画像1

家族びより from 人生燦歌 ーKey of Lifeー 2016

冨永裕輔
00:00 | 00:00

※試聴版。オリジナル版(03:55)は購入後に視聴可能。

本日は、前回に続いて配信リクエストにお応えして、note限定配信をお届けします。
そして今回も、人生をともに歩む物語を描いたラブソングです。

その楽曲とは、RKB放送開局60周年「家族びより」の主題歌となった『家族びより』です。
視聴者さんの素敵な家族写真や動画、メッセージにあわせて、この楽曲がテレビ・ラジオで毎日のように流れました。

さて、家族というものは、多くの場合は産まれたときから接する最も近い社会だと思います。
ですが、その家族というものも、もともとは他人だった父と母から始まる物語です。

人間の生まれ変わりを肯定すると、生まれ変わる理由があるはずです。
それを、魂を磨き成長するためだとすると、一番身近な家族というものは、最も多くの経験を積める成長の場になり得ます。

そして、成長するために必要なのは“気づき”だと思います。
今まではわからなかったことを、なにかの課題を克服して乗り越えて“わかる”ようになる“気づき”。
実際の体験を通して“腑に落ちる”という感覚が、その“気づき”だと思いますし、それはつまり、“悟る”ということでもあるんだと思います。

だとすると、家族というものは、順風満帆な物語だけではその“気づき”が少なく、魂を磨くチャンスが得られないのかもしれません。

だからこそ、家族というものは、一筋縄ではいかない、課題に満ちたものだと言えるのではないでしょうか。

そう考えると、産まれる前のお空の上で、お互いの本当の目的である魂の成長のために、ともに困難を共有して魂を磨き合うことを約束して、家族になるために産まれてきたのかもしれません。
そのすべての約束を忘れて人は生きていますが、約束通りに出会い、家族となり、人生の物語を共有していく。
改めて、今回の人生で家族となってくれた魂に、心から感謝したいですね。
(家族という形の概念は、人生のケースによって様々であると思います。婚姻や血のつながりを超えた家族の場合もあると思います。)

ぼくも家族というものには幼少より多くの課題や困難を経験しました。
しかし、その一つひとつがなければ、ぼくは歌手を志していませんし、東京に行くこともなく、みんなとも出会っていなかったことでしょう。

ですが、ぼくの魂の願いの中心に“歌”があったのだから、そのすべての課題や困難も、魂を磨き願いを叶えていくための贈り物であり、約束だったのだと思います。

きっと、どんな家族にも、外からは見えない苦悩や、唯一無二の物語があると思います。
ですが、そのすべてが、産まれてきたことの目的を果たすためのパートナーなのだと思います。

今日は改めて『家族びより』を聴きながら、あなたとあなたの家族ならではの物語、そしてその本当の意味を感じ、やさしい気持ちで味わってみてください。

もしそこに、心の傷があるのならそれが癒されていくことを、そして、幸せな瞬間が永遠の時のなかで輝いていくことを願い、あなたに贈ります。



「家族びより」  作詞・作曲 冨永裕輔

はじまりは他人だった 
偶然の出会いから 恋におちた

なにもかも輝いていた あの頃に帰ろう

今日は家族びより きみのおかげで ぼくは父になり
今日のささやかな幸せも 何倍にも溢れたよ

どうしたの?
悩みごとがあるなら話してみて ちからになるよ

だれもかれも 敵に見えても 最後まで味方だよ

今日は家族びより きみが笑うと ぼくも嬉しくて
今日の傷ついた悲しみも 分け合えば ほら笑えた

今日は家族びより わけもなく みんなで出かけよう
今日の何気ない一ページ それがぼくらの物語(ストーリー)

今日は家族びより きみがいるから ぼくもここにいる
今日のささやかな幸せを 守りながら 寄り添いながら
これからも生きてゆこう

はじまりは他人だった
運命の出会いから 家族になった

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
明日もあなたに良いことがありますように♪

ここから先は

¥ 500

よろしければサポートをお願いします! コロナによりライブ中心の音楽活動は難しくなりました。 しかし変革のチャンスにして、レコーディング、撮影、配信機材を整えています。いただいたサポートを更なる向上と持続に活かし、ますます有意義であなたにお楽しみいただけるnote発信を続けます。