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【10分で経営者以上の財務スキルを身につけられるための記事】

皆さんこんにちは🙇‍♂️とみです。

今回は

【MUPウサギクラスWEEK16】

の内容のご紹介をしていきます。

【MUPウサギクラス】に関しての記事もまとめてるので是非ご覧ください。

ここから一緒に学んでいきましょう。


今回の【MUPWEEK16】の内容は

◆財務スキル-PL理解◆

についてです。”財務”をしっかりと理解することで

・本当にこのお店が儲かっているのか?

・ここにお店を作れば儲かるのか?

・このようなサービスをやれば本当に儲かるのか?

これらを”イメージ”ではなく”数字”に落とし込むスキルが身につきます。これをなしにはどんな事業でも成功しないので、是非ここで一緒に学んでいきましょう。


財務スキル2つの重要な要素

◆損益計算書(PL)◆

・一定期間の経営の成績表(利益)

結論、1年間でいくら利益を出したか


◆貸借対照表(BS)◆

・一時天の財政状態の指標

=①期末時点で、会社に存在する財産の状態を示す

=②会社資金の調達と運用状況を表す

ここから詳しく説明をしていきます。



◆損益計算書(PL)◆

この損益計算書(以下PL略)をしっかりと理解する事ができると

・自分で経営をするということ

・実際に自分が事業に投資をするときもここがこれだけの儲けを出す仕組みなんだな

ということがが理解できます。

だから自分で事業をやることもできるし、他の人の事業のやっている内容がわかるから投資を行うこともできるのです。

それだけ重要なことですので是非ご覧ください。

【PLの仕組み】

=収益と費用を比べて利益(または損失)を出している

簡単に説明をすると以下のような形になります。

【収益】−【費用】=”利益”

すごく簡単に言葉で説明をすると、売り上げたお金からかかった費用を引いて残ったお金が”利益”だということ。これだと小学生でも理解できると思います。

ここでも【収益】の中でもいろいろな種類があったり、

かかってくる【費用】にもこのような種類があります。これは覚えなくても良いので目だけを通してみてください。

【収益】の大まかな種類
・売上高
・営業外収益
・特別利益
【費用】の大まかな種類
・売上原価
・販売管理費用
・営業外費用
・特別損失
・営業外費用



PLにはいくつかの利益の種類が表示されている

PLにこの5個の利益名表示されています。

◆売上総利益◆

◆営業利益◆

◆経常利益◆

◆税引前当期純利益◆

◆当期純利益◆

これだけだと何がなんでかわかりませんよね?ただこの中にある

◆当期純利益◆=『会社に最終的に残るお金』

と覚えることは簡単ですよね?

そうしましたら残り”4つ”を理解すれば良いというわけです!ではここからはこの”4つ”の利益について詳しく解説していきます。



◆売上総利益◆

【結論】本業の利益(売上高から売上原価を差し引いて算出)

これを簡単に説明していきます。

皆さん『コーヒーショップ』を思い浮かべてください。『コーヒーショップ』本業”コーヒーを売ること”ですよね?

コーヒーの販売が本業ということは単純にコーヒーを売って、その対価にお金を払ってもらったもの”売上”

コーヒーの原価”売上原価”、そしてその差分【売上総利益】ということ。

要するに

【売上高】(コーヒー1杯500円)

【売上原価】(コーヒー1杯の仕入れ100円)

【売上総利益】400円!!!!!

めちゃめちゃ簡単ですよね?このように本業のものを売って出た利益が”売上総利益”なのです。



◆営業利益◆

【結論】=”売上総利益”から”販売費”と”一般管理費”(販管費)を差し引いて算出

ここで出てきた

【販管費】とは

・従業員給料

・広告宣伝費用

・店舗の賃料

のように商品を販売するための”間接的にかかるコスト”です。コーヒーを売る為には人、場所、集客が必要ですよね?

簡単に計算式を書くとこのようになります。

【売上高】(コーヒー1杯500円)

【売上原価】(コーヒー1杯の仕入れ100円)

【販管費】
(コーヒー1杯売るのにかかった従業員の給料、広告宣伝費、店舗の賃料300円)

【営業利益】100円!!!!

となります。




◆経常利益◆

【結論】=本業で獲得した利益以外に、本業以外で獲得した収益と費用を加算して算出

なんじゃこりゃと思うかもしれませんが簡単に説明をすると本業以外で毎月継続的に発生する利益のことです。例えば

・イベントスペース利用(場所貸し出し)

・レッスン料金

などのことです。

本来”コーヒーを売るという事”が本業ですよね?しかし”コーヒーを売るという事以外”本業以外で発生する利益のことを経常利益というのです。

と同時に経常利益が発生するということはその利益を生み出すためにかかってくる費用もあるのです。それが”営業外費用”といわれています。

これらを踏まえるとこのような式ができます。

【売上高】(コーヒー1杯500円

【営業外収益】(・イベントスペース利用、貸出・レッスン料)
=1,000円

【売上原価】(コーヒー1杯の仕入れ100円

【販管費】
(コーヒー1杯売るのにかかった従業員の給料、広告宣伝費、店舗の賃料300円

【営業外費用】(例:イベントスペースを貸出した時の販管費)
=500円

【経常利益】600円!!!

となるのです。




◆税引前当期純利益◆

【結論】

当期に発生した全ての事情を加味した利益のことです。

簡単に説明をすると毎月ではなく単発的、突発的な損益のことです。例えばこのような例があげられます。

・キッチンの故障(損失)

・店舗の売却(利益)

などがあげられます。

まとめてわかりやすく表すと

【売上高】

【営業外収益】

【特別利益】←new

【売上原価】

【販管費】

【営業外損失】

【特別損失】←new

【税引前当期純利益】

となります。

そしてこの【税引前当期純利益】”税金”をかけると

【当期純利益】

になるのです。


【まとめ】

この”当期純利益”という手元に残るピュアな利益を求めるためのまとめをしたいと思います。


【売上高】➖【売上原価】

⬇️⬇️⬇️⬇️

【売上総利益】

単純に売上−原価の利益



【売上総利益】➖【販管費】

⬇️⬇️⬇️⬇️

【営業利益】

間接的なコストを引いた利益



【営業利益】➖【営業外利益】

⬇️⬇️⬇️⬇️

【経常利益】

毎月発生する本業以外利益



【経常利益】➖【営業外損失】

⬇️⬇️⬇️⬇️

【税引前当期純利益】

突発的な損失



【税引前当期純利益】➖【法人税】

⬇️⬇️⬇️⬇️

◆当期純利益◆

税金など加味した損益


となります!!!だから最終的な結論、

【損益計算書】
=特定の期間における会社の経営の成績表

なのです。

これらをしっかりとインプットする事ができるといろいろな企業の損益計算書ってどのような感じなんだろうと思い浮かべる事ができます。

・スターバックスコーヒー

・資生堂

・吉野家

・ルイヴィトン

などなど

PLをしっかりと読む事ができる上で売上原価や販管費について考えてみてください。そうすると当期純利益がどのくらいという事が理解できてきます。


私自身も実際に活かすところが少ない分、実際に自らで使用する際にはこのnoteを読み返しながら行っていきたいと考えています。


今回も最後までご覧いただきありがとうございました🙇‍♂️

またぜひ見にきて下さい🙇‍♂️




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