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【富山県の活性化】都内在住のビジネスマンが地元を活性化かできないか考えてみた。
皆さんこんにちは。
冨永(@tomisan101089)です。
今回は僕の地元、富山県の実態から活性化させるための”持論”を本記事でまとめてみようと思います。
自分自身で”都内のビジネスマン”と称すくらいなので簡単な自己紹介を時系列順にご紹介し、本題に進んでいきます。
【冨永の簡単なプロフィール】
▼小学校〜高校卒業まで
・小学校、中学校まで富山県内の田舎ですくすく育つ
※具体的な市や町等は家族に迷惑をかける可能性があるので伏せておきます
・高校は「富山県立富山商業高等学校」陸上競技部に所属
※ネットで調べてたら出てくるのでここは公表しておきます
▼18歳〜19歳
・高卒で日◯自動車系列の子会社に就職
・陸上競技の実業団選手
▼20歳〜21歳
・パーソナルトレーナーを目指すために上京
・6ヶ月間スクールで学習した後に晴れてパーソナルトレーナーデビュー
・新型コロナの影響によりジムが倒産、一文無し
・Webへの強い関心があったことからITベンチャー企業へ転職を成功させる
▼22歳〜23歳(現在)
・ベンチャー企業でWeb広告・Web施策の営業を行い粗利2000万以上達成
・本業で得た知見を活かし個人で事業をスタートし初月30万の利益を達成
・2021年12月末に次なるステージでのチャレンジを決め退社、現在に至る
※今後のステージに関しては後々お伝えできればと考えております
それでは本題に参りましょう。
僕の地元、
富山県ってどんなところ?
早速ですが僕の地元は富山県東部のど田舎です。
しかし良いところが沢山あります。
自然が豊かで綺麗な山が毎日見え、海があり、そして田園風景が広がる。
夏は海水浴が楽しめ、冬にはウィンタースポーツが楽しめる。
魚が美味しくて、米どころなので日本酒も美味しい。
温泉やスーパー銭湯が山程あり、¥600-前後で日帰り入浴が楽しめる。
↑実家を出て2秒の景色。これでどこかわかったらプロ富山県民ですw
↑雪が降った翌日の景色。めちゃくちゃキレイ。
そんな都内の人間からしたら非日常的なことがごく当たり前です。
東京都に住んでいる僕が帰省した際に改めて感じた富山県の魅力です。
しかし...
冨永:「しばらく見ない間に富山が変わっていると聞いたし一人で散策に行ってみよ〜」
〜各エリア散策後〜
冨永:「まじか...年末年始なのにこんなに人がいないのかよ...この良さをどうにかして皆に伝えられないのか...?」
って感じで本当に人が少ないです。
もちろん全ての場所が該当するわけでは無いですが「これで収支が立てられるのか?」というところが殆どでした。
次に僕が実際に足を運び目で確かめた場所、富山県内でも有名と称されているスポットや食事などを紹介してみます。
※主に富山県東部のスポットを紹介します。
高岡市など西部にも多くのスポットがあります。
富山県のおすすめ
スポット・食事などの紹介
① 富岩運河環水公園
↑これは年末年始に行ったときの写真。曇っているので景色はそこまでですが本来は下記のようにきれいです
転用:近畿日本ツーリスト
富山駅から車で3分、徒歩でも10分くらいでアクセスもよく富山県内では有名なスポットになっています。
また公園の敷地内に”世界で2番目にキレイ”と呼ばれているスターバックスコーヒーも併設されています。
※過去の情報なので今はどうか知りませんが...w
転用:朝日新聞
桜の季節にはライトアップされたり敷地内でコーヒーを楽しめるため多くの人で賑わっています。
ただ僕が訪れた12月末。
マジでびっくりするくらい人が少なかった...。
富山県は雪国ということ、年末ということも考慮したうえで人が少ないことはある程度予想できたが、逆の意味で想像以上でした。
冨永:「寒い中でもどうしたらもっと多くの人が来るのだろうな...」
なんて彼女と歩きながらずーっと頭の中で考えていました。
これもあくまで例えばなのですが、
・冬限定で雪の当たらない小屋(ミニビニールハウス的なやつ)を公園の各地に立ててみる
→外でも雪を見ながら楽しめるような仕組みを作る
・スタバで購入した人のみにホッカイロをプレゼントする
→店外でも楽しめるようなマーケティングを考えてみる
・”スタバのみ”の顧客を減らすために周辺施設の開発
→県外人に観光スポットと認識させるための土台作り
などなど、もしかしたら上記の中で既に行っている施策もあるかもしれません。
しかし富山県内の有名なスポットであれば”もっと県をあげて集客に力を入れるべき”ではないかとも考えます。
② 総曲輪通り商店街
富山市の中心地にある商店街です。
昔はかなり賑わってそうですが、現在はシャッター街になっていました。
ネット上にエリアマップが転がっていたので転用しておきます。
こちらから。
正直、僕はこの総曲輪通り商店街の閑散さに一番ビックリしました。
▼僕が2022年の年明けに
行ったときの様子
↑メイン通り。店舗の空きが目立つ...
↑みどり通りってところ。これ見た時「嘘やん...ヤバ...」と素直に思いました。
↑メイン通りの反対側。メイン通りに比べるともっと人が少なかった...
▼富山大和前の
スケートリンク
↑総曲輪通りの中で唯一人が賑わっていた。
▼2018年、総曲輪にオープンした
「あまよっと横丁」
公式サイトはこちら。
実はこのあまよっと横丁の運営元を辿ると東京の企業が運営してたので少し気になっていました。
ただランチはやっていなかった。もちろん年末年始だからということもあるがランチをやっても仕入れ・人件費・光熱費を諸々含めると赤字になるのかな...なんて個人的に考えていた。
▼2020年10月にオープンした
「SOGAWA BASE」
↑中がキレイだった。
店舗詳細はこちらから。
▼僕がランチを食べた
「東京亭」
老舗感が出てて良かった。そばも美味しかった。
「富山にあるのに東京亭かよ!」と突っ込みたくなるところも良いw
▼株式会社大和|富山店
転用:株式会社西村プレシジョン
▼総曲輪周辺の写真たち
↑なんか綺麗だよね〜
まだまだ良いところや映したいところも沢山ありますが実際に足を運んだのは上記のラインナップ。
見ての通り綺麗な場所もあれば老舗感が出ている場所もあればと素敵なところがめちゃくちゃ多いです。
ただ、どうにかしないと今後より一層お客さんが来なくなり、大変なことになるのではないかと考えます。
これはあくまでも個人の見解ですが、大まか間違いでは無いと考えます。
根拠は株式会社大和のIR情報(投資家情報)にて△(マイナス赤字)が多くあるためです。詳しくはこちら。
この商店街にあるのは多くが小売店と飲食店。
小売店は回転率が不要とはいえ、在庫過多になったり諸々問題になっているのではないかと予測します。
飲食に関しては回転率がもろに影響してくる職種。人がいないとそもそも回転しないので痛手でしょう。
そのため小売、飲食どちらも「〇〇セール」「2022年福袋」のように”在庫を処分するためのマーケティング活動”をよく目にするのではないかと。
今この記事を書いている現段階で「これをやればいい!」という考えがまとまっていないことも事実です。
ただ、どうにかしてこの場所に人を呼び込む施策が出来ないものだろうか。と常々考えています。
③ グルメ達
富山はマジで飯がうまい!本当にうまい!
東京でもうまい飯は食べれますが立地等の兼ね合いでいいお値段がします。
その分、富山県の飯は安くてうまい!これには帰省するたびに感動しています。
僕が実際に帰省して食べたもの、過去富山県に住んでいた際に食べて美味しかったものを紹介します。
▼寿司たち
(値段はピンきりですが僕みたいな庶民は回転寿司で大満足です)
【すし玉】
※県内にいっぱいあります。
転用:ホットペッパーグルメ
【きときと寿し】
※県内に何店舗かあります。
転用:ホットペッパーグルメ
【すし食いねぇ】
※富山市、高岡市にあります。
↑これで¥1,045-のみ。安すぎw
↑特上にしても¥2,200-のみ。安すぎ×2
転用:すし食いねぇ公式
【スシロー】
※全国にありますが富山のスシローはレベルが高すぎ
↑赤貝。この大きさと艶で¥150-。東京じゃ味わえない...
まだまだ美味しい回転寿司は沢山あると思いますがこんなところでしょうか。
正直富山県の回転寿司のレベルはめちゃくちゃ高いです。
▼糸庄
全国的にも珍しい”モツ煮込みうどん”です。
Googleマップの評価は1,520件の口コミが入って驚異の★4.3。
この業界にいたらわかりますがめちゃくちゃすごいことなんですよ。
マジで。
評価の通りいつも昼時は行列が出来ています。
僕も20分くらい待って入れました。
うますぎて富山に帰ってきた際は必ず行くようにしています。
▼かれ〜屋 伊東
富山県で一番好きなカレー屋。うますぎて富山県に在住している時は週1で通ってた。
▼島田食堂
転用:食べログ
島田食堂も昔ながらの懐かしい味を楽しめる老舗の食堂。
写真では伝わらないかもしれないが全てのサイズが規格外w
今行ったら食べきれないんだろうなぁ...
▼大喜 根塚店
転用:食べログ
大喜は富山県内に沢山ありますがこの根塚店が一番うまい。
富山のソウルフードである富山ブラックラーメンも食べれます。
※僕はそこまで得意でないので食べていません...
▼東条うどん
最後は東条うどんというところです。
おすすめである焼きチーズに柔らかい肉がトッピングされているカレーうどん。カレーも天然だしをベースに生クリームなどが入っていてめちゃうまい。
地元にいる残り数日間で必ず行きたい場所。
まだまだ富山県には美味しい食事ができるところが沢山あります。
今回は回転寿司と実際に僕が鬼リピートしていた場所を紹介しました。
このような感じで美味しい食事ができる場所も沢山がたくさんあります。
④ 温泉・銭湯
僕が上京して一番ビックリした印象がある温泉・銭湯です。
東京でサウナ付きのスーパー銭湯に行くとザラに¥2,000-〜¥3,000−くらいします。
それが富山県では殆どのところで¥800−以内では入れます...これマジで凄いことなんですよ。
おすすめしたい温泉・銭湯はたくさんありすぎて紹介するのも大変なので僕が帰省してから実際に行った温泉・銭湯だけ紹介しておきます。
▼満天の湯 富山店
公式HPはこちら。
▼湯めごこち
公式HPはこちら。
▼アルプスの湯
公式HPはこちら。
▼大岩不動の湯
▼その他の富山県内でおすすめの
温泉・銭湯まとめ記事
もはやこのグルメたちと温泉・銭湯だけを楽しみに富山県に来てもいいのではないかと考えるくらいです。
この魅力をどう伝えるか。
マーケティング思考を持ち考えてみる。
さて、ここまで僕が知っている限りの富山県(主に東部)の魅力をお伝えしてきました。
正直まだまだ調べればたくさんあるとは思いますが記事の趣旨と少し離れてしまうので割愛いたします。
どうしてここまで良いモノがあるにも関わらず人が少ないことが考えられるのでしょうか。恐らく県外からの旅行客が少ないのではないのではないでしょうか。
新型コロナの影響もあり旅行客が少なくなることは凡そ検討はつきます。
ただそれ以前に「ユーザーが知らないサービスは”世の中に無い”と同じ」なのです。
そして「どうしたら富山県に来てくれるか」「このサービスをどうしたら世の中に認知させられるか」をあまり考えられていないのではないかと思います。
富山県民に「富山のどこがいいですか〜?」なんて聞いたらよく返ってくるのは下記の回答です。
「山、海しかなくて何もない」
「ご飯が美味しくらい」
などなど割と否定的な返しが多いな〜という印象です。
実際に僕も富山県に住んでいる際は同等の考えでした。
しかし東京に引っ越し、富山県を客観的に見て「めちゃくちゃいいちゃん」と感じることがたくさんあります。
僕の持論として富山県を盛り上げるためには下記のような思考法を持った人が富山県を変えるために動くべきなのではないかと考えます。
✗「山しかない」→ ◯「山がある」
✗「海しかない」→ ◯「海がある」
✗「美味しいご飯しかない」 →◯「美味しいご飯がある」
✗「公園しかない」→ ◯「公園がある」
このように例えば「山しかない」ではなく「山がある」といった考え方にシフトチェンジした場合、僕の地元である富山県には非常に多くの可能性が残っていると考えております。
この考え方は株式会社刀の代表取締役社長、森岡毅さんのマーケティング理論に基づく考え方です。
森岡さんは低迷していたUSJを始めとし、丸亀製麺、西武園ゆうえんちなどをV字回復させた天才マーケターです。
この考えを元に今後、僕が今携わっているビジネスや事業を通じて、
富山県を活性化させるためのビジネス展開
も視野に入れて動いてみても面白いなと考えています。
人がいないのであれば現時点で人が魅力と感じるリソースは何なのか?
この考えをベースに、
¥26,000−を出してまで出して来る価値はあるのか?
※東京⇔富山の新幹線代金
上記を深く深く掘っていくべきだと考えます。
現時点の僕の浅い考えですらまだまだ可能性はあると思います。
だからこそマーケティング脳を持ち、
「定数」=変えられない事実
ばかりに目を向けるのではなく
「変数」=変えられる事実
に目を向けるべきなのでは無いでしょうか。
本記事を見て少しでも「富山、いいじゃん」
そう思ったあなたへ。
まず行ってみて下さい。そして感想を聞かせて下さい。
そして読者さんの中には富山県出身の方、富山県へ在住の方も多くいるでしょう。
その方は「こんなところがおすすめだよ」と是非コメント欄で教えて下さい。
まだまだ可能性のある富山県。
そして富山県に限らず地方にはまだまだ可能性が非常に多くあると考えております。
実は現在、自分自身の事業を通じ富山県内の企業様とも関わりがあります。
富山県出身の僕が更にビジネススキルを高め富山の良さを全国へ届け、
地域貢献できるよう日々、精進していきます。
長文にお付き合いいただきありがとうございました。
引き続き、がんばります。
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