん

こちらは朝ごはん。とにかく荷物を減らしたくて、日本から持ってきたは良いものの食べていなかったインスタント食品の消費大会です。デンマークの朝は夏でも割と寒くて暖かい出汁の味が骨身に沁みます。
後ろに若干Cocio入りのコップが写っていますね。
そして向かいにいるのがイズ(まんが参照)。
困っていたらCocioを少し飲んでくれました笑 ありがとう!

③行かずにおけるかデザイン美術館

デンマークといえばデザイン。とにかくデザイン大国のイメージ。そんなデンマークの首都コペンハーゲンには「デザインミュージアム」という超楽しそうな名前の博物館があります。

こちらもIllum同様、洗練された美しいデザインを享受できる場所でした。コペンハーゲンに行くことがあれば間違いなく断然オススメのスポットです。

色々な椅子など

興味深かったのは、上のような椅子などのプロダクトをはじめ建築や誌面などといったいわゆる「デザイン」と言われて私たちが想像するようなものだけでなく、概念のデザインも展示されていたこと。

概念のデザイン?どういうこと?ですよね。

私が一番印象に残ったのは「死」のデザインに関連する展示です。
例えば下の骨壺。

「BEYOND LIFE (人生のその先)」
”悲しみに暮れる場所?”
植物のタネが付いた骨壺。丸い果実のようなところに骨を納めて埋葬すると、葉っぱの部分に込められたタネがやがて発芽する。

私の死後、骨壺の埋葬地に植物が茂り花が咲き、そこへ生き物が集まってくるかもしれない。ずっと遠い未来、そこへ咲いた花で子供たちが花冠を作るかもしれない。
私がその植物や花や生き物や子供たちの姿を見ることは絶対無いけれど……
なんだか感慨深い死後のデザインではないでしょうか?

でも概念って言うより、これはまだ骨壺という物質のデザインでしょ?という感じがするかもしれません。
より概念っぽいのは、例えば下のような安楽死に関連するデザインです。

「JUSTEND (終わらせるだけ)」
”もしあなたの死をアプリで予約出来たら?”

これは、端末上のアプリから「自分の死を予約する」というデザイン。ちょっとおどろおどろしい感じもしますが、皆さんそれぞれに「ぽっくりいきたい」「溺死は嫌だ」など死に関する願望はあるのではないでしょうか?

そんな死をアプリで予約できるようにしてみよう、というデザインです。
この展示はおそらく安楽死の予約なので、デスノートみたいに死因の指定が出来るわけではないけど…いずれできるようになったら興味深いですよね?

このように、ただ鑑賞するだけでなく、考察や妄想が広がるデザインも数多く展示されていました!

④世界三大ガッカリスポット1/3

世界三大ガッカリスポットと名高い人魚像。これを見てたら飛行機がやばかった。

どうしても存在を確認したくて無理やり訪れた世界三大ガッカリスポットであるコペンハーゲンの人魚像。
確かに、「ある!」と存在を確認し、「よし終わり!」でした。
元々そのつもりだったのでそこまでガッカリはしませんでしたが。

世界三大ガッカリスポット1/3訪問達成です(ほんとにそれだけ)。

ちなみに、他2つのガッカリスポットをご存じですか?
デンマークの人魚像に加え、ベルギーの小便小僧とシンガポールのマーライオンも世界三大ガッカリスポットに数えられているらしいです。

⑤水筒小話

CanDoの水筒。下部が大きくひび割れている。リュックの中が水浸しになった。

地下鉄乗り換え中、切符を出そうとした拍子に落として割ってしまった。
わりと丈夫でこれまでも色々なシーンで耐えてきた100円ショップの水筒でしたが、ここでお別れすることに。
何も知らずに日本の実家から持ってきましたが実は妹の物だったそう。この場を借りて再度、ごめん妹…。

デザインミュージアムで買った平たい水筒。

この後訪れたデザインミュージアムで平たい水筒に新調しました。とても軽く、カバンの中にすっきり納まり、このサイズ感で500ml入るというスグレモノです。保冷機能が無いのだけがちょっと辛いところですが…

コペンハーゲンのデザイン博物館は展示もさることながらミュージアムショップもめちゃめちゃに良いものがたくさん売っていたので本当にオススメ!

あとがき

いかがだったでしょうか?
こんな感じで漫画と並行しながら各地の写真を思い出したようにたまーに上げていけたらと思います!
最後までお付き合いありがとうございました😊
他にもコペンハーゲンこんなのがオススメですよ!というのがあったら教えてもらえると嬉しいです🙌
まんがも読んでね!!!


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